「楊心」

 「撓み(撓る・撓う)」について、キチンと自得・理解できていなかったと分かりました。

 「芯出し」、「緩みを取る」、「重心移動とバランス」、

 「クレニオ」、「ヘ・タ・レ」、「ハ・セ・セ」

 「剣の反り」、「白蠟棍や袋撓(竹刀じゃなく”撓”)の使い」、

 「弛ませ曲線」、「ベクトル」、「ハンマーと鞭」、「分け目・搦」などなど、

 様々な要素を感じて行く上で、非常に大切なことであるのに。

 書に向き合って来たんだから、いい加減分かりそうなものを...まったく。


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 柔術には「楊心流」、「天神真楊流」、「本體楊心流」など、

 「楊」をついた流派が幾つか観られます。

 「天神真楊流」上段之巻で流祖は、

 「楊柳の風になびくを観て和徳はひとつである」と悟り、

 「柔軟なる身をもって、身体の中心を正し、

 相手の力に逆らわずよく変化に応じ虚をついて崩し制する」原理を確立しました。

 また、「本體楊心流」の流祖は、

 「楊木は強く、高木は折れる」の意に従い、「楊心流高木折右衛門」を名乗ります。

 二代目の馬之輔も

 「頗る力をもって争う者はその力脱して止む、力をもってせず、老若男女といえども

 勝利を得る術あるべし」と数年に渡り工夫するがならず、

 氏神に参籠し「楊の枝に雪を戴ける」をうけ、

 「楊の心」にて敵を制する技を編み出し、「本體楊心流」と名乗ったそうです。

 改めて、想い出し、ハッとしました。

 ちなみに、柔道は「天神真楊流」と「起倒流」から生まれました。

 しかし...「楊心」はどこに行ってしまったのでしょう?

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-01-31 02:00 | バランス運動療法・調整法

「センタリング生活」

 「芯を取る・芯を出す」ことに実感が伴うに従い、

 あ、これは身体のバランスの問題だけでなく、

 自分の「心持ち」や「生き方」に裏打ちされたものだなと感じ始めています。

 すると、日本語の表現は実に面白いもので、

 その「身体的表現」が、そのまま、自分の心理や生き方の表現になっている気がします。

 「足元がおぼつかない」、

 そんな時の自分の「気持ち」や「日常」は、何がしか「おぼつかなさ」を感じます。

 「肩肘張る」、

 そんな自分は、無意識に何かに「肩肘張っている」

 実に愉しいです。

 そこまで、感じてのセンタリングなんだなと思います。

 そして、どんな状況でも、心と体が「平」であり「脱力」出来る様ありたいです。


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 「アルゼンチンタンゴ」を初めてまだ数カ月...なので、当然ですが、

 久々に、「取っ付き難く」、「何から始めて良いか分からない」ものです。

 この感じは、「合気」・「剣術」・「歩法」、「龍笛」以来。

 でも、愉しいのです。

 片足になり、そのまま360度動いても、自分の芯を保つ。

 保ちながら、相手の芯も取り続け、バランスを調整する。

 調整しながら、音楽や周囲の状況の芯とバランスを取る。

 同時にやることが一杯で、心身共にカチカチになります。

 が、目一杯カチカチになった中で呼吸を取り戻し、

 緊張を解いて行く中で、自分や物事の芯が観えて来ている気がします。

 振返ってみると、これら「取っ付き難いもの」には様々な共通点があります。

 ちなみに、学生時代、「英語」は好きでしたが、ホント取っ付き難かったです。

 でも、学んだ教科で一番役に立ち、残っています。

 得意だった、「数学」は随分忘れてしまいました。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-01-29 14:30 | バランス運動療法・調整法

「自己中心観照」

 先日の研究会における、各位の質問は以下の通りでした ⇓

 F本

  すでに何回もやってたり、今更…かも知れませんが
  ★「反る・丸める」と歩法
  ★「反る・丸める」と季肋部の伸展
  …特に「丸める」時の他部位との関係・協調をやって欲しいです

 K元

  呼吸と骨盤の動き、骨盤からの連動(下半身、体幹)の観察です。

 Z間

  『丸める・反らす』について、少しでも掴みたいと思っております。

 KM

  締めながら(特に骨盤)動くということを意識しているのですが、次第に締めると固める
  の違いがなくなることが今の課題なので、それについて触れて頂けると有り難いです。

 H多

  私が今の課題にしているのが、胸椎上部の緊張で、そけいぶ、座骨をしめ、上へしま
  っていき首が起きあがった際、肩甲間部だけ緊張したままで取り残されています。
  ここが協調できれば、全体の繋がりがよくなると思いますが、私の中で固まりがとれる
  兆しがみえないので、ヒントをいただければありがたいです。

 SR

  今年はとにかく身体作りだと思っているのですが、今の疑問は、骨盤にしても、肋骨に
  しても、何人かの先輩方に「締めるんじゃなくて締まるんや」と言われるのですが、正直
  それがまだわかりません。その状態に誘導、または何かヒントをいただければと思って
  おります。

 これに対し「大転子を寄せる」(「ハ・セ・セ」)をメインに研究会をさせて頂きました。

 お陰で、長年の学びを纏めることが出来たのですが、

 「呼吸」・「芯を掴む・芯を出す(センタリング)」・「バランス」などの感覚がより明確になり、

 動きブレの大きさや芯の太さ、呼吸のアンバランスさ、緊張度合の高さなど、

 途端、そこここに自分の「アラ」や「甘さ」を感じました。 

 「まだまだだなあ」と感じるのは「常のこと」ですが、

 「自己中心観照」と呼べるものが始まって来たのかなと思います。 

 研究会から帰宅し、早速、次の練習に入ったのは自然な事でした。

 「剣」や「テイシン」、「筆」...など、様々なものの芯を掴み、共に動くには、

 「軸が太すぎる」し、「緊張し過ぎ」、「呼吸や意識の使い方もなっていない」

 もっともっと、自分を研ぎ澄ませようと思います。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-01-29 00:00 | バランス運動療法・調整法

「ハ・セ・セ」

 今日の研究会は、皆さんのご質問や互助会の内容、

 観照塾での歩法の「纏め」を意識した内容に取り組んでみました。

 今の時点で、私が大切に想うポイントを幾つかお話しましたが、 

 そのベースに「大転子を寄せる」と言う「大基本」を設定し、

 「何故、それが大切なのか?」感じて頂けるよう意識しました。

 私にとっては、紆余曲折、長年掛って取り組んだことの纏めでもあり、

 「剣を大切にしている」意味があります。

 この基礎を丁寧に取り組み、積み重ねる事で、

 各位が取り組む、様々なポイントの「要」となると思います。

 その「凡例」や「ヒント」として頂ければ幸いです。

 ちなみに、ヘルニアの私が「大転子を寄せ、恥骨を挟む」場合、

 先ず「大転子」⇔「大転子内」⇔「恥骨外」⇔「恥骨内」⇔「恥骨結合」と

 4段階(⇔)の絞りを意識して挟む所から始めます。

 これを「恥骨」だけでなく、「ハ・セ・セ」各所、後、3つ同時に行います。

 それで、骨盤全体が協調し、統合した動きが出た段階で、

 「ロッキングチェア」や「骨盤時計」、「剣の振り降ろし」に必要な、

 丁寧に緩みを取り、刻々と芯を取り続ける「多段階」へと意識をシフトさせます。

 これが活歩で動的に行われるのが「歩法練習」で、

 個人的に、期間を決め、集中的に取り組まないとなかなか難しいです。

 仲間と負荷を掛け合い、チェックしながらの相対練習をおススメします。

 今日、ご紹介した「鉄球運び」や「ボックス」、「後ろ歩き」等に取り組んでみて下さい。

 不明な点は気軽にご質問を。

 来月から取り組む「剣」は、その延長上にあります。

 ご準備下さい。
 

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-01-27 00:00 | バランス運動療法・調整法

 本日、資料の返却の為、K野先生の秘密基地を訪ねました。

 お店を移転されて3カ月、

 様々な調度品があるべき所にバランスを持って落ち着き、

 本当に気持ち良い場所が出来上がっていました。

 自分自身が気持ち良く、ゼロを保てる場所、雰囲気作りの大切さを感じました。

 
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 さて...この気持ち良い場所で、様々な練香や香木を拝見。

 焚いていないのに、咽頭が開き、後頭部が緩みました。

 そこから、中でも「とっておき」の香を焚いて頂くことに。

 香気が脳へじわじわ染み入り、

 正に、脳がとろけ、脳漿が鼻から出そうに緩みました。

 そこからが大変!あくびが止まらないことに。

 どうも、私の硬口蓋から軟口蓋、咽頭までが硬いらしく、

 身体は、それを内から広げたがっている模様。

 それが一回のあくびでは広げきれず、

 顎が外れ、喉と口が裂けそうになりながら「自発動あくび我慢」が続きました。

 途中、手首と首に沈香の念珠と首輪を掛けて頂き、

 BGMに「観音経」を流して頂いて、それは全開に。

 お陰さまで、頭頂に至るまでの全身が立体的に開いて緩み、後、締まってスッキリ。

 家の安モノの白檀では、鼻先で止まってしまいます。

 やはり、良いもの(香)は響きや感応力が違いますね。

 前後、美味しいお菓子とお茶まで頂き、極楽極楽。

 このまま、お店の「当直」したい気分でした。
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 (参考)
 「六根清浄と呼吸」


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 「想いやり」⇔「感応力」

 「感応力」⇔「観音力」

 「観音力」の必要十分条件は?

 「感謝、感動(感じて動く)」

 「包容力」

 「バランス感覚とゼロバランス(和して同ぜず)」

 「共存共栄(Winwin?)」、

 上手く文章に出来ませんが、そんな風に感じました。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-01-26 01:00 | バランス運動療法・調整法

「六根清浄と呼吸」

 「ハミングや発声による呼吸の観察」(「呼吸は響き」)を継続中です。

 頭蓋骨内や口腔、鼻腔、咽頭、耳管などへの響き方を通し、

 様々なバランス(「噛合せ」、「頭蓋骨バランス」、「意識無意識」)が良く分かります。

 先日、ある患者さんと一緒に「ハミング」しながら施術を行いました。

 この方は詩吟を嗜まれるのですが、

 いつも、顎が上がり、猫背気味で、肚が決まりません。

 そこで、詩吟的発声ではないかもしれませんが、

 「ハミング」をして頂き、今のご自身を響きを知って頂く所から始めました。

 そして、その状況・バランスを意識し、

 私が段階的に調整を加えつつ、

 日本語の発音の仕方も工夫して頂きました。

 響きの改善と共に、不調が改善されて行くのが印象的で、

 「詩吟が上手くなって健康!」と喜んでお帰りになりました。


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 個人的に、「ハミング」で「聴覚的呼吸法」と同時に、

 「聞香」で「嗅覚的呼吸法」もやっています。

 他にも、視覚的に「残像」を利用したり、

 意識上で、「頭蓋骨に色を塗る」などの取り組みも出来そうです。

 これら「特殊感覚」を通じ、

 脳で自覚・認識し、処理する仕組みが大切な様に思います。

 そう言えば、「般若心経」に「六根」があります。

 「六根」とは「眼・耳・鼻・舌・身・意」で、

 「五感」とそれによって生じる「心の働き」を指します。

 これらは、「人間の認識の根幹」であり、

 それをよく整えることを「六根清浄」と呼びます。

 「呼吸」を上手く用いることで、それが可能かもしれません。

 (参考)
 「香気療養」
 「健香呼吸法」

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-01-23 00:00 | バランス運動療法・調整法

「呼吸は響き」

 今朝、下半身が寒くて仕方ありませんでした。

 雪が降っていたこともあり、保温対策を十分にしました。

 それにしても寒い!...と思ったら、下肢が固まっていました。

 身体が固まったり、アンバランスになっている時、

 運動や代謝が停滞し、動きを失います。

 それ以上に怖いのが、感覚が麻痺し、意識が停滞する事です。

 反省すべき点でした。

 でも、そこから「バランスが生まれる」、「バランスを取る」本質を見直しました。


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 「頭の位置を決める」、「頭から動く」

 「頸を伸ばす」

 この辺の大事さが最近、身に染みて来たものの、

 なかなか、「頸から上の呼吸」が上手く行きませんでした。

 「発声」や「笛」を学んだり、「聞香」にヒントを得て、いろいろやってみたのですが、

 どうしても「鼻の奥から喉前」までが限界で、

 「喉奥や後頭骨」まで上手く繋げることが出来ませんでした。

 そこで、「ハミング・発声」の観点から、K野先生にご指導を受けました。

 「ハミング」は自分の内から起こる、微細な振動(バランス運動)です。

 そのバランスを意識や身体、音程、トーン、母音等の観点から感じつつ調整。

 最初はなかなか上手く響かせる事が出来ませんでした。

 そこで、K野先生の響きや体感をトレースしつつ、

 呼吸法の基本に沿って発声して行きました。

 どうすれば響きが伝わって行くのか?

 角度や程度、間を使って繋いで行く過程は、練習中の「接触鍼」の感覚でした。

 また、K野先生の「舌足らず」や「ひょっとこ」、

 M橋さんから学んでいる「日本語の発声特性」がかなりヒントになりました。

 この「ハミング」で全身を緩め、開きながら繋ぎ、

 「無声のハミング」として「呼吸する」ことで、

 最終的に、後頭部と喉が同時にがばっと開き、頭頂に呼吸が至りました。

 帰宅後、眉間がバクっと開き、パクパクしたのは驚きです。

 取り敢えず、まだ、呼吸で全身が開いただけの段階ですので、

 これを厳密にコントロールしたり、細くしたりする必要があります。

 早速、剣の振り降ろしの改善です。


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 私にとって「呼吸は(無声・有声)響き」と言う観点が凄く勉強になりました。

 「響き」の感覚、感性、観点を持てたことで、

 「意識や体内操作」などの「見えないベクトル」を生々しく感じられる様になりました。

 世に「言霊」と言いますが、

 そこに、「想い」や「意識」が乗るのですから、「霊」そのものですね。

 早速、御利益を頂けた様です。
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                        サムハラ神社

 
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 今週は呼吸法セミナーが続く週と言うこともあり、

 目下、そのメニューや取り組みを色々考えているのですが、

 観照塾での「歩法」と「剣」のレクチャーに則し、

 「重力感」や「バランス感」、「呼吸感」をテーマにしたいと思っています。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-01-20 00:00 | バランス運動療法・調整法

「自己中心稽古」

 昨日、何かとても大切なことを書き忘れた気がして、

 土曜、K野先生を見た時のイメージをもう一度、思いを巡らせ、

 夕方、ハッキリしました...「聞香」の感覚・意識です。

 11月以降のY川さんの記事(「お香は万能薬」「変な力が入っていたんだと実感」

 の流れがありました。

 (参考)
 「香気療養」
 「健香呼吸法」


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 先日、ある方に「趣味が沢山で大変ですね」と言われました。

 確かに、自分の「芯」を見付けるまで、

 ほとんど、「子供の習い事の掛け持ち」の如く、

 「好奇心」や「迷い」、「飽き症」から「オーバーヒート気味」だったと思います。

 今は「自己を多面的に見詰め、探求して行く」共通項の元、

 その「ひとつ」につき、「課題」や「響くもの」に、都度、真剣に、愉しく取り組んでいます。

 そして、それらの稽古は「個々」、「単独」のものではなく、

 それぞれが、互いの練習やイメージとして、有機的に、私を形作っています。

 また、自分とその日常を中心としているので、稽古時間のON/OFFの別はありません。

 「感じ、思い巡らす」時、全てです。

 何からでも、いつでも学べます。

 ただ、一日の中、少し、集中、若しくは、まったり、1人になる時間は必要で、

 「少し纏まった休日」があると、集中して楽しめます。


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 以前からブログでもご紹介致しております、

 上原大阿闍梨様が住職をされる「伊崎寺」のHPが出来ました。

 まだ、未完成とのことですが、ご紹介致します。

 (参考)
 「我は木偶なり お神輿なり」
 「人間の感覚」と「触覚の本質」
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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-01-14 00:00 | バランス運動療法・調整法

 昨日のお稽古で印象深かったのが、K野先生の変化でした。

 日々、変化する先生ですが、

 毎年、少し纏まったお休みの後、その変化が顕著になる気がしています。

 年初は、身体が更に締まっておられたのですが、

 それを特に、「頭蓋骨の締まり」や「頭の位置」や「頸の伸び」に見た気がしました。

 それには、歩法レクチャーに向けての意識やイメージ、

 個人的にテーマにされている工夫に加え、

 「バックストレッチャー」体調と思考の変化)を研究された結果かもしれません。

 私は1日に入手しましたが、使い方を色々試してみて、かなり使えました。

 年末年始、お休みがほぼ無かったこともありますが、

 これで自己管理したお陰で、「疲れ」や「休みボケ」がなく、

 身体も締まって、年始から、かなり体調が良いです。


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 その辺を感じ、レクチャーを受けつつ自己修正を行いましたが、

 ひと通り歩法メニューを行うことで、

 頸から下半身に掛け、身体がのびのびと伸び、

 頭から肚、足底までの重心位置がセンタリングされ、意識と身体が締まりました。

 身体のつり合いが取れ、各パーツ「吊るされている」ので、

 鉄球運びしても、身体が比較的固まらなくなりました。

 歩幅は必然的に狭くなります。

 「コンパス」で言いますと、

 その持ち手(頭)の位置が高くなるに連れ、両足や両半身の広角が狭くなるからです。

 持ち手を「センタリング」しながら「頸」、「腰」と「吊るして」行くと、

 全身が纏まる様に締まり、次第に「重さ」を感じ始めます。

 「重さ」とは物理学的に言うと「動き難さ」だそうで、

 吊るされ、ゆらゆらと揺れていない時、

 身体や感覚は「重さ」に縛られ、それを感じる事が出来ないようです。

 私達が「こける」とか「不安定」だと想う瞬間が、

 「重さ」や「バランス感覚」、「運動」との出会いだと感じました。

 この「重さ」を感じることで、

 「呼吸」や「運動」、「ベクトル」の感覚が生まれて来た気がします。

 「歩法」は動的な「呼吸による自己伸展・バランス運動」と呼べるかもしれません。

 これを日常の施術や運動処方、研究会やセミナーでどう展開、応用して行くか?

 目下、研究中です。


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 私の場合、これらのことを感じられる切っ掛けとなったのは、

 年末年始の「剣の練習」と「バックストレッチャー研究」、

 そして、タンゴ...明確に言えば、「ミロンガ」の練習だったと思います。

 コチラは大師匠の「ミロンガ」のデモです ⇓

 デモなので、互いが少し離れたりしますが、

 男性が身体を締め、自分の重心移動と軸操作で女性を動かします。

 身体でリードしつつ、様々に動いているのに、軸がぶれません。
 

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-01-13 00:00 | バランス運動療法・調整法

 昨夜のお話の続きで(「良く感じ、即、則して、良く応じる」)、

 誠に、主観的な感覚なのですが、

 「後ろ歩き」で、心身のバランスが徐々に整って来た時、

 お腹に「真ん中」と言うか「丸」を感じました。

 その丸は「ぽこっぽこっ」と動き、

 あたかも、自分の中に「芯出し」の「気泡管」が出来た様な感じでした。
b0159328_2011564.png

 そこで、出来る限り「重心移動」にブレが出ないよう、

 「丸」の位置をコントロールする内、

 拇指球や眉間に、これまた「丸」が出て来ました。

 では、この「丸」同士のバランスにブレを生じない様、歩き続けると、

 以前、神道の本で観た様な、大きな鏡を持っている感覚になりました。
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 面白いのは、刻々と歩き続けながらも、

 この鏡に映っている風景を身の内にぼんやり感じることで、
b0159328_11534411.jpg

 「気持ちのブレ」も少なくなり、とても、頭がすっきりしてきました。
b0159328_11394035.jpg

 一種の「歩行禅」になったのかもしれません。

 歩き終え、その感覚で、体操的な動きをやってみたのですが、

 神経訓練法やこんな雰囲気になりました ⇓
b0159328_20101635.jpg

 あくまで、私の個人的な体験なので、

 この出来事が正しいのか?次もこうなのか?分かりません。

 また、同じく感じる方がいらっしゃったとしても、人それぞれで、

 ある方は「ヨガ的」に、また、ある方は「舞踏的」に感じるかもしれません。

 この事から、人間の精神活動や文化には深い共通性がありそうだと思いました。

 そして、それらが、自身の中の何に響くのか?

 いろいろ試行錯誤する愉しみがありそうです。
 

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-01-09 00:00 | バランス運動療法・調整法