久方ぶりにサルサを踊る。

 が...あれ!? 音が体に入ってこない。

 かなりあせる。

 いつもなら、音が鳴るとどこでも勝手にリズムを取ってしまうのに...。

 後日、笛を吹いて気付く。

 いつの間にか、じぶんの中に、2つの「リズム感」が形成されている。

 その共存がまだぎこちない様だ。 

 西洋音楽はリズムを刻み、当てる。

 改めて感じると「鼓動」とシンクロしている。

 「アクション(作用)」であり、「交感神経」を震わせる。

 正に「ハート・ビート」だ。 

 対して、東洋音楽は「間」。

 「呼吸」とシンクロしている。

 吐く、吸うの間にある「リアクション(反作用)」であり、「副交感神経」を導く。

 「ブレス・ビート」と言える。

 今のところ、西洋音楽で「ブレス・ビート」を見つけたのは、エリック・サティだけ。

 自らの歩みと共に、厄年を境に、生活や感性のベースが、

 「ハート・ビート」から「ブレス・ビート(副交感神経)優位」になった気もする。

 私の日常や仕事において、良い傾向だと想う。

 一方で、これが熟成されて行くと、「ハート・ビート」も良い感じになってくる気がする。

 バランスだから、どちらも必要。

 使い分けられると良い感じ。

 笛は「海青楽」から「黄鐘調 千秋楽破」、「西王楽破(さいおうらくのは)」を経て「双調 賀殿急」へ。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「西王楽破」
[PR]
by cute-qp | 2011-12-31 00:00 | 温故知新

「じぶん中心網要」

 今、かかえている問題や愁訴の答えのほとんどは「じぶんの中」にある。

 しかし、今のじぶんの「ものの見方、導き方」でそれは見えにくく、

 「針の飛んだレコード」状態になり易い。

 生真面目になるほど、問題は解決せず、その状態がじぶんを後ろ向きにさせる。

 一旦、じぶんの行動・意識の「外側」に立ち、じぶんにアプローチする必要がある。

 でも、初めの内、その道筋が「想いつかず・見つからない(外側に出られない)」。

 禅問答のようだが、それには、まず、じぶんを観察する必要がある。

 外に出るにも「起点(スタート)」が必要。

 そこを「自己観察」と言う。

 冷静になることで「感じる幅」・「視野」が広がる。

 ゆっくり行うことで「感じたことを判別・区別」出来る。

 都度、立ち止まり、一回一回付き合わせることで、じぶんの変化や可能性、方向性に気付く。

 「分かる」というのは「分けられる」の意。

 「頭で理解する」ことでなく、「感じ分けられる」を指す。

 すべからく、じぶんのひとつひとつを区別、観察して行く。

 区別は、例えば「前後・上下・左右」から「表裏・寒暖・緩急・硬軟・順逆・喜怒哀楽」様々。

 「やってみよう!」・「面白そう!」と思える比較、付き合わせを行う。

 そこから、「感覚しりとり」をして行く。

 興味を持ち、浮き上がってきた感覚を「りんご→ごりら→らくだ」して行ったり、

 様々な物事との「共通点」や「相違点」を手繰って行く。

 今までと違うこと、非日常的なことに挑戦したり、眼を通すのも良い。

 真似するのも凄く良い。

 まず、徹底的に真似てみて、

 真似の極意を「じぶんなり」と気付く。

 そうして、「現時点での臨界点」に達した時、ちょっぴり、じぶんの外側に立つ。

 はっと気付く事がある。

 日常が愉しくなって来る。

 繰り返すことで、原点(じぶん)回帰し易く、気付きも降りて来易くなる。

 昨日のじぶんより「一歩前へ」、より「本質へ」と歩める。

 一歩一歩、じぶんは「オリジナルの”じぶん”」となる。

 この「じぶん中心網要」をもって私自身、

 そして施術・運動処方・セミナーの指針とする。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2011-12-28 00:00 | バランス運動療法・調整法

「一年の計」

 今日は互助会とセミナーの日。

 昨夜、お話したことの(「12/24 観照塾代行 資料」)「前提」をテーマにした。

 具体的には、

 ・ 「呼吸」と「ポジショニング」

 ・ 「比較・識別」と「現状把握・センタリング」

 ・ 「必要十分条件」と「前提・設定」

 ・ 「仮説」→「実験」→「検証」→「修正」

 来年に向け、ここを起点とし、施術やセミナーは継続されて行く。

 2月から月曜セミナーも始める。

 楽しみだ。 
b0159328_22163896.jpg

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2011-12-26 00:00 | バランス運動療法・調整法

「姿」 白洲正子/吉越立雄 著 より↓
b0159328_054398.jpg

b0159328_0102457.jpg

b0159328_0104680.jpg

 平田内蔵吉 中心網要 より

 ○ 上体の力を抜いて肩を下げ、いかに手先に力を入れるときも肩の力は抜く。
 ○ 中心が定まっていると、動作の区切りが判別する。そして、力を入れる時は、中心に十分
  の力を注げば、他は八分目に止める。
 ○ 体格と体質と体力と姿勢と、神経と、内臓と精神とが綜合される肉体にも美が生まれる。
 ○ 決心の覚悟で身体の中心を定めるならば、家も名も、行動も思想も自然に中心を得てく
  るのである。
 ○ 決心は自分以外には誰も出来ない。病は自分以外に治せない。
 ○ 肉体がしっかり中心を得てくるに従って、精神は益々敏活に働く。しかし中心を得ない
  身体の発達は往々身体を鈍ならしめる。
 ○ 愛することの出来ない健康術を行ってはならない。健康は義務ではない。
 ○ 息を吸った時は、腰に力が入り、息を吐いた時は腹に力が入る。腰に力の入った時は
  積極的であり、腹に力が入った時は消極的であるが、どちらも力である。
 ○ 精神の平静を得る時と肉体の中心を得る時とは同時である。
 ○ 腹は防御に、腰は攻撃に用いられ、腰は敏捷に、腹は充実に用いられなければならない。
 ○ 踵は腹に、腰は爪先に相懸ずる。
 ○ 中心を守る正反の対立はまず腹と腰である。次に踵と爪先である。頤(あご)と頸背であ
  る。肩と鳩尾である。
 ○ 呼吸と動作は一致する。呼吸も動作も、気合いをかけた時は力を腹にまとめ、伸ばす
  時には力を腰にまとめる。伸線の中心は腰であり、屈線の中心は腹である。
 ○ 力は息を吐く時には腹に、吸う時は腰に入れる。常住これを続けて欲しい。
 ○ 胸に息を吸った時は腰を中心に全身の伸線が伸びる。腹に息を吐き出した時には全身
  の屈線が縮まる。
 ○ 毎日毎日やっていると自然に、吸う時には腰に力が入り、吐く時には腹に力が入るよう
  になる。
 ○ 体は上下左右に動いても、瞳孔は常に真ん中に定まる。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (参考)
  「感想文83」
  「褌の締め直し」
  「喉が開く」
  「筆に訊いている」
  「背中の感覚 (1)」
  「背中の感覚 (2)」
  「身体の使い方」と「文化」

 (おまけ) 「超個人的 棒体操」
[PR]
by cute-qp | 2011-12-25 00:00 | バランス運動療法・調整法

「褌の締め直し」

 龍笛の先輩にお会いする。

 普段、凄い音色を出す方なのに今日は、笛の音に芯がない。

 体の全体を見ても、芯が抜けた様で締まりや纏まりが無い。

 聞くと痔の手術をされたとか。

 私も昔、検査だけで、力が入らなかった経験があるけど、

 これほど影響が大きいものか!?

 ふと、電車などでメールを打つ若者の姿勢を想う。

 手術していないのに、同じ状態。

 失われ行く文化や習慣を想う。

 先輩の体の特徴や癖を知っていたので、

 どの様に、今回の手術に至ったのか?イメージしつつ、

 例えば、O脚はどんな感じで引き起こされるのか?

 人工股関節・膝関節になって行くのか?

 失禁が起こるのか?

 患者さんの様々な状況をつらつらイメージする。
 
 身体のちょっとしたのボタンの掛け違いや思い違いが、

 いろいろな部位へ、様々な形で、心や体の不調へと繋がって行く。

 呼吸を軸に、更なる施術や生活習慣・意識の改善に取り組む決意をする。

 「褌の締め直し」だ。  

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (参考)
  「神経訓練法としてのセンタリング呼吸法 "改訂版"」
  「浮ルート」
[PR]
by cute-qp | 2011-12-22 00:00 | バランス運動療法・調整法

「喉が開く」

 先週、喉を開く感覚を得る。

 下半身から順に、骨盤基底・仙骨など各段階を経て呼吸を誘導する内、見つける。

 M橋さんの喉や龍笛の芝先生吹き方のコツが分かる。

 開いた喉を絞ったり、いろいろコントロール。

 歌は声量が上がり、ビブラートが見えて来る。

 笛の響きが増し、表現方法が見えて来る。

 表現や技量と言うのは、基礎の広さや深さに自然と現れるのだとつくづく想う。

 面白いのは、笛の長さを竹筒から腸辺りまでに感じること。

 呼吸を頭頂の先まで誘導中。

 呼吸で全身を繋げる。

 上半身が見えて来ると、また下半身の充実が変化する。

 精度を上げ、様々な形で体の可能性を見て行く。

 笛は「拾翠楽」から「黄鐘(おうしき)調 青岸波」、を経て「海青楽(かいせいらく)」へ。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「海青楽」
[PR]
by cute-qp | 2011-12-21 00:00 | バランス運動療法・調整法

「筆に訊いている」

 先日、ミンクの筆を頂く。

 今の課題は「反作用を処理でき、感受性のある体」。

 お陰さまで、身体と感覚作りに大変役に立っている。

 20代まで、毛足も柄も長い羊毛の筆を使っていた。

 それを使う事が、半ば「常識」とされた。

 羊毛は毛が柔らかく、毛足が長いと「コシ」が出にくくなる。

 いつの間にか、筆と戦ってしまう。

 必要以上に筆を立て、持つ指、腕、肩にかけて固め、手書きになり易い。

 その内、臨書する対象の「内容」や「方向性」がすり替わる。

 反作用を処理できない身体ならなおさら。

 ...と言うことが分かるまで、長い間、違和感だった。

 「筆圧」を「じぶんからの一方的な押し」とするのか?

 「紙や墨からの返りとの兼ね合い」とするのか?

 これで全く違う。

 「かかない、蹴らない水泳」、「口先で吹かない笛」、「手で押さない治療」

 「合気」...と通じる。

 その意味で、「山馬筆」はコシが強く、「反作用」が大変分かり易かった。

 一方で、筆の「主張」がきつく、歩調を合わせることが難しかった。

 今回、適度な「しなり」や「まとまり」がある、ミンクを頂いた。

 筆の持ち方、二の腕の張り・浮かせ方、反作用を聴いて字を書いて行く練習が今面白い。

 筆のたわみと動きを「ハ・セ・セ」で調整する。

 「草書体」を手本に練習中。

 木刀に対し、袋撓刀。

 樫の杖に対し、白蠟の杖。

 直刀に対し、反りのある刀。

 ステンレス製の鍼に対し、銀の鍼。

 同様の目的で扱えるものと想う。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (参考)
  「中心網要」
  「表現が自由で変化も無限」
  「なぞって、なぞって、謎を解く?」
  「破壊と創造」
[PR]
by cute-qp | 2011-12-20 00:00 | バランス運動療法・調整法

「年末、今日この頃」

 年末、何かと忙しくしている。

 先週まで、知人からの依頼で、数十年ぶりの「篆刻」。

 昔、少し凝っただけで、自信はなかった。

 でも、「やってみよう」と思ったのだから初志貫徹。

 それにしても難しかった。

 彫っていると、じぶんと向き合うことになる。

 年末と言うこともあり、今年一年の自己採点中。

 反省しきり。

 それが出る。

 それじゃ困るので、字のバランスを想いつつ、来年への展望・計画をイメージ。

 石と共に、じぶんの中に決意を彫る。

 笛は「還城楽」から「仙遊霞(せんゆうが)」、「傾盃楽急(けいはいらくのきゅう)」、「黄鐘(おうしき)調 越殿楽」、「鳥急(とりのきゅう)」、を経て「拾翠楽(じゅすいらく)」へ。 

 力一杯吹く段階を終え、ここでも、本質的な音の探究と表現の入り口に来る。

 クリスマスの訪れの少し向こうに正月が見える。

 やることも満載。

 昇り龍の一年にしたい。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「仙遊霞」、「傾盃楽急」、「拾翠楽」
[PR]
by cute-qp | 2011-12-13 00:00