「バックボーン」

 この2月は私にとって大きな転機でした。

 その起点となった、自分の中に沸いたキーワードの1つが「懸待表裏」

 2つ目は「合掌(自己と向き合う)と呼吸」「合掌探求」「呼吸と芯、円相」

 いま1つは「背骨で呼吸する」「背中より発する」ことです。

 とても大切なことだと思いますが、

 長年、私にとって実に捉え所のないものでした。

 そこを、この第三日曜日、K野先生のご指導とチェックを頂きながら、

 「こんな感じかな?」と言う感覚、瞬間に触れさせて頂きました。

 そこを「会得」した訳ではありませんが、

 常に「自己再生」出来、

 「クオリティーを上げられる」様、試行錯誤中です。

 以降、頭で考える私が、かなり感覚を優先する様になりました。

 かと言って、激変した訳ではありません。

 しかし、自分の「バックボーン」が出来た気がしました。

 ここから始まって行く気がしています。


***********************************************************

 まだまだ、身体の締まり方、芯の作り方・感じ方を甘く感じます。

 実際、真剣やテイシン、筆などを取ってみると、

 今のままでは「扱うに鈍」、「感じるに粗」であることが分かります。

 では「何が足らないのか?問題なのか?」

 幾つかの条件やテーマが上がって来ているので、

 これを1つ1つ落ち穂拾いして行きます。


***********************************************************


 ある行者の方のお姿を拝見しました。

 「背中(バックボーン)」がしっかりしていて、

 たたずむ場(バックグラウンド)に確固とした「己」が観える。

 そして、視線は「己が見据えるもの」をしっかり捉えたお姿。

 「生きる姿」と言うものを拝見した気がします。

 少しでも、それに近付きたいと思いました。


***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-02-27 00:00 | バランス運動療法・調整法

「お陰様で」

 「中央と云う事有り、心の中央也。右へも寄らず、左へも寄らず、上へも下へも付かず、
本より敵にも付けず、太刀にもたれず、十方を放れて心の中道を行く事也。像有る処を
計らわば、心の中道にてはなし、敵味方の間、太刀を打ち合う間也。間は空中なれば
像なし。此の像なき所を推量才覚を以て積む事成るまじきぞ。一尺の間或いは、一分
一毛微塵の内にも、その大小に随って中央有り。一刹那の内にも中央有り。(中略)
唯中央を取る事肝要也。(後略)」

 ⇑ 夢想願流 松林無雲 「願立剣術物語」より引用。

 その意味合いを感じる様になり、

 かくあらんと想うと、「自身を隅々まで自覚する意識と行動」、

 「改善」の必要に迫られています。

 結果、日々、自分の「脱力度合い」や「バランス感覚」、「芯」の程度に愕然。

 しかし、そこに気付けて本当に良かったと思います。

 「では、どうしようか?」...試行錯誤し、

 そこから、ちょっとしたことに気付き、積み上げて行くことに、最高に面白味を感じます。

 (参考)
 「天地間之太刀」

***********************************************************

 そんな「気付き」が、

 周囲の方の何がしかの「ヒント」や「気付き」になると、とても嬉しいです。

 しかしながら、「私の気付き」がそのまま使えることはほぼありません。

 「相手の状況・立場」に立ち、更に、工夫してみる必要があります。

 それが「自分の当たり前の外」にあることなので、

 結果、非常に勉強になります。

 本当に「お陰様」、「お互い様」だと思います。


***********************************************************

 そう言う「仕込み」の過程で、

 古人の作った型やシステム、感じ方、考え方に触れることがあります。

 仮に、ジャンルは違えども、

 今に至り、生きるものに、そんな「共通項」があったのか!?と思います。

 そこをヒントに「どう、自己再生して行くか?」

 これが大きな鍵なのだと感じます。


***********************************************************

 余談ですが、最近、施術やダンス、人間関係など、

 様々な事・側面において、

 「お陰様」、「お互い様」を大切に思う様になりました。

 私の場合、基本はそこかなと。


***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-02-26 00:20 | バランス運動療法・調整法

「天地間之太刀」

 「神力徹眼心 天地間之太刀ニ有リ」

 ようやく「願立剣術物語」が読める様になって来ました。

 随分、時間が掛りました。

 じっくり味わい、稽古して行きたいと思います。

 (参考)
 「神力徹眼心」
 「水」

***********************************************************

 本日の研究会につき、事前に各位から頂いたお題は以下の通りです。

 SR

  骨盤の締め方を教わりましたが、どうしても固めてしまい、稽古の後、腰周りが痛くなっ
 てしまいます。締めると固めるの差を自分の中ではっきり区別できるようになりたいです。

 H多

  呼吸の仕方でお願い致します。現状は呼吸をする以前の体が繋がる姿勢が出来ると
 自然に呼吸が出来ると思いますが、姿勢を変えてみる→呼吸してみる→すーと気持ち
 よく入らない→姿勢を変えてみるの 堂々巡りになっています。

 ZK

  最近の課題は、後ろ重心の改善です。改善しようとして、大腿四頭筋を固めてしまい、
 かえって後ろ重心が強くなってしまっています...ニュートラルポジションを獲得するため
 のヒントをいただければありがたいと思っています。

 KM

  身体の力が抜けていなくてお腹と繋がっていないことが今の課題です。

 K元

  ソケイ部を深く、お尻が丸く使い不安定な状態で動く練習をしています。

 OA

  いま私が課題にしているのは、肘や膝の使い方です。どちらも動作を行なうときに力が
 入りやすいことを感じており、体幹との繋がりや手首や足首との関係を見直しています。


 F本

  膝行、前進・後退?転換が出来るようになりたいです。

 N田(新人)

  課題は一つ一つの教えてもらったことについて理解を増やせるようにすることです

 ⇑ 以上。

 上記に加え、午前中の互助会の内容も受け、以下の内容を中心に進行しました。

 ・ 「アイソメトリック」と「呼吸」の関係、その感覚、応用。

 ・ 「呼吸」による「伸展」と「脱力」

 ・ 「呼吸のバランス」による自己俯瞰とセンタリング。

 ・ 首・肩・肘・鎖骨・肩甲骨・肋骨の有り様が全身に与える影響。

 ・ 「あくび我慢の稽古」

 ・ 「発声」で内から緩め、繋ぎ、広げて行く。
   (ハミング・鼻濁音・母音・音程・7段階チャクラ発声呼吸法)

 ・ 「打ち込み気合い」⇒「無声の打ち」⇒「雷刀」・「疾雷刀」・「付ける拍子」 など。

***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-02-24 00:00 | バランス運動療法・調整法

「懸待表裏」

 先日、「脱力と呼吸」についてお話しましが、

 「同じ姿勢で快適に過ごす為」と言う視座を加え、再び、丁寧に自分を感じて行くと、

 驚くほど、そこここを固めている自分に気付きます。

 慌てず、腰を据え、自分と向き合うとします。


***********************************************************

 新影(陰)流 影目録 より、

 懸待表裏は一隅を守らず

 敵に随って転変して一重の手段を施す事恰(あたか)も風を見て

 帆を使い兎を見て鷹を放つが如し

 懸をもって懸と為し待をもって待と為すは常の事なり

 懸懸に非ず待待に非ず

 懸は意待に在り待は意懸に在り

 牡丹花下の睡猫児(すいみょうじ)学ぶ者此句を透得して識る可

 若し又向上人来らば更に不伝の妙を施さむ

 燕飛は懸待表裏の行 五箇の旨趣をもって簡要となす

 いわゆる五箇は眼・意・身・手・足也

 猿廻は敵に髄って動揺して弱をもって強に勝ち柔をもって剛を制する

 者学ぶ者に伝付する舌頭上なり

 ⇑ 以上。

 今日、この言葉に感じ、眼を開かされました。

 初めて聞く言葉ではありません。

 しかし、生涯忘れられないものになると思います。

 「懸は意待に在り待は意懸に在り」

 「燕飛は懸待表裏の行 五箇の旨趣をもって簡要となす」

 励みます。 

***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-02-17 00:00 | バランス運動療法・調整法

「脱力と呼吸」

 「道具」を持つと、いつも以上に力が抜けません。

 と言うことは、本質的に「脱力」出来ておらず、

 「脱力」の感覚にも気付いていなかったことになります。

 まったく情けない話です。

 「稽古とは」を問われている気がします。

 「道具」を持ち「脱力出来ない」、「動けない」などの点を起点とし、

 「道具」を自分の誤った「感覚」や「習慣」を修正する「メジャー」、

 そして「脱力」や「反作用処理」の「ガイド」や「避力針」として用いたいと思います。

 
***********************************************************

 実際、稽古の為の方法や考え方は、既に、提示されている訳で、

 世の中にある「型」や「メソッド」などは、そう言うものだと思います。

 しかし、それを「どう捉えて行くか?」が努力とセンスの様です。

 その事実に「どう気付いて行くか?」

 これについては、個々別々で、自分で何とかするしかありません。

 先達や先生、先輩から受けた「感覚」、「表現」、「センス」を元に、

 自分の中に、その感覚が開ける方法、取り組みを模索するしかありません。

 そう気付くと、

 「センス」は「磨くもの」とつくずく感じます。


***********************************************************

 とにかく、「脱力」の感覚と質が足りないので、

 最も基本で大切な「脱力と呼吸」の「感覚」を粘り強く開いて行きます。

 それが出来ぬ限り「本当の意味で」様々な感覚が開けると思えません。

 (参考)
 「呼吸と芯、円相」

***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-02-08 00:00 | バランス運動療法・調整法

「呼吸と芯、円相」

 「合掌探求」の続きですが、

 何の意識もなく、ただ、合掌法を40から50分行っても、

 肩や腰が凝り、身体が固まってしまうことが多いです。

 自分の「肚腰」を決め、全身の中心を決めながら、その集約として「合掌」し、

 必要な緊張(肚腰)を維持しつつ、脱力、

 ゆったりと呼吸を意識し続けることが大切な様に思います。


***********************************************************

 そうして身体を観て行くと、まだまだ、不必要な緊張が多いです。

 最近、自分の手や指の硬さがとても気になります。

 そう言えば...仏像には印を組んでいるモノが多いですね。

 その印相が全体・全身の充実を感じさせる鍵の様ですが、

 手はしっかり「芯」を作っているにもかかわらず、

 「円相」で柔らかい。

 だから「観自在」で「観音(感応)」なんでしょうね。

 まだまだだな、分かってなかったなと思いました。

 稽古し直しです。
b0159328_204091.jpg

***********************************************************

 そうか...「呼吸」が隅々まで行き渡り、

 かつ、身体の「芯」が通った時、

 仏像の「光背」や「手印」などに見られる様な「円相」になるのか...。

 仏像だけでなく、古今東西の絵や像を観ても同じだし。

 成る程。 
b0159328_20544416.jpg

***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-02-07 00:00 | バランス運動療法・調整法

「合掌探求」

 昨年末から「芯」が深いテーマになっています。

 以来、日々、自分の甘さを感じます。

 よくもまあ、こんな程度で...。

 卑下ではなく、正直な感想です。

 自分に足りない部分が都度、ハッキリ見えて来て、

 はてどうしようか!?

 愉しく、必死に。

 日々、愉しくて仕方ありません。

 (参考)

 「呼吸によるバランス運動剣術」
 「転」

***********************************************************

 最近、観音様のお姿に感じます。

 その静かに「合掌」される、お姿から受け取らせて頂く事が多いです。

 「合掌する心(心持)」

 「合掌する意識」

 「合掌する呼吸、内の働き」 など。

 具体的な「体内操作」や「意識の使い方」から、

 「生き方」を見させて頂いている気になります。

 千手観音様をみていると「合掌ベース」の「サイクリックヨガ」の様に見え、

 「観音」、「観自在」を感じます。
b0159328_22222633.png

***********************************************************

 観音様の「合掌」起点に、

 野口整体の「合掌行気」や西式の「40分合掌行」、

 平田内蔵吉先生の「触手合掌」などに響くものを感じ、

 「剣の振り降ろし」と共に振返っています。

 この辺に、己の「芯とバランス」や「呼吸」の基礎、共通項があるのでは。
 

***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-02-04 00:00 | バランス運動療法・調整法

「転」

 身体の隅々まで「呼吸」が行き渡る。 

 随所に「呼吸」が生み出せる。

 身体の隅々まで、「意識」が行き届く。

 「意識」が身体からほとばしる。

 全身、どこにでも「芯」が作れる。

 どこからでも「芯」が取ることが出来る。

 一身(ひとえみ)で、どこででも「相掛け」られる「身勢」

 どの体勢でも「相掛け」られる「身法」 など。

 「施術」、「合気」、「剣術」、「舞踏」など...あまねく全てに共通するこれらの事柄を、

 自在、正確、丁寧に行え、

 人性に自然・自由・活発の道である「転(まろばし)」を体現出来る様、

 ひとつひとつ、「落ち穂拾い」しながら稽古したい。

 (参考)

 「呼吸によるバランス運動剣術」

***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-02-03 00:00 | バランス運動療法・調整法

 今回の観照塾は、「呼吸によるバランス運動剣術」をお稽古をしました。

 「ハ・セ・セ」と「分け目・搦」、「物打ち」のバランスを意識し、

 「呼吸」で剣を「身体の延長」として操作出来る様、

 全身の連動や統合、バランスやベクトルについて観察して行きました。

 その為、「重心移動(ロッキングチェア)」や「五首」、「身体の締め」、

 「肩・肘」、「両手・各指のバランス」、「多段階呼吸」など、

 様々な「必要十分条件」とそのバランスをつぶさに意識、観察、調整して行きます。

 これらがリンクすると、

 「足底(足底腱膜)」を上手く使った「足芯の呼吸」に繋がります。

 この「足芯」に伴う「呼吸」、「重心・バランス」感覚などの会得については、

 「活歩骨盤時計」である、「歩法」にどれだけ丁寧に取り組んだか?によると思います。

 「爪先」⇔「足芯」⇔「踵」

 「恥骨(腹)」⇔「丹田(肚・西江水)」⇔「仙骨(背中)」

 「眉間」⇔「脳幹」⇔「後頭骨」 など、

 身体の主要ターミナルを中心とした、

 「芯出し」と「バランス」、「相対的連動」の感覚を

 いかに「呼吸」と「重心移動」の中に見出し、使える様になるか?だと思います。

 その精度を更に向上させるものとして、「剣の歩法」や

 「負荷」や「状況設定」のある「相対稽古」が位置づけられると思います。

 (参考)

 「自己中心観照」
 「楊心」

***********************************************************

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2014-02-02 01:10 | バランス運動療法・調整法