「提歩素振りを通して」

 昨夜は観照塾での剣術の最終日。

 前立ちし、「剣術メニュー」を通す様ご指示を受けました。

 客観的に、各位の様子・状況を観る意図がおありだったと思いますが、

 別途「今回、どの程度やり込んだのか?その程を見せてみよ」との事だとも感じました。

 一本目は「真っ直ぐ中段」

 先生のメニュー群は、総じて「万法帰一」

 「1本目」はその象徴的でもあり、最もシンプル。

 何度やっても難しさを感じます。

 そこから、10本通しましたが、

 今回はその1本1本に、

 私なりに意識・表現すべき点を都度、設定し、

 感じながら通せたのが印象的で、

 非常に大雑把ですが、剣術の芯と全体像も観えて来た気がします。

 よく自分の「持ち味」が持てて初めて「一人前」と言いますが、

 私の場合、それを形作る1つが「剣術」であると改めて思いました。


***********************************************************

 (参考)
  「剣の最終日」
  「重心快技」

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-03-31 00:00

「力抜きの技術」

 「合気」も「施術」も「力抜きの技術」ではないか!

 と言うことも「分かっていたつもり」の頃には皆目、観えていなかった訳です。

 実に情けない。

 でも、気付けただけマシと思う事にしましょ。

 シンプルだけど、その本質は深く、

 改善と進歩には終わりはありません。

 「活殺自在」はここにあり。

 まず、「己の脱力」から!

 これは間違いないはずです。


***********************************************************

 (参考)
  「合気と脱力を考える」

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-03-26 01:00

「合気と脱力を考える」

 「如何に、定式を保ち、呼吸で脱力出来るか?」(「呼吸と身勢」)、

 昨夜、長堀教室から帰宅し、改めてこの質問に取り組んでみました。

 何度も確認し、突き詰めて自己観察してみて、

 「脱力と緩み(引きと責め)を取る感覚・動き・働き」

 「皮膚感覚と体内操作」

 「脱力出来るセッティング・定式を探る」

 この3点が施術や運動処方、自己管理においてもベースであろうと確認。

 早速、本日の長堀教室のテーマや構成としてみました。

 意外に、治療家でない人の方が気付きや感覚が素直で、

 「脱力講座」の入門第一回と出来ました。

 セミナー終了後、治療家とお稽古。

 自分が先生にやって頂いた様に、

 自分の身体に触って貰っておいて、

 そこを支点に「自己伸展」、「緩めて行く」取り組みをしました。

 そんな事、今までやった事がなかったですし、出来るか?甚だ疑問でしたが、

 それも「合気」

 成り行き・立場上、やらねばなりません。

 しかし、追いつめられると勝負勘が働くものですね。

 「自己確認」や「発見」をしつつ、身体を緩めながら、「体験」してもらうことが出来ました。

 「レクチャー」として「体験して貰う」ことが一番雄弁で、

 その為に「表現」できることが「最上」だと思います。

 その辺を尽き詰めたいと思います。 

***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-03-25 00:00

「呼吸と身勢」

 N田

  課題はここをこうしたら繋がるということを勉強したいです

 H多

  ご指摘いただいて、自然に呼吸できるようにさぐっていますが、少し呼吸が入るように
 なったと思います。
  そこから体操などうごこうとしたときにガチガチになってしまい、また呼吸にあわせよう
 とすると無理にすってしまいます。
  自然にはいる呼吸にあわせてうごけるとっかかりを教えいただきたいです。

 SR

  相手に手首を掴まれたときの最低保障のとき、どうしても固めてしまいます。

 KM

  剣でも、施術でも腹とのつながりというところが今の課題です。

 OA

  私は、先日、剣術を通して伝えて頂いた、撓みと背骨の張りを意識して練習に取り組
 んでいます。
  体幹が斜めを向いた位置では、そうした感覚が実感しにくいため、改善する手掛かり
 を頂けると有り難いです。

 K元

  今月の課題は正面、青岸、水車勢と立体的な軸の使い分けが必要だと感じて練習を
 行っています。
  その際の股関節の角度で方向が定まると楽に感じるのですが、まだまだ上手く行きま
 せん。

 ZK(山科教室にて解説予定)

  前回、ヒントを頂いた後ろ体重の改善ですが、自分では少しづつ変化をしているような
 気がしております。
  鼠径部の深みや寄せを意識することによって、接点、支点、力点、作用点と言うことに
 意識が行くようになりました。
  以前は、接点と作用点には、有る程度意識を持っていたのですが、支点と力点には、
 余り意識が行っていませんでした。
  たまたま、体が整っている日は支点力点も上手く一致しており自然と良い感じで施術
 ができていたのでしょうか?
  施術にムラが有る要因の一つがわかってきたように思います。

 ⇑ 以上。

 上記の加え、午前中の内容を受け、

 N田・H多・SRさんのテーマを前半、KM・OA・K元さんのテーマを後半、

 として進行しました。

 前半

 ・ 「緩和」の為の「保障(緊張・緩みを取る)」を感じる。

 ・ 「保障」のセッティングと「呼吸」

 ・ 「呼吸」による「緊張と緩和」と「センタリング」

 ・ 「呼吸運動」

 後半

 ・ 剣術における「保障」と「五首」

 ・ 「身勢の構造」⇔「ベクトル」と「交流(作用・反作用)」

 ・ 「身勢」の「位相・展開」と「分け目・搦」、「緩みを取り続ける」

 ・ 「一刀と二刀」、「太刀と脇差」

 ・ 「輪の太刀」と「八卦大刀二刀剣」
 

***********************************************************

 (参考)
  「躰中剣」
  「身勢と五首」
  「交流する身勢」
  骨盤・肋骨・手首の締まりと刃筋。

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-03-24 00:00

「交流する身勢」

 昨夜、「定式で脱力出来る」身体(身勢)についてお話しましたが(「身勢と五首」)、

 これを別の角度、更に進めた視点で観ると、

 「情報受容・発信能力のある身体」だと言えます。

 「定式における脱力」から、「重力感」や「呼吸感」を感受し、

 これと丁寧に向き合うことにより、

 単なる「脱力」の域を越え、

 自らの「皮膚」や「意識」を通しての「交流(受容と発信)」にレベルアップさせて行く。

 その「意志」を以て、「意識」し「方向付け」、練習することが大切だと思っています。

 それが「神力徹眼心」(「転と神力徹眼心」)に繋がる道ではないか?と感じています。

***********************************************************

 その辺りについては、既に、先生がご自身のブログで多角・多面的に記載され、

 練功法として整理されていると感じています。

 ただし、その妙に触れる為には、まず、深く没頭し、

 更に、自分なりの創意工夫・試行錯誤・カスタマイズしながら、

 己を熟成させて行く必要があります。

 その過程で、次第次第に、編者の意図が観えて来る様に思います。


***********************************************************

 (参考)
  「懸待表裏」
  「天地間之太刀」
  「お陰様で」

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-03-18 00:00

「身勢と五首」

 本日の長堀教室で確認したこと。

 その一、剣における「身勢を作る」ことと、

 呼吸法における「定式で脱力していられる」ことは同様であること。

 どの様な状態でもストップモーションが取れ、脱力出来る必要があります。

 その様な状態が簡単に作れ、身に付く訳ではありません。

 そこで、非日常的なアプローチや態勢を

 リラックスした中で、「ちょこちょこ」こまめに繰り返す。

 その中で、自分の中に脱力出来るベクトルや繋がり、

 感覚を身につけて行こうと思います。

 この点で観ると、ゆっくり練る太極拳や意拳の站椿・立禅なども同様に思います。

 その二、「身勢と五首」について。

 「脱力を保証する緊張や伸長」、

 「感覚・情報受容器」としての「五首」の重要性を感じました。

 その相対稽古として「頭蓋骨の操作」をテーマに頂きました。

 頭特有の「丸さ・重さ・硬さ」から「身勢」と「五首」の働きを改めて体験。

 「オロチ」や「筆」に至る前の、

 「太刀」や「脇差」での「手の内」・「手首」の感覚の向上が必要です。

 その為の練習を模索して行きます。


***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂  
[PR]
by cute-qp | 2014-03-17 00:00

「躰中剣」

 身勢について模索していた時期、偶然、目にした伝書があります。

 「念流兵法心得」です。

 「念流」は、新陰流流祖も学んだ流派で、

 「一刀流極意」にある「即意付・続飯付」で有名な事もあり、調べていました。

 そこで「躰中剣」と言う教えに出逢いました。

 伝書曰く ⇓

  「当流に躰中剣と云うあり。(中略)上中下段の構え躰中より太刀の生えたる様に構へ
 る事第一なり。譬えは木の枝の如く構ふべし。」   

 成る程と思いました。

 また、「譬(たと)えて剣術は蕎麦種の如し。我躰三角なれば、自然に遁(まも)るるなり」

 ともあり「身勢」・「相架」を習得して行く為の参考になりました。

 また、「即意付・続飯付」関連については、

  「敵を連れ込み負かす事を、俗に米糊付けと他の人云ふ」

  「敵の太刀より我が太刀、速からず遅からず、張り抜き茶筒の蓋をする如く、少しも障り
 なく這入るが如し」

  「速ければ敵に見つけられるべし。遅ければ敵、穴にあまり入る所なし。故に遅速の間
 をよく考え、修業あるべし」

 他にも、

  「当流には脱けと云う業あり。その業は七分三分と知るべし。敵七分打出す処へ我三
 分なる躰中剣の正直にて、敵の太刀の右方へ進めば自然に脱けることを得」

  「敵を打つ間と言ふは、敵我を打たんと思ふ念の起こる時か、敵の氣絶え間か、敵引
 く所か、追い込む所か、先此の四箇所なるべし。」

 などの記述があります。

 実際、その刃筋や身勢、刀法を見ますと、

 流派毎の特色や違いがあり、

 個々で、取捨選択の必要がありますが、

 現存する優れた流派の基本的には、共通する考えがあることが分かります。

 そして、そこから上泉伊勢守がどの部分を抽出・改良したのかを探訪して行くと、

 彼のセンスの良さや凄さが分かります。

 最後に、こんな記述もありました。

 「運は、我能く勤め応ずる所に在り、怠る可からず」

 頑張ります。

***********************************************************

 ちなみに、念流には「躰中剣」にて、

 自分に飛んでくる矢を「合し打ち」する「矢留め」と言うものがあるとか...。

 凄いです。

***********************************************************

 (参考)
  「転と神力徹眼心」

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-03-15 14:00

「転と神力徹眼心」

 先日、「色に付け、色に従う」ことについて質問を受けました。

 刀法上の「トリック」や「後出しじゃんけん」の意か?と言うことでした。

 狭義ではそうかもしれません。

 が、稽古を通じ、今、感じるのは...

 型を通して「非切り稽古」を積み重ね、

 創意工夫、試行錯誤の中で、自身の「身勢」が構築されて来ると、

 少しずつ、自分の意識と行動が一致し始めます。

 これは、自身が自分の「色に付け、色に従える」状態だと思います。

 そこが深まると自分の芯やスタンス保てた上で、自由闊達に動ける様になって来ます。

 これを「転(まろばし)」と解釈しています。

 すると、居合わせた状況や問題に対し、静観・「即意」し、

 これに「懸待」・「待懸」しながら、

 事態に「当意即妙(従う:転身・十文字勝)」にあれる...との意に感じています。

 従って、これは戦術上の意味合いだけではなく、

 「打太刀」としての姿勢(「打太刀の心」)や治療家としてのスタンス、

 人としての生き方にも通じるものであると思います。

 しょせん、私の勝手な解釈ですが、

 他の兵法者と比して、私が上泉伊勢守を尊敬するのはこの一点にあります。

 更に、目指す目標をお話しますと、

 自身の自在度や意識が隅々まで高まると言うことは、

 同時に、自分を取り巻くあらゆる対象にも、意識が及び、観通せると言うことで、

 これをして「神力徹眼心」と呼ぶのではないか?と思い至りました。

 それには、まだほど遠い訳ですが、

 稽古を通じ、実感、自覚出来たことで、

 生涯、しっかり向き合うものが出来た想いです。


***********************************************************

 (参考)
  「懸待表裏」
  刀機微

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-03-15 00:00

「臨書臨自」

 少しづつですが、「臨書」をしています。

 「かな」や「細字」はまだ手が出ません。

 孫過庭の「書譜」にじっくり取り組んでいます。

 「一線」がまだまだぎこちないです。

 もの凄くシンプルな、「一線の有り様」に気付かず、

 「そこはかとない違和感」として迷い、20数年が経ちました。

 ようやく、この「一線」を追える愉しみの中にあります。

 3歳から社会人の頃まで、書に長く親しんできた分、

 私には、現代の書道や書写教育の「ひずみ」や「刷り込み」が色濃く刻まれています。

 これをひとつひとつ外し、一線一文字に集中することから始めています。

 時間が過ぎるのはあっと言う間です。

 時折、気分を変える為、筆のサイズを中筆、小筆にし、

 文字のサイズを変えてみたりして遊んでいます。

 外から見る風景は、さぞかし、幼稚園児のお習字だと思います。

 でも、私は晴れ晴れとした気持ちです。

 変な書道観や美意識から解き放たれ、

 自分と向き合えるからかもしれません。


***********************************************************

 「臨書」は「独り稽古・独り遊び」を教えてくれました。

 勿論、先生や教科書は必要不可欠ですが、

 「学ぶ」と言うことは、究極、自分の「独学」を確立することかもしれません。


***********************************************************

 最近「個の時代」と言う割には、

 「スマホ」や「ネット」で常時繋がっていたい社会の様で、

 「独りになる」ことが更に貴重・大切な時代になっている気がします。

 この「独りになる」とは、「自分だけに向き合う」の意味です。

 そう言えば、海外へ留学する日本人も減っているそうです。

 デフレの影響もあるでしょうが、学生の覇気も無くなっている様です。

 「留学」に共通する最大の長所は、

 「アウェーを自己責任で生きる」ことです。

 これも「独りになる」の1つかもしれません。


***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-03-05 00:00

「打太刀の心」

 観照塾から帰宅し、約15年程前、剣術を学んでいた頃の記録を調べてみました。

 たった3年程の間に、数えて110程の型(杖や居合を除いて)を経験していました。

 当時は、覚えられたのですね...。

 お陰様で、「基礎」や「身体作り」、「型の意味合い」は「形骸化」、

 「覚えられるから、こなせるから」と伝位が上がって、詰め込まれ過ぎ、

 とうとう「パニック」で休会に至りました。

 最近、ようやく「剣術」、そして「学んだこと」に意味合いが観えて来たのですが、

 そこに至るまでのスランプが15年程あったと言うことになります。

 どん臭いこと限りなしですが、私には本当に「地獄」でした。

 それだけ、「型」の稽古は一歩間違えれば方向性を見失い、形骸化し易いです。

 一歩一歩、型の意味合いを踏まえ、地道な努力が必要だと思います。

 そんな経験を通し、「打太刀」の立場となって、

 その「役割」や「意味合い」を深く捉え、「準備」と「稽古」に専念しています。 

 
***********************************************************

 ある意味、「打太刀」に取り組む様になってから、「剣が観えて来た」とも言えます。

 この型は「何を要求している(学ばせたい・表現したい)のか?」

 それには「何が必要で、何が足らないのか?」など、

 「使太刀」の学習ポイントや教育指導要領的側面を踏まえ、

 個々人に型をどの様に「体験」、「感じ」、「表現」させ、

 学ぶ「勇気」と「喜び」を引き出し、

 「型の世界観」や「意味合い」に触れさせるか?

 そこを意識し、自分が稽古しておく必要があるからです。

 この経験と工夫自体が、「付ける」とか、「色に付け色に従う」、

 「懸待表裏」に触れ、感じ、理解出来る大きな切っ掛けだと感じています。

 この一連の教育を「鳥飼い」とか「非切り」と言いますが、

 打太刀にとっても、流派の最も本質的な部分を学び、

 「非切り」をする稽古だと思います。


***********************************************************

 ふと、ダンスで想えば、

 「打太刀」は「リード」ですね。

 「型」だけ覚えるのは「振付」でしょうか?


*********************************************************** 

 ちなみに、今も身に残っている「型」は「燕飛」

 うろ覚えの「相雷刀八勢」、「中段十四勢」に至っては、

 「剣のメニュー」や「体術」のスパイスとして意識している感じです。

 尚、「体術」との関連において、「居合」や「杖術」は欠かせません。

 個人的趣味で「天狗抄」も好きです。


***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-03-02 01:00