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「身勢を作る」

 ようやく、整理がついたので3月の纏めを致します。

 ちょうど、個人的な取り組みの2回目のゴール(結願)が3月末。

 その最終月に観照塾の担当をさせて頂く事となりました。

 剣術は先生が研究会等で詳しく解説されており、

 どうしたものか?と当惑しましたが、

 先生の親心やこのタイミングに想う事があり、取り組ませて頂きました。

 とは言え、はて、何をしよう?...散々悩み、

 「刀法」と来れば、次は「身勢作り」と思い至りました。

 「歩法」を受け、「体操」に繋ぐにもピッタリと感じたからです。

 「身勢を作るとは何なのか?」

 これを自分がなかなか腑に落ちなかったり出来なかったことや、
 (「疾雷刀」・「横雷刀」・「相架返し」・「城郭勢」・「和卜」など)

 どうしても抜けたり、意識が飛ぶこと、
 (「呼吸と重力」・「分け目・搦」・「引きと攻め」・「物打ちの意識」など)

 皆さんが苦労していることを見ながら取り組んだ4回でした。
 (「バランス感」・「ベクトル」・「脱力」・「位相」・「軸を伸ばす」など)

 結果的に、己が「身勢」を多面的に学ぶ機会となり、

 長年、五里霧中でやって来たことの霧が少しずつ晴れ、

 その全体像や展望が広がって行く様でした。

 その目で「身勢作り」は、単なる「身体作り」ではないことを感じます。

 例えば、我々は「構え」と呼ばず「〇〇勢」とか「位」と言います。

 「勢い」は心や体など、変化するもののあるバランスの様子で、

 定型(構え)でも、条件付きでもありません。

 その「勢い」を自由自在に操作できるようになり、

 身体や技量、心、人としての「位」のレベルに昇華して行く。

 その「位」を如何に作って行くか?が「身勢作り」の命題と感じました。

 そこを踏まえて、初めて「無形」や「無刀取り」に繋がる稽古になる...

 今はそう思います。

 「自分を定めて行く作業」と言えるかもしれません。

 年間カリキュラムは移行しますが、

 落ち穂拾いをしつつ、身勢と中段を研究されると面白いと思います。

 今、仕事をしていますと、条件設定の無い中段のようです。

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 おまけで、結願についてお話します。

 この日、私は富士宮に旅行しています。

 縁があり、何よりコチラが好きなのです。

 そして、誘われる様に、自動的に出発日が決まります。

 どこかしら、遠距離恋愛している恋人に会う様なワクワク感と、

 ワンクール最終回の纏めとして、予想を越えた驚きや体験があります。

 前回は日帰りでしたので、今回は一泊二日じっくり堪能して来ました。
 (前回はK野先生が取り上げて下さいました。「素材が与えるエナジー」

 まず、「富士山本宮浅間大社」です。
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 信玄桜が五分咲き、空気も気持ち良いです。
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 特に、コチラの水の気はとても繊細で心地良く、大好きです。

 湧玉池でお水を頂いて来ました。

 そのまま、今回は「山宮浅間大社」にも足を伸ばしました。
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 「元浅間」と呼ばれる所で、清々しさ限りなし。
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 この2か所でズバッと一本入るものがあり「定まりました」
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 ご縁があったんだな、ありがたいなあと感無量。

 更に「村山浅間大社」に...富士修験道の地で、登山道の一つです。
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 人ひとり居られず、お堂もお社も鍵が掛っている。

 残念!って想ったら、管理人の方と偶然出くわし、

 わざわざ、私ひとりの為に御開帳して下さいました(感謝!)。

 そして、白糸の滝へ。
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 不思議ですが、以前、ここを訪れ、4カ月続いた喘息発作が一発完治。
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 今回も眩暈や体調不良が吹っ飛びました。

 この地が私の心や身体に合っていたのかもしれませんし、

 それだけ、自然の力が偉大なのだと想います。

 冨士講にとって「偉大な水垢離場」と言うのも頷けます。 

 で、前回、ふと紛れ込んだとある行場へ直行。
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 ここでも、お水を頂きました。
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 更に、水好き人間は、山梨方面へ田貫湖、本栖湖、精進湖を散策。
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 お札(今は千円)の図柄にもなった絶景で、

 湖も富士山は綺麗だし、泳ぎたい事限りなし!

 不思議なのは、冨士周辺の水は潤い(湿度)より、霧っぽく、

 マッサージオイルで言うと、べたつき感が少なくて、薄く伸び、

 肌に染み込む高級オイルみたい。

 次回は是非、泳いでみたい!

 そして、冨士山...見てると自分の世界のちっちゃさを想いますし、

 ちっぽけなことに拘るのが馬鹿馬鹿しく思えて来ます。

 今度、ヒマラヤ山麓に行ったらもっと感じるんだろうなあ。

 宇宙に出たら...(笑)。

 富士山麓に行きますと、何か自分を取り戻せると言いますか、

 自分も知らない、自分の良い部分を引き出して貰える気がしてます。

 そして、4月から第3タームに入ります。

 焦点が定まり、コツコツ歩む先に何が待っているのか?楽しみです。

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2016-03-31 00:00 | バランス運動療法・調整法

「紐解く」

 「呼吸法」の講習会から数日経ち、復習しながら、

 成瀬先生の本や「アサナ プラナヤマ ムドラ バンダ」を参照しているのですが、

 以前と感じ方、読める部分、捉え方が変わったのを感じます。

 ホントありがたい機会を頂きました。

 そして、インド人の、

 「自分の全てを知り尽くそう」

 「自分の隅々までコントロールしよう」
 (自分の自然死まで)

 と言う良い意味での貪欲さに改めて感心しました。
 (そりゃ「0」を発見するし、数学やITでトップになるな)

 「自分が宇宙だ」って古代から気づいているのも凄いです。
 (「インド人もびっくり」って実は凄い!?)

 一方、「紐解く」愉しさや「どう紐解くか?」の大切さも感じています。

 例えば、先述した2つの本で、同じ事も解釈が違う部分があります。

 それは著者の個性や方向性の違いかもしれませんし、

 どちらも正しく、どちらも誤っているかもしれない。

 また、古典や外国の本なら時代や国、民族、風俗など異なります。

 今の私と同じ観点で必ずしも捉えられません。

 結局、自分で一個一個判別するしかありません。

 でも、これ、気づくとかなり愉しい作業だと分かります。

 他人はどうか?別として、自分は非常に愉しい。

 その愉しさを上手く周囲と共有しているのが、某お2人と感じます。

 で、あくまで、どこまでも「独り遊びサイコ~」ってノリも同じ様です。

 それにしても...成瀬先生の徹底した観察と取り組みを前にして、

 「天保山」と「エベレスト」位の差を感じました。
 (そんな差で収まるレベルじゃないんですが:笑)

 まぁ、吐き方が呆れるほど雑で不完全だし、

 これ程、呼吸のポテンシャルや可能性、表現が低いと思わなかった...

 だ・け・に・面白さ全開。

 人間の活動の中、「呼吸」だけは唯一止め続けることは出来ない。

 でも、工夫と練習次第でコントロール出来、

 人間活動を根本から変える鍵になる。

 凄いですね。

 どんどん紐解いて行きたいと想います。

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2016-03-02 00:00 | バランス運動療法・調整法