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「力抜き泳法」

 久しぶりにプールに行きました。

 連日の猛暑もありましたが、呼吸法研究会でのある出来事が気になったからです。

 肩に急に筋肉がつき、固まっている参加者がおられました。

 不思議に思い、理由を尋ねると「水泳始めました」とのこと。

 「何で水泳でカチカチになるねん!!」...思わず言ってしまいましたが(笑)、

 実際、そう言う方が大半で、プロも肩を壊している方は多く、手術痕をよく見かけます。

 何故そうなってしまうのか!?...改めて、取り組むことにしました。

 本当に久々なので、先入観なしにメニューを組み立てられたのが印象的です。

 まずは、「伏し浮き」ならぬ「仰向け浮き」

 掴みどころのない「水」に接する時、私達は陸上に増して、無意識に緊張します。

 また脳には「水」や「蛇」などに対する防御反応があるそうです。

 そこで「伏し浮き」や「水遊び」から始め、水に慣れ、緊張を解いて行くのですが、

 意外に、ここが省略されます。

 教える側が重要視や自覚していないことと、

 ビジネス上の「CS(顧客満足度)」に欠けるからかもしれません。

 話を戻し...今回は「仰向け浮き」から。

 お腹から首をリラックスして伸ばし、バランスを取っていると気持ち良く浮きます。

 力を抜くほど浮き、心地良さが増します。

 そこでハッと気づいたのが私自身の以前との気持ちの違い。

 現在、もっぱら「力抜き」に取り組んでいる訳ですが、

 その際に感じる「心地良さ」や「抜け感」、「連動」...

 総じて「呼吸感」を「快」とする基準が芽生えている様です。

 その精神状態をベースに呼吸と脱力で足や手をゆっくり動かし、バランス。

 ゾーンに入りながら集中し、1時間位で「背泳」の形になりました。

 外目には「背泳」の分解練習ですが、「背泳」を予定していた訳ではなく、

 今回の「取り組みが形になって背泳」になりました。

 実に気持ちが良かったです。

 そこから、「うつ伏せ」になり「骨盤時計12時6時」の「バタフライ」を30分。

 これも気持ち良かったです。

 つらつら...私なりに「力抜き泳法」を試行錯誤して行きますと、

 「タイム」や「距離」ではなく、どこまでも「リラックス」と「心地良さ」を前提にするので、

 これまでの水泳の常識や視点を大々的に見直す必要があり、

 メソッドや取り組み方も随分異なるものが出来そうです。

 「リラックス」の結果、「タイム」や「距離」は付いて来ると思うのですが、

 その時点で、そこを「愉しみ」としなくなると思います。

 よって、まず間違いなく「万人受け」しません(笑)。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-07-31 15:00 | バランス運動療法・調整法

「呼吸法研究会」

 今月の呼吸法研究会のレポートです↓

 N田

  股関節が硬い場合の柔らかくするためにはどうしたらいいですか?

 H多

  三点倒立等やる中で、胸郭、肩が強烈に固くて、体幹が前屈する力を感じるようになり
 ました。表面上伸ばしても中の緊張で前屈している感じです。

  初歩にもなってなくて申し訳ないんですが緊張をとる方法のご指導いただきたいです。

 KM

  剣の上げ下げの際の上に残したまま、中を落として後から手がついてくるということ。
 治療の直流ではなく交流ということ。

 K元

  私の課題としては、骨盤と胸郭の動きの連動を確認する為に3軸の基本的な動きを
 観察する事です。

 SR

  骨盤と手の連動が課題です。

 ⇑ あらかじめ、以上のご質問をお受けしました。

 今回のテーマに上げたのは、

 ・ 「力抜き」と呼吸法における「吸息」・「保息」・「脱力」・「吐息」

 ・ 首への繋がりと「吊り腰」

 ・ 3時9時の研究...体側・上下・クロス・立替の連動やバランス関係
              四肢と体幹のバランス関係             など

 ・ 柔術と居合との関連性、居取りの研究。

  自らの工夫や気付きを「要領」とすることなく、ひとつの「取り組み」や「切り口」として

  皆さんにご紹介出来る様、日々、努力中です。

  また、皆さんの課題や盲点を洗い出す為、

  その前提となる「体位」や「表現」、「負荷の掛け方」を試行錯誤しています。

  前提条件が変わると「骨盤時計」もなかなか悩ましそうです。

  今年後半は、柔術と居合(居取り)の関連性を少しずつ紹介します。

  古来、柔術と居合(居取り)がセットになっている流派が多く、

  それにはそれなりの理由がある様に思います。

  「剣術」と「合気」の関係性を紐解く一つの研究として行きます。

  「力抜き」と「呼吸法」についてはかなりひつこく、数年かけて追及して行きます。

  何かしようとする時に、身体以前に、心が固まる風景が印象的です。

  また、身体と心のベクトルのズレはなかなか気が付き難いものです。

  私自身の課題でもありますので、様々な提案が出来る様、試行錯誤します。

  そして、この呼吸法研究会で取り組みを何がしかのヒントや拠り所として頂き、

  各位独自の稽古法を編み出し、日常の取り組みや

  互助会へのフィードバックとして頂きたく思います。 


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-07-28 00:00 | バランス運動療法・調整法

「臨書」

 「正坐法」を読み解きながら稽古しています。

 ここ数カ月、随分、あちこちを痛めました。

 「思いっ切りやるしかない所」まで来ているので仕方がないのですが、

 そこから、著者の奮闘する姿や語ることが観えて来たのに感動しました。

 平田先生に関し、今までは

 「センス抜群で無茶苦茶頭良い人」と思っていました。

 心のどこかで「他人事」だったんだと思います。

 しかし、この先生「滅茶苦茶やりたくっている」んです。

 「虱潰し」(どのくらい違う方法があるか)を越え、

 多分、「ウィルス潰し」か、「絨毯爆撃」に近い勢いを感じます。

 著作の至る所に、その悪戦苦闘の跡と情熱の息遣いが観え、

 丁度、我々が息詰まりそうな所や迷いそうな部分に都度、ヒントや標識を置き、

 大切なことを多面的に何度も語っておられます。

 こりゃえらい思い違いをして来たなと猛省しました。

 凄い人はやっぱり半端ないことをしているんです。

 勿論、その着目点や行動力には舌を巻きますが、 

 例えば、書で言う「臨書」の仕方が半端ないのです。


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 私が「臨書」について、ちゃんと理解できたのも最近です。

 皆さんは「写経」や「読経」をなさいますか?

 その「正しい意味」や「向き合い方」は知りませんが、

 どちらも、その時々の自分のありのままの姿が観えます。

 その時の身体や心、自分の技量...様々に浮き上がって来ます。

 そこに「ある方向性」の中で向き合うことで、自分がすっきり整う感じがあります。

 そして、整った奥に、仏様の息遣いを感じ、それと和するのが本旨では?と思います。

 「臨書」もしかり、

 ただ、字を真似る所から始まり、

 己の心身の有り様や技量を測り、

 その奥に作品や作者の息遣いを感じる所まで行かねばならぬ。

 今までの自分は、小手先の技能や身体のありようしか見詰めていませんでした。

 
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 仕事用にタブレットを購入したので、

 自分の姿や運動も静止画や動画で撮ってチェックしています。

 便利なものがあるんですから、使わない手はありません。

 まあ、思い込みや誤解で好きな様に動いており、

 なにが「心身統一」じゃと思ってしまいます。

 その意味で、N山さんは大したもんです。

 滅茶苦茶、自分の勉強になっているはずです。

 
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 道を行く「3本柱」として、

 真(武道・神経訓練)

 善(治療・運動療法)

 美(舞踏・書・音楽)

 を見出したのですが、これを纏めるものとして、

 ようやく「呼吸法」や「心身統一」を意識・自覚する様になって来ました。

 これから、終わりまで「自分」や「臨ずるもの」と向き合う作業になります。

 えらく遠回りしましたが、これからが本番です。

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-07-01 15:00 | バランス運動療法・調整法