「化学反応」

 週一回、水泳のKコーチが治療と運動処方にお見えになる。

 呼吸法セミナーにも参加され、他メンバーもびっくりの変化をされている。

 ご自身のことが見えて来ると、教える方達の様子がとても気になって来る。

 今回はそんなセッションの一幕をご紹介↓

 Kコーチ:「〇〇こんな人はどうすればよいでしょうか?」

 春風堂:「まず、その方の様子を想い出し、真似をしてみて下さい」

 K:「こんな感じですね」

 春:「その状態で体はどんな感じですか?いろいろ動かしてみて下さい」

 K:「あ!」

 春:「そこを踏まえ、何故そうしてしまうか?そうする癖や習慣から心や意識の方向をどう
    変えるかなんです。ドリルや公式では対処出来ません」

 K:「生徒さんには〇〇な女性もいてピアノの先生なんです。手はこんな感じで...下半身は
   覚えていません」

 春:「その状態だと指に力が入りません。猫背になり、骨盤はこう開いて、こっちに傾いている
    と感じです。泳ぐと多分、こういうバランスではないでしょうか?」

 K:「そうそう!そういう泳ぎ方です」

 春:「とすると、キチンと音が出せず、特に、左手の伴奏は効きません。リズム感も良くな
    いかも」

 K:「そうなんですか?」

 春:「実際、見てないから正しいか?は分かりません。でも、その状態でこの曲のリズムを
    取ってみて下さい」

 K:「無理ですね」

 春:「こうしてみるとどうでしょう?」

 K:「とれますね」

 春:「この曲ではどうですか?」

 K:「私、リズム感ないから...」

 春:「まあ、得意不得意はあるとして、この状態でどうですか(誘導する)」

 K:「あ、取れた!成る程!」
  
 春:「腰が引けていると本当に腰が引ける感じになります。その状態では物理的にリズムは
    取れないし、それに気付かず”取れないと思い込み”心にふたをしている場合もありま
    す。そのチャンネルを変える。心と体は相関関係なので、そのどちらから合わせて行く
    かが私としては面白いのです」

 K:「そこをどう見極めればよいでしょう?」

 春:「”まず、自分を客観的にトレースし、管理する”ことしかありません。その範囲でしか周囲
    をイメージし、対処出来ません。私も目下勉強中です。」
 
 ↑以上、引用終わり。

 セッション中、交わしている会話の内容は、すべて、既に、私が理解していることではない。

 施術やセッションを通し、その時、ふと閃いたり、降りてきたりすることがとても多い。

 そうした「化学反応」を通じ、皆さんとご一緒に学ばせて頂いている。

 とてもとてもありがたい。
 
 「素晴らしいスイマー」になることと「美しく健康」であることは「共通」しています!! 

 企画中のある「単発講座」のキャッチー。

 どんなことが出来るか?学べるか?今から楽しみだ。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2011-11-30 00:00 | バランス運動療法・調整法

 仲間内でプラ管(龍笛)を買う人が数名出る。

 じゃ、体験講座企画しましょか!?

 先生にお願いし、先日、実施。

 雅楽の概要から龍笛体験(音出し)、先生の演奏と盛り沢山な内容となる。

 音出しに皆、悪戦苦闘。

 ふふふ。そんなに簡単ではないのだよ。

 面白かったのは、音にならない音にも個性があること。

 どれひとつ同じドはなく、それぞれの「味」がある。

 また、音が出るまでの、個々人の取り組みや過程が面白い。

 後日、先生と話すが、音から適性や性格を感じとれる。

 例えば、天性の音色を持つが、じぶんに気付いおらず、踏み込みの弱い人。

 賢く感覚的。でも、見通せる分、浅い所で判断し、深い所には来ない人。

 とても真面目。器用ではないが、コツコツ積み重ね、年々、着実に上手くなる人。

 一生懸命でガチガチ。だけど、年齢や年数を重ね、深く、味わいを増す人。

 いろいろ。

 企画してなんだが、正直、「龍笛」に拘る必要はないと思っている。

 また、同じ山でも登り方は違うから、比べても仕方がない。

 ただ、どうやったら、適性や個性、興味を伸ばす「ヒント」が出せるかな?と想う。

 良いもの・機会があれば、企画・立案し、

 様々な交流の中から良いものが生まれて行けばと想う。

 その試みが「知識を増やす方向」ではなく、「じぶんの本分に返り、向き合う方向」なら上々。

 龍笛の先生に心より感謝致します。

 曲は「合歓塩」から「輪鼓褌脱(りんここだつ)」を経て「還城楽(げんじょうらく)」へ。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「輪鼓褌脱」・「還城楽」
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by cute-qp | 2011-11-29 00:00 | 温故知新

「歌う様に吹く」

 随分、冬らしくなって来る。

 笛の練習を野外からスタジオやカラオケで行う。

 冷えは体に良くない。

 それ以前に、生楽器は気温が低くなると響きがなくなり、持った感じも「冷凍食品」。

 冷えるに連れ、音程がどんどん下がる。

 せっかくスタジオでやるのだからと、一曲毎に歌と笛を入れ替わり練習。

 これ、もの凄く当たり!!

 「ものが響き、音になる」原理と「呼吸法」の関係をバッチリ体感。

 歌声が上手く響くと笛のロングトーンは全くは苦しくない。

 笛にも、横隔膜を下げず、喉を締めない「吹き方」がある。

 ロングトーン15秒が必死だったが、途端に40秒は軽く吹ける。

 また何より、「歌う様に吹く」感覚が分かる。

 「笛は介しているけど歌うだけ」...その拠り所が掴める。

 古来、「唱歌(しょうが)」が大事とされる。

 曲の口伝え、練習法だ。

 レコーダーやCDがある昨今、それを軽視する人がとても多い。

 「唱歌」が受け継がれて来たのには絶対、重要な何かがあると思って来た。

 今にして思えば...

 笛を吹くための体や口、呼吸を作れる。
 
 楽譜に出来ない「曲想」や「ニュアンス」を感得出来る。

 後日、先生に一曲聞いて頂き、この経緯をお話すると「それで正解」とのこと。

 残念ながら、地味な作業だけに、とことんやったごく少数の人間だけがそこに気付くとか。

 「唱歌」に「発声法」の要素・練習を組み合わせればその良さ、本質が伝わり易いと想う。

 一方、笛の響かせ方、表現を歌にトレース。

 歌の表現の幅が広がる。

 具体的には、喉、口腔、鼻腔の絞りとコントロール力が向上。

 この練習の留意点は、歌は「R&B」、笛は「雅楽」だと言う点。

 ヘルツとしては「440Hz」と「430Hz」の行き来となる。

 つまり、同じドでも響きが違う。

 「440Hz」で「唱歌」してみるとを妙に明るく南国風味。

 周波数の違いを認識し、これをきっちり使い分ける。

 そのことで体もそうだが、意識や脳内のテンションのコントロールが浮き出て来る。

 治療や他のジャンルに応用できる気がする。

 いろいろやってみるもんだ。

 曲は「千秋楽」から「合歓塩(がっかえん)」(ど~んと来い!)へ。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「合歓塩」
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by cute-qp | 2011-11-26 00:00 | バランス運動療法・調整法

「うらせんけ」

 先日の日曜日、長堀教室にて「ていこう」と「せんのそうしつ」、「仙骨の動き」を学ぶ。

 調整を受け、感覚を頂きつつ、体が整って行く。

 その過程で、いろいろ見えてきたり、出来ることがある。

 自己再現が必要。

 一週間、試す。

 ふと体にイメージを感じ、母にその部分に手を当ておいて貰う。

 「うらせんけ」。

 芯から体を絞り、突き上げる様に、ぐぐっと骨盤が締まる。

 腑に落ちる。

 成る程、芯も掴めるし、見えるはずだ。

 何を、どうやって行けばよいか?ビジョンが立つ。

 感覚だから説明不能。

 母が「うらせんけ」で良かった。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2011-11-25 00:00 | バランス運動療法・調整法

「ど~んと来い!」

 昨夜、「ビジョン」についてお話した。

 今日、早速、話が進む。

 「やろう!」、とにかく、そう決めておく。

 イメージをつらつら浮かべて行く。

 ワクワクするビジョンを描く。

 じぶんだけじゃなく、関わって下さる方も愉しいのが良い。

 イメージ、準備しているだけで愉しめる。

 そこに「縁がある」と道が開ける。

 開けたのなら、とことん頑張ってみる。

 ひとつひとつ形にして行く。

 笛も「老君子」から「王昭君(おうしょうくん)」、「小郎子(ころうじ)」を経て「千秋楽(せんしゅうらく)」へ。

 もう直ぐ30曲目...益々、教えが加速して行く。

 その上、要求もどんどん高く、深くなる。

 音の研究のため、笛の修繕・改良も手伝う。

 仕事もプライベートもビジョン満載。

 辰年は「登り龍」の勢いで行こう!
 
 ど~んと来い!

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂 

 (解説) 「王昭君」・「小郎子」・「千秋楽」
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by cute-qp | 2011-11-23 00:00

「ビジョン」

 この時期になると来年のビジョンを描く。

 呼吸法セミナーは「定例会」をもうひとつと「短期講座」をイメージしている。

 新しい場に臨むことは「じぶんの一からのスタート」を意味する。

 それが難しいし、有り難いし、面白い。

 そのために、今、何が必要か?準備せねばならないか?...目下、イメージ中。

 いち「生徒」から「世話役」をし、段取りや継続の難しさと同時に「企画する」面白さを知る。

 いち「世話役」から「アシスタント」になり「身の程」を味わう。

 「アマチュア」から「プロ」の「アシスタント」となり「自己管理・責任」を思い知る。

 「アシスタント」から「主宰」を持つようになり、少しずつ「師の想い」を推し量れる様になる。

 周囲の方々のご厚意をひしひしと感じる様になる。

 本当にありがたいことだと想う。

 今年、印象に残った本の内の2冊↓。
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 落語好きであり、この2人の師匠のファン、この人たちのファンでもある。

 対照的な2人だが、その下積みや師弟関係、成長を臨場感を持って楽しめた。

 特に「左」の本には何度か助けられる。

 私も「親子会」ならぬ「親子セミナー」が出来れば嬉しい。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂 
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by cute-qp | 2011-11-22 00:00 | バランス運動療法・調整法

「龍を育てる」

 テレビで見たブータン国王のお話。

 訪問した小学校でのこと。

 子供達に「みなさんは、龍を見たことがありますか?」と問う。

 王の問いに戸惑う子供達に、

 王は「私は、龍を見たことがあります」と仰る。

 どよめく子供達。

 「龍はすべからく、私達ひとりひとりの中にいて、「人格」と言う名を持つ。

 その龍は「経験」を食べて成長する。

 そうして、私達は日増しに強くなる。

 感情をコントロールし、生きていく事が大切。

 どうか自分の龍を大きく、素晴らしく育てていって欲しい。」

 さすが国民総幸福量(GNH)を標榜する国の国王。

 それにしても、30歳を過ぎたばかりだ。

 私も龍を育て続けよう。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「ブータンの国旗」
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by cute-qp | 2011-11-21 00:00 | 温故知新

「余裕」

 笛の先生曰く、「そろそろ、”引き”を覚える時期ですね」。

 今まで、とにかく「思いっ切り吹く」ことが課題。

 最近、学びに「表現」が沢山入る様になってくる。

 まず、思いっ切り吹ける様にする。

 その上で「引ける」様にする。

 ただ「引く」と失速する。

 芯を通し、「水平飛行」を維持しながら、「押し引き」で緩急をつけて行く。

 その為、「ただの思いっ切り」から「どの状況でも臨界点を伸ばせる」練習が必要となる。

 正確に、かつ、どんどん臨界点を伸ばして行く。

 伸ばし尽くし、心と体に「余裕」を持てる様にする。

 「余裕」があって、初めて本当の意味での「押しと引き」が生まれる。

 「余裕分」が「表現の味」とか「技の切れ」となる。

 聞く人が「心地良い」と感じるのは、その「余裕の幅」。

 見る人が「落ち着く」のは、平然と見える「余裕の様」。

 再び大きな関門に入る。

 練習メニューを早速、大改編。

 いろいろ試す。

 お借りした「高麗(こま)笛」も練習。

 どんどん「呼吸法」と繋がって行く。

 曲は、「三台塩急」から「老君子(ろうくんし)」へ。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「老君子」&「高麗笛」
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by cute-qp | 2011-11-15 00:00 | 温故知新

 K元君とZKさんがプラスティックの龍笛を購入。

 ちょっとびっくり。

 愉しめそうなら、いつでもお手伝い。

 「龍笛部」発足か!?

 でも、「龍笛」にこだわる必要はない。

 私は想うことがあり、機会に恵まれ、何より「愉しい」から「龍笛」を選んだ。

 皆さん、「興味のあるもの」を「愉しみ」、「徹底的に」やって頂ければと思う。

 すべからく、その中に「これ!」と言うものがあるはず。

 常に、観照塾の「年間メニュー」と並行、照らし合わせをおススメ!

 それをじぶんで「迎えに行こう!!」

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「笛が教えてくれたこと」
 「じぶんの教科書を作る」
 「芸は身を助ける」
 「すべてに大きくつながる」
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by cute-qp | 2011-11-14 00:00

「秋を奏でる」

 早朝、笛の音程が上がらない。

 どうも寒いと人間同様、竹も温まる(動きだす)まで気分が「ロー」の様だ。

 「ロングトーン」や「音取(ねとり)」で響きを出して行く。

 乾燥にも弱い。

 春の異常乾燥や夏の高温で、自然にひびが入ることもあるらしい。

 コンディションを見て、椿油をひく。

 じぶんを映す「鏡」だからこそ、

 良く映す「鏡」で、「自然」なものほど手入れが必要。

 常に、行う。

 結構、面白い。

 「道具の手入れ」が、「じぶんの手入れ」に繋がる感がある。

 季節が「秋」になり、あえて「壱越(いちこつ)調」から「平(ひょう)調」に課題をシフトさせる。

 コチラの図をご覧あれ↓
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 「平調」は「秋」に属する。

 雅楽は単純な曲で、決まりのフレーズも多い。

 しかし、沢山、吹き込んで行くと、平調が「秋」に合うことが肌で分かる。

 「同じフレーズ」の「同じド」でも「色合い」が微妙に違う。

 ずばり「秋のド」がある。

 それが出せるシンプルな構造になっている。

 「表現力が豊か」であり、「アンバランス」。

 そこを奏者が押し引きする。

 「バランス運動療法」にぴったり。 

 曲は「新羅陵王急」から「皇麞急(おうじょうのきゅう)」を経て、「三台塩急(さんだいえんのきゅう)」へ。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「皇麞急」&「三台塩急」
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by cute-qp | 2011-11-12 00:00 | 温故知新