2011年 04月 12日
「響きと共鳴」
ひとつは、声に「響き」の要素が増したせいだと思う。
プールで補聴器を外している方にも聞こえ易いと言われる。
初めは、喉や口先でしゃべっていた声が、鼻腔や気管、骨へと響く様になって来て、段々、
頭蓋骨や身体の中まで響き出し、楽器っぽくなって来ていることに気付いた。
そして、ひとつひとつの母音を丁寧に話す様にもなった。
それで、歌の情感の伝わり方が左右されるのにびっくりしたから。
なので、話し方が上手くなったわけではない。
共鳴するんだろうか?
あと、そんな声を愉しんで出している自分がいるからだと思う。
呼吸は自分の心と身体の状態を写すけれど、それが響きになると、内的触覚としてとても
分かり易く、ダイレクトだ。
それをチューニングする。
上手く行くと気持ちいい。
気持ちいい状態でお話するものだから、そんな気持ちや情感を体感として共感して頂き易い
のかもしれない。
更に、お話する方が楽器のごとく、みえる。
体つき、話し方で響き方がなんとなく分かる。
人により、打楽器、管楽器、様々だけど、どこでチューニングして、どこで響く?なんて
イメージが湧き易い。
なかなか面白い。研究してみる。

バランス運動療法(Balance Movement Therapy)春風堂♪
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by cute-qp
| 2011-04-12 00:00