「ハンマーよもやま話」

 「ハンマーを鞭の様に」に関したよもやま話など。

 実家の父にハンマーの話をすると

 「それちゃんと撓るか?」と言われました。

 用途にもよりますが、

 鞭の様な使い方をするハンマーの柄は「しなる」材質の様で、

 例えば、石屋さんが石を割る時のそれは見た目にも「うねる」感じだったらしいです。

 無知な私のものも知らぬ間に「ヒッコリ」製...昔のスキー板の材料です。

 だから、うねるまでは行かないけれど、

 鍬などの柄より若干「粘り」がある様に思います。

 かつては、柄だけを売る「柄屋」と言うのがあり、

 用途によって様々な柄が存在していて、

 それを職人さんが個々に応じたすげ替えをしていたとか。
 (結構、はやっていたらしく)

 そんなものが機械化・平準化・消耗品化され、

 プロの多くもホームセンターで買う時代になりましたから、

 昔からあるシンプルで優れた道具もその使い方が変化し、

 技術が消えて行っているのかもしれません。

 現に「ハンマー使い」を検索してみましたがみ~んな「手打ち」でした。

 今となってはなかなかに難しい話ですが、

 稽古のためにはやはり「道具探し・選び」は大切な様です。 

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2017-11-22 00:00 | きまぐれ日記

「ハンマーを鞭の様に」

 「ハンマーを鞭の様に使う」稽古(「ひたすら杭を打つ」)。

 鞭とハンマーは逆構造・逆原理。

 どうすべきか?

 「人間がハンマーを使うときは、人間がむちになり、

  動きの軌跡を工夫することにより、ハンマーの欠点を補い、

  ハンマーの先端に大きなスピードをあえやすくし、

  その利点を最大に生かしている。」 (引用:原初生命体としての人間 野口三千三先生)


 明解に書いてある(笑:1972年時点で)。

 叩き台(カリキュラム)をベースに、別途、オリジナルの工夫が必要。

 なんか嬉しい。楽しい。

 自分の鞭に泣かぬ様、杭なき様。

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2017-11-21 16:30 | きまぐれ日記

「ひたすら杭を打つ」

 「杭打ち」の稽古に励む。

 かつて、W先生が初稿をベースに稽古をつけて下さったのですが、

 当時は型で精一杯の初心者...ただただ必死なだけでした(笑)。

 現在の杭打ちも「手先打ち」しか見かけません。
 (「杭打ち機」などが出来たからでしょうか?)

 ようやく入口に立てたのですから、

 K野先生の感動された杭打ちに近づける様積み重ねます。

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2017-11-20 00:00 | きまぐれ日記

「共通するもの」

 この所、登拝の装備をわざと重くしたり、

 平地でも歩く距離を十数キロに挙げています。

 体力や持久力UPと言う訳ではありません。

 これも「脳を緩める」稽古の一環で、その為の「負荷」や「臨界」です。

 昔、千日回峰行者様のお体を拝見したことがあります。

 満行後十数年経過していたのに、「生麩」の様なお体で全く力みがありませんでした。

 満行までの行程を思えば「ムキムキ」の様に思えますが、

 もしそうなら、多分、心身共にもたないハズ。

 実際、登山愛好家やマラソンランナーのお体も拝見しましたが、

 ガチガチ・怪我だらけで、多くの方は、それをムキムキで克服しようとし、

 悪循環と自己暗示に陥っていました。

 その時、行者様に行のお話を拝聴したり、

 個人的に行のシステムを調べ、自分でも追体験してみて、

 生麩の様な心身になるシステムと工夫がある事が見えて来ました。

 ここに「筋力」と「呼吸力」の差を見た気がしました。

 合気の達人の毎日素振り千回とか腕立て数百回なんて話も

 多分、「それだけやっても力まない」と言う事でしょう。

 そんな特殊な例でなくても、

 昔は女性でも徒歩で全国を旅をしていた訳ですし、

 今でも薪や水壺を運ぶお母さんがいる国があります。

 そこに「術(生活の)」や「共通原理」がある!って思いました。

 それらは真剣や鉄棒などの中に、様々な形で見えて来ます。

 本日の背中や羽根の話も、その芯のひとつですね。

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 時折、「やりすぎ」って言われたりします(笑)。

 間違いなく「老婆心」からで有り難いです。

 「愚鈍」でしょうが、とにかく「体験」したい性分なんです。

 それに、そのご心配が「思いっきり」やられたであろう証拠だと思います。

 お釈迦さまも苦行しまくって「無駄」って仰った訳ですし。

 とりあえず、私は還暦までは思いっきりやってみまする(笑)。

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by cute-qp | 2017-11-19 01:00 | きまぐれ日記

「ほそ~く、なが~く」

 この3年弱の纏めとして、8・9・10月は色々な事をやってみました。

 今のレベル以上の事や過去に挫折した事などなど。

 案の定、身も心も芯からくたくたになって、

 でも、何とかそれらをクリア出来ました。

 昔の自分からすると快挙ですが、予想に反し感動はなく、 

 へとへとで「真っ白」と言う感じでした。

 登拝初年度を振り返れば、意味が分からず、ただただ必死でした。

 登る体も出来ておらず、一生懸命なだけで落ち着きがありません。

 余りに辛くて、独り泣いたり怒ったりしながら、

 「誰か何か教えてくれよ!」って何べんも思いましたが(笑)、

 例えば、「山の日の出が綺麗だなぁ」って事は、

 自分でそれを経験して感じ、学ぶものなんで教わり様がない。

 それをひたすら繰り返し、継続、自分で経験し、感じて行く...。

 なので、ある意味「真っ白」は正解だったのでしょう。

 そして、「再び、歩く」

 すると暫くして、ホームのお山の登拝道が崩落、登拝が出来なくなりました。

 仕方なく、別ルートを幾つか模索し、再開を待つ事に。

 面白かったのは山の辺の道39k(全路)を歩いた時の事。
 (人気の「山の辺の道 南路」 16kは楽しく歩けます。)

 長距離となると、コンクリやアスファルトの平地がとても辛いのですが、

 山になると疲れていても、坂道でも力が漲る(笑)。

 道路の硬さや歩き方の慣れの関係もありそうですが、

 何か貰ってる感、支えられ感が一杯で気が満ち満ちて来る。
 (ゲームで何かアイテムを取った時みたいに:笑)

 そして、水に居る時、水の精や龍なんかを感じる様に、

 何となく山の精とか天狗さんみたいなのを感じる。

 動物と出会う事が多くなり、適当な距離を保ち、ひととき共に歩く。

 知らないルートでも勘が働き、上手くいったり、面白かったり...。
 
 苦手な事が、得意の「水中」での感覚、楽しさに近くなり、自分でも驚きです。

 以前、「お山から教えて貰える様になんなさい」...って伺った事がありますが、

 年齢と体力の許す限り、「ほそ~く、なが~く」そこを目指します。

 ちなみに、ホームの登拝道は修復を完了し、早朝、一番に登拝。

 気持ち良い~!...けれど、こちらでは相変わらず、ぶつかり稽古。

 保護者(担任?)は常に厳しい様です。

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by cute-qp | 2017-11-15 16:00 | きまぐれ日記

「ソリが合う」

 日本刀の構造や特徴を感覚的に探って行くと、ホントに凄い。

 特に、私が拘るのが「反り」

 その捉え方やイメージの仕方、取り組み方で、

 一様でない表現や要素に気付ける。

 「重心」・「センタリング」・「吊るし」と「反り」 

 「二点弁別」と「反り」の差異・区別

 「ベクトル」・「刃筋」と「反り」、その「イメージ」・「意識の使い方」・「体運動」・「体作り」

 「立替」と「反り」と「仙腸関節」

 「手の内」・「引きと攻め」と「反り」

 「反り」⇒「円」⇒「球」・「宇宙ゴマ」

 「反り」の種類と使い方、イメージングの多様性。

 「武器(道具)」と「反りの形状」、「戦い方(動き方)の特性」などなど...

 挙げれば沢山の捉え方、イメージがあり、

 時として、逆説的、発想転換、体感や直感からのシンクロで、

 日々、違う切り口が出て来る。

 真理はひとつ・シンプルだけど、常に、多面・多様に見て行く面白さがある。

 柔軟でないと即興で思うイメージとそれに伴う体運動が出来ない深さがある。

 そのベースには呼吸に伴う、丁寧な「沈墜勁」の稽古が必要(「脳を緩める」)。

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2017-11-12 20:30 | きまぐれ日記

「”合”の道」

 棘を抜こうと、ふと、指を見つめ...「見えん」

 ギリで電車に乗ろうと最速スピード...「我はホームに」

 寺で力試しの巨大錫杖を持つ...「腰がつる」

 40半ばを過ぎ、現実を刻々と突きつけられます。

 段々、ホントに無理・無茶が出来なくなって来ました。

 そこで、ある人は諦め、ある人は抗い...

 その「正」・「反」の他、私にはようやく「合」の道が見えて来ました。

 無理が出来ない...分、自分と自分本来の心と体の歩調が合い易くなりました。

 心身はリラックスし、自分がとても見つめ易いです。

 モノの見方や発想も少しずつ変わり始めました。

 すると「出来ない」と思っていた事も出来る様になったりして...。

 これも一重に、そう言う生き方をして来た先達を垣間見、触れ合い、

 迷いつつも、「信」となったお陰に他なりません。

 柔(やわら)や合気、剣の名手の多くはご長寿。

 年を経る程、その技が洗練され、リラックスの度合いも半端ではありません。

 「力が出せない、無理出来ない」 ⇔ 「リラックス」・「自己観照」 ⇔ 「やわら」

 この関係性に実感を伴い、気付ける事はとても大きいです。

 「バランス感覚」や「ベクトル感覚」、「脳を緩める」、「全身を強調させる」など、

 様々な発想やモノの見え方がこの「実感」と「実体験」の中から生まれる様です。

 先達が凄いのが、生涯、創意工夫して、よりリラックスの度合いを深め、

 「違う発想」の元、「自分の能力の臨界を日々広げて行った」事。

 老いと共に「ただ、縮小する」と思った世界を、結果「広げて行った」事実です。

 それが今日「合気」とか「神経訓練法」、「東洋医学」と言ったものに昇華されました。

 「こう言う事を言いたかったのかも?」...なんて、最近、よく感じます。 

 後年、それが「型」になったりして、

 何となくおかしいこともま、ま、起こって来ています。

 その辺は当方のチョイスと感覚で選択させて頂いて、

 是非、自分や周囲の方の美容や健康、生活に生かせる切っ掛けになれればと思います。  

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2017-11-08 00:00 | きまぐれ日記

「脳を緩める」

 「何故、鉄棒や真剣の稽古で固まるのか?」

 その重さ、その刺激量ゆえに

 心は何とかしようと緊張し、

 体は無意識に目一杯強張って、共に動かなくなる。

 そこに目的意識が入り、焦り、感覚が鈍る。要領をかます。

 結果、脳が学習するのは「緊張」で、それが深く・無意識・暗示的になって行く。

 なかなかに、手強い。

 そこに、先生が模範で自在に操る姿を観れば、

 ついつい、体の動きを見ているつもりで、

 その行為のみに意識は引かれ、

 いつしか、その外見をひたすら真似し追随しようとする。

 参ったもんだ。

 先ずは、重さや硬さ質量に「抵抗せず、諦め、自ら動こう」としない。

 呼吸に合わせ、自分の最小限で、ただ、佇む。

 それだけで、微動だが運動は起こる。

 そこを自覚・発見し、とにかく、静かに小さく、ゆっくり、丁寧に。

 そして、「じっくりと」

 次第に、脳はリラックスし、「瞑想(止観・俯瞰)」状態に。

 すると自分の「強張り」や「心の緊張、拘り」が透けて来る。

 自分の「ありのまま」と「作為」の差がはっきりして来る。

 そこで、重さを上手くセンタリングすると、重さや刺激が消え、

 徐々に心身が緩むのを感じられる様になる。

 更にじっくり、そして「徐々に、段階的に」

 すると、緩み、感じられるのは、「脳が緩む」事だと体感・体験が進む。

 「脳が緩む体の動かし方、心の働き、意識の持ち様」が見えてくる。
 
 「呼吸力」の片鱗や「神経訓練呼吸法」の本質が見え始める。

 先ず「自分の脳が緩む事」と「その様な稽古」がベース。

 それが「健康法」・「治療」・「武術」のみならず、色々なことの基礎感覚になる。

 後は、個々人の課題と各論、バリエーションと工夫。

 重いものを軽く、軽いものを重く。

 柔よく剛を制す など...

 一見、矛盾する様な出来事の妙はここにある。

 とりあえず、個人的纏め。

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                 30数年ぶりの美保神社 久々の「里帰り」となりました。

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2017-11-06 14:00 | きまぐれ日記