「螺尾福海」

 今日はお正月休みを頂いて吉野に行ってきました。

 この所の寒波で山は雪だらけ。

 そんな中を歩くと...

 気分は「マッチ売りの中年男」や「嫁を探して三千里」

 寂寥感たっぷりですが、その分、年末年始の喧噪を祓い、

 スッキリとした気分で御参りが出来ました。

 その後、懇意にして頂いている〇田商店で法螺貝を吹かせて貰いました。

 教えて貰った事がないのですが、

 龍笛では笛に、石笛では石に聞くのと同様、

 貝に聞いてみると案外すんなり鳴りました。

 表現や作法、あるべき様は存じませんが、

 余計な事はせず、素材に任せるのが共通原理の様です。

 面白かったのは...当然ですが、素材によって響き方、響く所が違うこと。

 計10本ほど吹きましたが、一本だけ肚にズバッと響き、音が格段に違うものがありました。

 肚で合わせないと音が出ないし、鳴れば肚から全身に響く。

 吹けば吹くほど、肚に響き、心身が調整され、とても心地良い...

 それが傍で聞いている人へも震動・波動として伝わるのが凄いなと想いました。

 その一本に学ぶ内、他でも同じく吹ける様になりましたが、

 やっぱり作為が入るので、この一本がいいなぁと。

 まぁ、本職さんのチョイスとは異なるかもしれませんけれど、

 どの様な音色、響きでどこに、どこまで、どの様に自分や周囲に響くか?

 身体作りを教えてくれる道具であるか?が、私としてのチョイスかなと。

 肚を練るのに一本欲しくなりました。

 法螺を吹く方達は法螺師と言って、そのトップは「一級法螺師」だとか。

 ちょっと意味を取り違えそうな響きです。

 私は「螺尾福海」を目指しましょうか?
 (参照:地獄八景亡者戯)  

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2018-01-15 00:00 | きまぐれ日記