「病でなく、人をみる」

 本日の互助会とセミナーは「呼吸で身体を広げ、縮め、伸ばす」をテーマに行いました。

 ご提示した「呼吸動作」を上手く行って頂く事よりも「今までの自分」にとっての「呼吸」を
3つの切り口から見据え、動かし、気付き、変えて頂く事で「心身のセンタリング」と「ご自身
の臨界点を広げて」頂く事が目的です。

 その人を形作る「呼吸」や「意識」を見据える時、私は「その人、その存在そのもの」に
関心が湧いてきます。

 湧いて来た関心は、「結果」としての「愁訴」もさりながら、そうなった「経緯」や「背景」
、「意識」、「習慣」をうすらぼんやり見据えます。

 それを形作る「呼吸」や「意識」を少しずらし、「無意識を意識上」へ、「アンバランスを
ベストバランス」へと繋げ、誘います。

 そして、己を形作る「十分条件」が変化し、「結果(必要条件)」が好転して行きます。

 その「過程」をご一緒に確認し、学んで頂くのがセミナーの最大の目的です。

 「病を見ず、人を見よ」...何方が仰った事か?存じませんが、本当にそうだと思います。

 「病気」も「怪我」も、時として「事故」さえもそうなるバランスが成しえるもの。

 ならば、そのバランスを変えてあげれば、「そうなる必要」自体がなくなるかも。

 しからば、「どうして、そうしてしまう、なってしまうのか?」...「その人自体」を観る
しかない。

 益々、「人の心と身体」と言うものに関心が尽きません。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「潜在意識」と「想像力」
 「観察」と「確認」
 「たかが呼吸。。。 されど呼吸・・・」
[PR]
by cute-qp | 2011-02-28 00:00 | バランス運動療法・調整法

 最近、患者さんの「あ!」や「そう言えば!」が増えて来ました。

 お身体を良く拝見し、「ここが虚かな?、無意識かな?」と触って確認すると「スイッチ」
を押した様に、その方の中から湧いて出たものが口をついて出て来る事があります。

 また、施術後、帰宅され、心身が落ち着いた段階で、何かが「ポン」と湧き出たり、突き動か
されて出て来て、メールでご報告頂く事もあります。

 多分、ご本人の「自覚・意識」とは別に、「無意識(潜在意識)」はその原因や行動を知って
いるのだと思います。

 「ポン!と出て来る」状況や過程をもっとよく観察してみると

 ・「心と身体のバランス」が取れて来ると、「無意識」と繋がり易い。
 ・「想像力」が「意識」と「無意識」を繋いでいる。

 ...そんな風に見受けられます。

 特に、ご自身の「想像力」が湧く場合、変化が大きい様に思います。

 私に触られながら...

  「何故、そうなったのかな?」
  「何故、そんな所が痛いのだろう?」
  「そんな所意識していなかった!」
  「そんなつもりじゃなかった!?」

 ...などを感覚を通じて味わい、その中から想像・彷彿とする内に「無意識」のチャンネル
と繋がる所が出て来て、「ああ、そうなんだ!」と頭でなく「腑に落ちて」感じる。

 「腑に落ちる」から「繋がり、緩んで行く」...そんな風に見えます。

 自分の経験やお稽古を通じても思うのですが「想像力」はとても大切です。

 「教わったことの前提や背景」や「型の持つ意味合い」...そんなものを「イメージ」しなが
らやると「これ!」が見えて来る。

 「これ!」は「それしかない、これ!」。

 単純な繰り返しの中からは出て来ません。

 また、以前、お話しました「連想ゲーム」も、相手の想像力を誘導する「観察力」と「想像力」
だと思います。

 「自分自身を観る事」も難しい訳ですので、なかなかハードルが高いですが、自分自身に
対する「観察」と「想像」を拠り所としたいと思います。
b0159328_21034.jpg

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「パズルと連想」、「呼吸力」
 「観察」と「確認」
[PR]
by cute-qp | 2011-02-26 00:00 | バランス運動療法・調整法

「自分が響く」

 「笛が教えてくれたこと」でお話しました龍笛体験で「プラスティック製の笛」を頂きました。

 せっかく貴重な体験をさせて頂き、笛まで頂戴したので、公園で30分程練習しているのです
が、自分の課題を練習する上で良い先生になっています。

 先ず、面白かったのは、「縦笛」だと肋骨や横隔膜を落とし、鳩尾を折って息を吐く事も可能
なのですが、横笛は息が真っ直ぐ進まない為、肋骨を締めて横隔膜を上げ、ゆっくり吐いて行
かないと音が鳴りません。

 また、リード楽器ではない分、唇を引きしめ、紙テープを吐き出す様に帯状の息を出す事で
初めて音が鳴る様で、余り綺麗な表現ではありませんが、肛門から唇(意識は頭頂まで)まで
「自分の内側の管を意識し、身体を引き締め」、呼吸で「エアリード」を作る感じです。

 「自分が笛になり、響く」イメージでしょうか?

 そして、その「エアリード」を作る為、口で吹くのですが「鼻呼吸」が出来ないと上手く
リードが作り出せません。

 「鼻で吸って・吸って・保息し・ゆっくり細く鼻で吐く」がとても大切。

 ちなみに、そのイメージで患者さんを拝見すると「お身体の響き方」と「補正の仕方」が
何となく見えて来るのが興味深いです。

 さて...そんな風に、色々、感じ、試しながら、笛の練習としては...

 ・1つ1つの音を正確に出す。
 ・ロングトーンにする。
 ・和(ふくら:普通の音)と責(セメ:1オクターブ上の音)を正確に出す。

 をひたすら行っています。

 剣の上げ下げと同じだと思います。

 練習は、毎回、姿勢を取るのも緊張しますし、音も上手く出せません。

 なので、練習の度、公園でリラックスできそうな場所を見つけ、「大らか前向き」な気分を
保ちながら、呼吸法や治療、笛を鳴らす上での「必要条件」と、それを満たす「十分条件」を
1つ1つ照らし合わせ練習しています。

 半ば諦め、疲れて力が抜け、感覚が一致するまで待って、それが臨界に達した時、初めて音
が出て来ますが、もっぱら、それに練習時間の大半を費やしている感じです。

 その状態を何度も身と心に染み込ませて行く感じでしょうか?

 ちょっとずつ音が出る様になって来ました。

 ふと気付くと、毎回、練習が終わる頃、頭上に何匹かの鳥が集まり、鳴いてくれる様になり
ました。

 良い感じです。
b0159328_2042762.jpg

            三十三間堂の迦楼羅王(音は出ているのでしょうか?)

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2011-02-25 00:00 | バランス運動療法・調整法

 日曜日の夜、トイレが故障しました。部品の劣化が原因です。

 でも、何でこんな部分が潰れるの?と言う場所。

 以前「製造業」に勤めていたから思うのかもしれませんが、ここ15年程、私達を取り巻く様
々な商品の「総消費財化」が進んだ様に思います。

 ・「安価」になったが、「素材が悪く」なった。
 ・「省スペース化」したが、現場を知らない設計者の「無理な設計」が増えた。
 ・「簡単メンテナンス」の為、「部品のユニット化」が進んだが、修理屋の技術が下がった。
 ・「商品回転率」を上げる為、「修繕」より「本体買替」の方が安くつく様な「時限設定」
   を設けた製品が増えた。

 他、色々な理由が挙げられるのかもしれません。

 ともかく、急ぎ修理して貰わないと!....翌朝、直ぐに、修理センターに連絡すると、あっ
さり「〇万円」程かかりますとの言葉...正直、ぶっとんでしまいました。

 「モノがモノ」ですので早急にお願いしなくてはいけないのですが、トイレは、

  「シリンダー」
  「バルブ」
  「バランサー」
  「パッキン」
  「チューブ」  など

 で構成された「機械もの」...ふと「この感じだと...」と閃き、「純正部品」とイメージする
部材を購入し、自己責任で修理する事にしました。

 先ず、劣化して折れたオーバーフロー管(内部パイプ)を...

 (修理会社)本体を分解、外して「フロー管ユニット」全てを取り替える。
        根治修理ですが、大規模修理の割に、元々、設計上無理のある弱い構造なの
        で、また同じ症状が起き易い。
   ↓

 (春風堂)他のユニットやパイプ全体の劣化は見られなかったので、口径の小さいパイプ
       を芯にし、組み立て式「釣り竿」の要領で内部パイプを強化して繋いでみまし
       た。
       対処修理ですが、設計上の強度より構造を強化しているので、節約した費用を
       将来に買う「良い製品」の購入に繰り入れられる。  

 ついでに、消耗品も幾つか交換し、短時間で修理出来ました(材料代も2千円弱で済みま
した)。

 勿論、物事全てが今回の様に上手く行くとは限りませんが、やってみるものですね!!

 必要に迫られたから?閃いたのかもしれません。

 面白かったのが、その構造だけに、呼吸法や治療のイメージが何となく纏まったのも印象的
でした。

 人生、何が「切っ掛け」や「ヒント」になるかわかりませんね。

 思ったら、何でもやってみるものです。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2011-02-23 00:00 | バランス運動療法・調整法

 前回もお知らせ致しましたが、2月より「呼吸法セミナー」の会場が変わりますので再度、
お知らせ致します。

 日  時 : 毎月第4日曜日 午後1:30 ~ 3:00

 場  所 : 大阪市立中央会館
         〒542-0082大阪市中央区島之内2-12-31
         地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」下車6号出口南東へ徒歩6分
b0159328_20502830.jpg

 募集人数 : 昨年度のセミナーで募集は終了しておりますが、現在、1名様分欠員が出て
         おりますので、その分を暫時、ビジター枠と致します。

 ★ 参加ご希望の方は、ご氏名・ご住所・ご連絡先を明記頂きまして、cute-qp
    **@excite. co. jp(左記の**は抜いて下さい)までお申し出下さい。
                
 会  費 : ¥3,000-

 これまで、施術所やブログなどでご紹介して来ました「自己管理・観照・創造法」として
「呼吸法」を「入門編」から始めています。

 私達にはそれぞれ異なった「癖」や「動作」、「感性」や「経験」、「夢」や「目標」が
あり、その「問題」や「課題」は私達の「日常」に根付いています


 そして、その原状に気付き、改善し、「美容と健康を維持し、夢の実現」をするには
「少しの努力と創意工夫」が必要
だと春風堂は感じています。

 その為、私達自身の「日常レベル」から、自分に見合った「やり方」を、日常の中
から1つ1つを「自己創造」して頂く事が「大きな鍵」
となります。

 このセミナーでは「モノの見方や感じ方」、「身体の動かし方やセンタリングの方法」
を人間活動の根本である「呼吸」と「センタリング(バランス運動)」からひとつひとつを
丁寧にレッスン
させて頂きます。

 皆様とのセッションを愉しみにしております!!
b0159328_20505570.jpg

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「春風堂♪ センタリング呼吸法セミナー VOL.1」
 「連想ゲーム」 ~ セミナー2回目の感想に変えて ~
 来年に向け「呼吸」に始まる ~ セミナー3回目の感想 ~
[PR]
by cute-qp | 2011-02-22 00:00 | お知らせ

「息が通る身体」

 全く参ったものです。身体を上手く縮め、締める事が出来ません。

 それも当然と言えば当然で、過去に、呼吸は「広げるもの」として決めつけてしまったから、
身体作りやその経路、くせをその様に作り込んでしまったからです。

 「竹」とか「エアシリンダー」と自分で言っておきながら、それを満たす現象が実は身体に
おいてどんな風に表現されるのか?じっくり検証して来なかったせいです。

 恥ずかしい限り...早速、気を入れ替え、一度、バラバラに自分の観念と身体を破壊し、作り
直す...今年は、そんな作業に徹しています。

 前回の龍笛体験で「音が鳴る」と「息が通る(通す)、繋がる」は同じなのだと感じました。

 笛の様に「息が通る身体」を作り、それを自在に「鳴せる」様に作ろうと思います。

 その為に、苦手な「縮める」は当然のこと、正しく「広げる」事も検証し、センタリングし
ながら自由自在に「息が通る身体」を作りたいと思います。
b0159328_20254614.jpg

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「2/6-2/13 纏め」
 「笛が教えてくれたこと」
 「ゲーテ」にも言われる
[PR]
by cute-qp | 2011-02-21 00:00 | バランス運動療法・調整法

「ゲーテ」にも言われる

 久々に「ゲーテ」を数冊か読み返しました。

 この人からも「昔から書いてあるやろ」と言われている気がしました。

 その中から印象に残ったものをご紹介致します↓。

 「真の芸術には予備校はない。しかし、予備作業はありうるだろう。それは師匠の仕事を手
伝うことである。絵の具こすりの助手から、すぐれた画家が大勢生まれている」

                       ***

 「趣味は、中級品ではなくもっとも優秀なものに接することによってのみつくられる」

                       ***

 「私たちは資質を持って生まれるが、私たちが成長していくのは、広い世界の数知れない影
響のおかげである」
 「これこそ自分たちのものだと言えるのは、実にわずかだ」
 「このことに気づかない人はたいへん多い。それで独創性にこだわって、人生の大半を迷い
続けている」

                       ***

 「想像力とは、実在しないものを空想することではない。それは現実から離れたものではな
く、現実に照らしあわせて、ものごとを予想し、推測することだ」

                       ***

 「わたしたちは観察と省察により、直接学説をつくりあげなければならない。大事なのは仕
事をすることであり、理論をこねまわすことではない」

                       ***

 「人間の到達できる最高のものは、驚くということだ。根本的な現象に出会って驚いたら、
そのことに満足するべきである」

                       ***

 「自分を特殊な存在につくりあげよ」
 「しかし、その資質は、ふだんから手塩にかけておかないと、たくましくはならない」

                       ***


 「人はそれぞれ自分の流儀に従って考えればいい」
 「なぜなら、人は自分か歩いていく道の上でしか、真理、あるいは真理に類するものを見い
だすことができないからだ」

                       ***

 「現象を観察者から切り離すことはできない。むしろ、現象は観察者の個性とからみつき、
もつれあっている」

                       ***

 「平地にいるとき、山の頂上にいるとき、氷河の上にいるときでは、世界は違って見える」
 「ある立場にたてば、世界の一角はほかの立場よりもよく見えるだろう。しかし、ある立場
における視点が別の立場よりも正しいというわけではない」

                       ***

 「君たち自身の中を探しなさい」
 「そうすれば、すべてを見つけることができるだろう」

                       ***

 「多くの人は、自分が知っていることには誇りをもっている。そして、自分の知らないこと
に対しては、すべての人がおごりたかぶっている」
 「無知な人間が何でも知っていると言う。多くを知れば知るほど、疑問も多くなる」

                       ***

 「自分に命令しないものは、いつになっても、しもべにとどまる」

                       ***

 「すべての人間は、やっと自由に到達すると、第一に自分の欠点を解放する。強者は行きす
ぎを。弱者は投げやりを」
 「自分自身の支配権を握ることなく、ただ無造作に精神を解放すれば、破壊と堕落をもたら
すだけである」

                       ***

 「考えても無駄だ。それは行動によって決まるのである。君の義務を果たしなさい。そうす
れば、自分がどのような人間であるかを知るだろう」
 「ひとりの人間の生活そのものが、その人間の性格なのである」

                       ***

 「一切の生活、一切の活動、一切の技術に先だって手の技がなければならない」
 「それはただ制限によってのみ得られる。ひとつのことを正しく知り実行することは、百通
りのことを中途半端にやるより、高い教養を与えるものだ」

                       ***

 「君主や未来の政治家は、どれだけ多面的な教養を身につけていても十分ということはない。
彼らにとっては、多面的であることが職業なのだ」

                       ***

 「優秀な人物の中には、なにごともすぐに済ませたり、適当にできない人がいる。彼らは、
常にそれぞれの対象を深く追求せずにはいられない性質の持ち主なのだ」
 「しかし、こういう方法でこそ、最高のものがやり遂げられるのだ」

                       ***

 「文学作品は、測りにくければ測りにくいほど、知性で理解できなければ理解できないほど
、すぐれた作品になる」

                       ***

 「どの段階にも独特の美点と欠点がある」
 「次の段階にいけば、以前の美点と欠点はなくなるが、今度は別の長所と短所があらわれ
る。このようにして、人間は変化していくが、それがどうなるかは私たちにはわからない」

                       ***

 「歳をとるということ自体、新しい仕事を始めることだ」
 「状況が大きく変化したとき、行動することをやめてしまうか、新しい役柄を意志と自覚を
もって引き受けるかどちらかを選ぶしかない」
                       ***

 「人間の本性には不思議な力がある」
 「希望を失ってしまったときにかぎって、私たちにとってよいことが準備される」
b0159328_022623.jpg

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2011-02-20 01:00

「観察」と「確認」

  丁寧に「確かめる」クセを付けよう。先ずは「自分自身」から。

  より良い「前提」を作れる様、何度も、段階を経て「確認」しよう。

 「仮説」→「確認」→「実行」→「検証」を重ねる為に、丹念に触って確認しよう。

  出来るだけ「細やかに」見て行こう。観察が早く行えるのは、多分「観察コマ数」の処理
 能力の高さと「直観力の一致」によるもの。

  様々な意見やヒントを前に「本当にそうなのか?」・「自分に合うのか?」とことん味わ
 ってみよう。

  「自己再現」と「オリジナルレシピ」をどんどん行っていこう。

  昔、大好きだった「できるかな?」のノリ。「はてはて、ふむ~」。
b0159328_20545671.jpg

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2011-02-18 00:00

2/6-2/13 纏め

 ・ 「自己イメージ」と「実際」との差異を検証し、これを一致させて行く。
 ・ 「必要」と「十分」条件を照らし合わせ、これをひとつひとつ満たす。
 ・ 筋肉の作用は「縮む」こと。「縮むのに伸びる」とはなんぞや?
 ・ 「筋肉」と「呼吸」、「呼吸筋」。
 ・ 風船や餅が膨らむ時、餅を伸ばして割く時、表面張力などはどの様に起きるか?
 ・ 「作用」か「反作用」か?
 ・ 「散らばるバランス」→「集まるバランス」
 ・ 「流れを作る」→「集める」→「浮かせる」→「繋がる」→「伸びる」→「纏まる」→
   「平・一体になる」
 ・ 空間と身体にある「螺旋」とその「バランス」を感じると「中心への道」が見える。
 ・ 「中心への道」を「呼吸」と「浮力・重力」、「意識」で誘導し、繋げる。
 ・ 自分自身の「中心の道」で写し、呼吸する。
 ・ 「中心への道」にアクセスできる位置や接点から「侵入」する。
 ・ 「吸い込める」接点作り。
 ・ 「電撃雷飛」。
 ・ 「臨界点」まで行ってくつろぐ。「響く点」まで行ってくつろぐ。
 ・ くつろいで、色につく、色に従う。
 ・ 付かず、離れず...ついて、待つ、ついて、待つ。
 ・ 「直観」と「結果」の差異や距離を試行錯誤と工夫で縮めて行く。
 ・ 「心身のバランス運動」とその変化は「直観」でしか追いつけない。
 ・ 様々なやり方でチェックし、精度を上げる。

 K元君、OA君、今日はありがとうございました。かなり纏まりました。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2011-02-14 00:00 | バランス運動療法・調整法

 3連休の始まりは雪で明けました...平野部でもよく降りましたね。

 この寒い中...私はとある場所で「舞楽」を見に行きました。

 「歩法」の動きを色々やっている内に、私の中に「舞楽」イメージが湧いて来たので、この
祝日を狙い、開催している場所を探し出して行って参りました。
b0159328_2094581.jpg
b0159328_2062411.jpg

 お陰さまで、色々、学ぶ事があったのですが、こんな日に見に来る観衆も珍しかったのか?
楽団の方たちとお話する機会があり、なんと!2時間弱「龍笛」を学ばせて頂く機会を得ました。

 その出会いと体験が非常に印象深かったので、やり取りを思い出しつつご紹介させて頂きます。

 「越殿楽」に始まり「越殿楽」へ

  先生(以下、先):龍笛の入門は「越殿楽」から始まります。とても有名で雅やかな曲です
           ね。でも、これは凄く難しい曲なんです。だから、一応の段階で次へ
           進みます。イヤになっちゃいますから。
            
  春風(以下、春):と言う事は、何度もそこに戻れる「基本」だし「深い曲」なんですね。

  先       :そうです。沢山の曲を次々こなして行って、笛吹きの「口」や「身体」
           、「技」を自分なりに見つけて行きます。
           その過程で「越天楽」などの曲に何度も戻り、深みを付けて行くんです。

  譜面はイメージの為にある

  先 : これが譜面です。カタカナの横に音階が書いてあるだけです。これを先ず、歌って
      「メロディー」じゃなくて「曲とそれを吹くイメージ」を身につけるんです。

   (何回か一緒に歌わせて頂く)

  春 : 凄いですね。上手く言えないですが、曲のイメージが頭の中に湧いてきます。
      カタカナ表現も何かピッタリ来ます。

  先 : そうです。それを何度もやります。色々、見てきて、この歌が上手い方は笛も上手
      いです。

  春 : イメージを作る作業を何度も繰り返し、それを笛に写して行くんですね。

  先 : そうです。勿論、表記と実際の演奏に異なる部分や「譜」に書き切れない事が沢山
      あるので、そこは自分なりの記号やチェックを入れて、自分なりの「譜」を作る作業
      をして行く必要があります。

 音が出せない

  先 : この様に笛を持ち、構えて吹きます。そう、姿勢は上手く行っています。じゃあ、
      一度吹いてみて下さい。

  春 : 「〇×△」...出ません(かすれた音さえ出せませんでした)。

  先 : 縦笛と異なり、息が前に真っ直ぐ進みませんから、笛の口に息が当たる「一か所」
      が掴めないとうんともすんとも言わないんです。
      こんな風にしてみて下さい(補助を受ける)。

  春 : 「♫♪~」...鳴りました。(笛をいったん離し再び自分で鳴らすも)今度は、出ませ
      ん。

  先 : 皆さん「鳴る定位置」を追いかけられるんですね。そうじゃなくって、その「一か
      所」に常に持って来れる様練習するんです。

  春 : 常に「良いつり合い」を作れる様にするんですね。

  先 : そうなんです。体つきや一本一本の笛の個性も異なりますし、その人も笛も日々
      変化する。だから、いつも合わせられる練習をして「笛吹きの口」を作り上げて
      行くんです。

  姿勢はしっかり、心はおおらかに

  先 : そうそう、そうやって色々探って行くんです。
      横隔膜を上げて、もう少しお腹を使いましょう。
      「その内、鳴るだろう」位のおおらかな気持ちで吹きこんで下さい。
      鳴りましたね。

  春 : 諦めました。で、「越殿楽」の心持で、息が釣り合う所まで待っていたら出ました。

  先 : そうなんです、「姿勢はしっかり、心はおおらかに」なんです。
      でも「緊張」する人がいますので、その方には1時間ガチガチになって貰います。
      笛を1時間もやるとヘロヘロになりますからね...自然と力が抜けて来ます。
      ですので、自分の練習も1時間超えた所から始まる感じです。

  3歩進んで2歩下がる

  先 : じゃあ、運指をやってみましょうか。なかなか難しいでしょ。

  春 : 笛の口から遠ざかる程、「息の兼ね合い」を付けるのが難しいです。

  先 : そう言う時は上手く出た指にいったん戻って、もう一度チャレンジするんです。
      何度もそうやって行きます。

  春 : あ、工夫しながらやれますから、兼ね合いが見えて来ました。

  道具について

  春 : 今日、お貸し頂いたのはABS樹脂の笛でしたね。
      以前、ネットで笛を見ていたら本格的なものは一本「数十万」していました。
      素人の初心者が生意気な質問なんですが、最初に、数十万は無理でも、「花梨」
      や「割った竹」を合わせたものは何とか購入できる値段だと思いますので、樹脂
      よりもそちらの方が自然な音が出るのでしょうか?

  先 : 「樹脂」は安価なので、初心者が始めやすい利点があります。そして、実は良く
      出来ているので「花梨」や「合竹」より「本管」に近く、鳴り易いのです。
      両方とも良く響きますが「花梨」はあくまで「木」で「竹」と響きではないし、
      「割った響き」と「一本の竹」の響きは異なります。
      値段で物の価値は図れませんが、現時点で満足行く「本管」を手に入れようと思
      いますと30万円以上はします。それ以下のものはどうしても材料が悪くて、結局
      買い直す羽目になります。
      よって「プラ管(ABSもの)」は「代替品」になりますが、それ以外のものは
      「使いもの」にならないのです。

  春 : これは推測なんですが、「本管」と同じ、もしくは、その延長線上にある響きの
      ものでないと、「イメージ」や「音感」がブレてしまい、「龍笛」の練習になら
      ないと言うか、「笛吹き」の本道から外れてしまうのですね。

  先 : そうです。技術的にもイメージ的にも「遠回り」になり、金銭的にも無駄になる
      んです。

  春 : とすれば、「プラ管」で10年位、一生懸命練習しておいて、その間に技術とお金
      の「貯金」をしてから購入しても遅くはない訳ですね。

  先 : その通りです。そして、もし余裕があるならば、自分が手に負えない程の良い笛
      を購入されるのが良いと思います。
      笛が教えてくれますし、自分を引き上げてくれますから。

  春 : それ分かります!!「弘法は筆を選ばず」っていいますけれど、最初は、絶対、
      選んだと思うんです。後に「選ばなくても出来る」様になった表現だと。

  先 : ですから、笛の作家さんに色々注文を付け、嫌がられます。残念なのは、作家さん
      は「笛吹き」じゃないんで、ニュアンスが伝わらないんです。
      だから、教えて頂いて、自分で作ったりしています。
      そうする事で、逆に、作家さんの苦労も感じる事が出来ました。

  大体、吹けます

  春 : 笛も色々お持ちなんですね。

  先 : はい。ジャンルによって、勿論、表現方法は異なるのですが、横笛なら「笛吹き
      の口」を持っているので一通り何でも出来ます。

  春 : 一芸は諸芸に通じるのですね。

b0159328_2001691.jpg

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
[PR]
by cute-qp | 2011-02-12 00:00