「基礎2周目」

 不思議なご縁で始めた龍笛。

 純粋に興味があったことに加え、

 呼吸法の「ひとり相対稽古」として役に立っている。

 昨年を振り返る。

 春から夏 「リラックスしつつ、呼吸の臨界点を上げ続ける」

 夏から秋 「プロ用本管で安定した呼吸を行う」

 秋から冬 「臨界を上げつつ、余裕を緩急や付け、越し、引き、音色とする」

 11カ月が経ち、主要50曲を開いた。

 「開く」とは「初演(初体験)」の意で、その程度。

 しかも、早くこなして行くことが良い事とも想わない。

 でも、「及第点」を頂けないと先に進めない。

 日々、体を作り、

 次に学ぶ曲を自分なりに十分、予習。

 参考になりそうな音源や教材を探し、研究も行う。

 そして、毎回、先生が「墨を入れるだけ」の状態を心掛ける。

 また、墨が入った所は、少しでも改善させ、次の課題曲に反映させた。

 それが何より愉しかったから。

 そのせいか?

 どんどん先生の要求が高くなり、

 一回に2,3曲課題を与えられることもあった。

 常に、あっぷあっぷ。

 通常学ぶ3,4年分の量...当然だ。

 でも、1年で随分と「基礎体力」がついた。

 2月から50曲の2周目に入る。

 まだまだ、「表現」になっていない。

 プロ用本管のポテンシャルの高さがどんどん見え、そこを使いきれていない。

 治療や実生活に応用できそうなポイントが増えて来る。

 今度は、腰を据え、ゆっくり、深く、丁寧に学ぶ。

 3年目に水平飛行に入れる高度まで、基礎を持って行く。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2012-01-31 00:00

「基本指針」

 「どう作用する、させるか?」より、

 「重力や外力」、「自動、自重」に対し、

 どの動き、どの方向、どの状態においても「反作用を処理、活用できる体」

 「呼吸力」を中心に、

 「連動、バランス、センタリング能力」

 「情報感受・識別・処理能力」

 「意識形成・表現、集中、伝達、イメージ能力」

 4つの要素から捉える。

 必要十分条件、諸芸に通じる。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「能楽にみるヒント」
 「2/6-2/13 纏め」
[PR]
by cute-qp | 2012-01-30 00:00

「愉しく歩こう」

 何気ない、ひとつひとつを丁寧に比較して行く。

 すると、ひとつひとつ、じぶんがハッキリ見えて来る。

 そうして、浮き上がってきたものを、

 「面白そう!」や「不思議?」、「じぶんの長所」...なんて切り口から見て行く。

 すると、次の一歩が少しずつ見え、何より愉しい。

 「原因」や「短所」にまともに直面すると、「そそり立つ壁」に見える。

 「長所を少し伸ばしてみる」

 より上手になって、「短所も小さく」なって行くかもしれない。

 興味を持った点を「ダジャレ」、「しりとり」、「掛詞」、「共通性」で繋いで行く。

 視野が広く、高くなり、新たに見えてくるものがあるかもしれない。

 心と体の力を抜き、出来るだけ愉しく、

 壁(問題)をちょっとずらしたり、かいくぐって、本道へと繋げる。

 じぶん自身や患者さんとの毎日でそう学ぶ。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2012-01-25 00:00

「能楽にみるヒント」

 「野村萬斎 What is 狂言」より引用・掲載↓

 狂言は裸舞台で演じられ、「素手の芸」とも呼ばれます。つまり演者の身体・声でいかに
空間・時間を支配するか、集中力を結集させるかが大切で、その究極の姿勢がぶ”構エ”
です。

 肉体をオブジエ化させて、そこに立つだけで観客の目を集め、存在感を示します。

 能・狂言は、動かないから面白くないとよくいわれますが、舞台で隙なく立つ、というのは
、力を抜いて止まっているのではなく、前後左右のベクトルのバランスをとりながら、緊張
して、エネルギーを集中させているのです。

 その場にSTOPしているのではなく、STAYしている状態です。

 狂言では常に腰のポイントを下に保ち、丹田(臍の下の下腹部にあたるところ)に精神
を集中して立ちます。この構エで早く動くと、どうしても腰が上がって来てしまいますので
、常に腰を沈めて重心を下に保つように努力します。また、緊張感を持続させるために身
体を前傾させて負荷をかけます。
b0159328_23225470.jpg

 これはよく使われる「腰を入れる」という言葉を具体化した姿勢で、農耕文化から来た日
本の伝統的ポーズなのでしょう。逆に西洋では骨盤を上に向けて立つことが基本的な演
技で「上へ上へ」という意識で動きます。あるバレエダンサーは「僕らは腰を上に向けて立
つんだよ」と言っていました。

 「ようこそ能の世界へ―観世銕之亟 能がたり 」観世 銕之亟 より引用・掲載↓

 よく日本の芸能では、「腰を入れる」という言葉を使うんですね。お相撲なんかもそうです
けれど、腰を入れるっていうのは、重心を下げる、という意昧合いになるのですが、でも、た
だ下げただけでは腰が落ちてしまう。私が長年やらせていただいて感じるのは、そうではなく
て、重心を下げる一方で、ヒップアップするという関係が必要なのです。

 たとえばファッションモデルなんかの場合ですと、美しく歩くためにはヒップアップがきち
んとできていないとダメだそうですが、能においてもそのヒップアップは非常に大切なことな
んです。つまりアップするっていうことは、腰を吊り上げてしまうわけです。バランスのいい
構えというのは、大地から引っ張られる力と、天に向かって引き上げられる力とが
拮抗することですから、うまい方っていうのは、決して腰が落っこちていないんですよ。

 (中略)

 からだの扱いで、私が兄貴(観世寿夫)なんかとよく話していたことは、「アクセルを踏み
ながらブレーキを踏む」という状態、立ったときに、そういう関係をからだの内につくらな
いといけないということなのです。それをやると、均衡がとれた能の立ち方になるんです。

 それは、世界宇宙のなかに立って、前後左右から無限に引っ張られているなかに、
拮抗して立っている存在感。その緊張感があるからこそ、精一杯の力を発することが
できる、ただ立っているだけではダメなのです。

 立つことのなかに、アクセルを踏めば時速百キロはでるというスピード感を自分にかけ
ておいて、しかも、ブレーキを踏んで止まっている状態です。独楽がいっぱいに回って
いるときには、まるで静止しているように見える状態と似ていますね。だから緊張が弱く
なると、回転かぶれて止まってしまうわけです。いっぱいに回転しているときのテンション
の高さ、能役者の演じる上での緊張感というのはそういうものなんです。

 (中略)

 能舞台という、三間四方の限られた空間のなかで、ふつうの寸法でない距離感をたすため
の三歩。三歩で千里も歩いたことを納得させるというのはマジックですよね。ですから、その
マジックをもたらす身体というのは、ふつうの歩き方では絶対にダメなんですよ。アク
セルとブレーキを同時に踏んでいる状態が、激しく変わるか、ゆっくりと変わるかによって
、スピード感も距離感も違って見えてくるのです。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「身体の使い方」と「文化」
 「背中の感覚 (1)」
 「背中の感覚 (2)」
[PR]
by cute-qp | 2012-01-19 00:00

「引き締めて行こう」

 約ひと月ぶりにプールに行く。

 時間が合わなかったり、眼の調子が悪くてずっと行けていなかった。

 久々で、ウキウキ。

 しばらく間が空いていると、自分の状況がよく良く分かる。

 もうちょっとましなつもりだったけど...出来ないことだらけ。

 「ふりだしに戻る」

 ゆっくり観察しながら泳ぐと、こんな簡単なことに気付かなかったのかとつくづく想う。

 でも、とても嬉しかった。

 体も重くなった。

 引き締めて行こう。
 
 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2012-01-14 00:00

「じぶんの創始者」

 年末、ZKさんとK元君が龍笛を始める。

 その入門、お稽古初めにつきあう。

 成り行きで先生のお手伝い。

 入門を「他人の目」で振り返ると、今までの学びが見えて来る。

 まず、一合目の見晴らし。

 この1年弱は「予習」・「真似」に費やした。

 けど、初心者だから「真似」すら出来ない。

 が...次第に、真似のコツは「ブレス」と「間」なんだと気付く。

 物理的な呼吸の意味だけじゃない。

 そこに拘って、基本が見えて来る。

 他がイメージ出来る様になって来る。

 今年も、日常、万事、いろいろ試行錯誤してみる。

 「底(基本)を深く」し、「じぶんを創始」して行く。 

 それに従い、学んだ事、学ぶ師の姿が何となく見えて来るのだろう。

 話は戻るが、入門早々、2人の演奏者としてのタイプははっきり分かれた。

 愉しみだ。

 初心者のくせに、早速、3人でユニットを組む。

 名前は「甘衆(かんしゅう)」。
 
 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (おまけ) 「甘衆」の由来
[PR]
by cute-qp | 2012-01-10 01:00

「系譜」

 年末年始、仕事の合間にいくつかの本を読み返す。

 「からだ」と言うものについての捉え方、見据え方、付き合い方を「野口三千三」先生。

 自己管理と目標設定、準備、意識、イメージの仕方を「成瀬雅春」先生。

 学び方、スタイルの築き方、伝え方を「立川談春」ほか。

 美術書、2.3。

 一年を掛け、本棚や机、枕元は本で溢れかえってしまう。

 「心の整理」と「大掃除」は本棚にも必要。

 大掃除を終え、年々「じぶんの定番」と言える本が残って行く。

 「こう言う方向、スタイルに進もう」と想うと、まず、「モデル探し」。

 残った本を見ると、「じぶんのスタイル」が見える。

 その「系譜」を手繰って行くと、これからのじぶんが見える。

 じぶんがどんな「系譜」にあり、何をなそうとするのか?

 同じ系譜の先人がどう学び、どう生きたか?

 毎年、読み返すと読める部分、伝わってくる部分が変わる。

 時代を隔てた人と同じ感動を得、繋がっていることが嬉しくなる。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2012-01-08 14:00

b0159328_9194875.jpg

 明けましておめでとうございます。

 旧年中はいろいろとお世話になりました。

 厄の期間を抜け、今年は「昇龍の勢い」で参ります。

 少しでも、皆様のご健康のお役に立てますよう精一杯頑張ります。

 今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (おまけ) 「狩衣」
[PR]
by cute-qp | 2012-01-01 10:00 | お知らせ