「呼吸と運動」

 本日、OA君が訪問して下さったので、来月の互助会(彼が担当です)の打ち合わせも兼ね
、練習をしてみました。

 テーマは「呼吸と運動」で、実演・解説・補助をさせて頂きました。

 1. 「吸う」、「吐く」、「保息」の運動特性

   a. モノ(重量負荷のある)を「持ち挙げる」・「降ろす」・「ゆっくり降ろす」
   b. 手・足を「持ち挙げる」・「降ろす」・「ゆっくり降ろす」
   c. 「伸ばす」・「縮める」・「留まる」
   d. 「筋力」と「呼吸力」の違いを認識する。

 2. 「陰陽」・「屈伸」と呼吸

   a. 呼吸と「腰腹」
   b. 呼吸と「つま先、踵」
   c. 呼吸と「手の作り」
   d. 「陰主陽従」・「伸筋主導」・「経絡の相関関係」

 3. 自分の呼吸を「触れて」確かめる

 4. 合気体操の前半4つ

 5. 相互呼吸の誘導練習(ベッド施術を意識した)

 現在、「健康維持互助会」では、前半90分をメンバーが輪番でリーダーになり、後半90分
を私が担当させて頂いています。

 前半の内容については、あらかじめ、各位の希望や目標から、内容の相談や助言、お手伝い
をさせて頂き、後半は出来るだけそれに準拠したメニューを考える様にしています。

 本日はOAさんでしたので、今日の時点で、この「切り口」を体験して頂きました。

 発表まであとひと月ありますので、お互いに色々「ネタ繰り」をし、何が生まれて来るか?
愉しみにしたいと思います。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「寒天好きの秘密基地 二息補講」
 「セミナー活動報告 2011/1」
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by cute-qp | 2011-01-27 00:00

セミナー活動報告 2011/1

 本日は「健康維持互助会」と「呼吸法セミナー」、「施術練習会」の3本立でした。

 1月は「初釜」をされる方々が多く、今回のレッスンは「会議室」となりましたが、K元君と
連携し、とても充実した一日でした。

 健康維持互助会

  前半:K元君による「椅子施術講座」
     お仕事を通じての工夫を実に見事に実演・説明しておられました。
     詳しくは、「くぼけんブログ 座っての施術」をどうぞ。

  後半:前半の内容を受け、「呼吸」と「バランス」の観点から「椅子施術」の検証。
     (今月以後も前半担当者の内容や要望に則した講座を組み立てる)

     ① 患者さんの呼吸の仕方、バランスを観察する。

     ② 患者さんの呼吸を自分にトレース(写)してみる。

     ③ 実際に患者さんの身体に触れてみて、
       a. 患者さんの呼吸感、呼吸則
       b. 患者さんの呼吸のバランス、立体感
       c. 総じて、患者さんの「息づき」・「胎動」・「有り様」の様なものを
         生々しく感じてみる。

     ④ 呼吸の支点(視点)やバランスを変えてみる。

       a. 試みるバランスを的確に補助出来るバランスに立つ。
         それは同時に自分の呼吸のバランスが保てる場所である。
       b. 自分が「誘導元」、「支柱」となって「相互呼吸」を行い、共にバランスの
         「改善」する。
       c. 結果を検証し、呼吸のセンタリングを続ける。

     ⑤ 施術は自分の呼吸を写す鏡になる。

       ・ 自分の呼吸感、呼吸則が「観え方」に比例する。
       ・ 自分の呼吸の質が患者さんに映る。
       ・ 「診断即治療」は「自己観察」と「呼吸力」。

 呼吸法セミナー

  呼吸法入門編 会議室なので 椅子を用いて。

    互助会からの参加者にとっては、午前の内容を受け、ここで「自分の呼吸力」の大切さ
   と「質」を検証し、練る形になりました。

    ① 座る前提によって変化する自分の呼吸を感じる。

    ② 自分の呼吸を触れて確かめる。
      「呼吸力」の「原動力・要」となる部位の確認も兼ねる。

    ③ 様々なバランスで自分の呼吸を見詰めて行く(7種類)。
      同時に「筋力」と「呼吸力」の違いを感じる。

    ④ 呼吸のバランスや広がりの改善が自分にどうフィードバックされたか?

 施術練習会

  ・ 互助会からの参加者が中心なり、「呼吸によるバランス運動」を練習してみる。
  ・ 各々が自分の理解とレベルでお互いに検証し合い、経験を交換する。

 来月から長堀を本拠地として活動を行って参ります。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「春風堂♪ センタリング呼吸法 セミナー のお知らせ」
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by cute-qp | 2011-01-24 00:00

意識の「尻落」

 「群盲象をなでる」...

 ふと、このことわざを顧みる事があり、「象」と言う「客観的に正しい定義」があると思って
いる事自体、大きな間違いだな~と思いました。

 大体、そんなものどこにも存在していない。

 私達は「象」を見て、それぞれの「立場」や「視点」に引きずり込み、

 「象は長いものだ」
 「象は太い柱の様なものだ」
 「象はサラザラした壁の様なものだ」

 など、と感じる。

 それは、所詮、私達の「主観」の中で、世界を「自分の解釈したい様に解釈している」に過ぎ
ないのだと思います。

 唐突ですが...私は「骨盤時計」の動きの中で「反らす」のがとても苦手です。

 そんなある日...補助を受けて上手く動けた時、「あ...」と思いました。

 「お尻ってそこまでお尻だった」...正に意識の「尻(欠)落」。

 途端に、動きと感覚が変わり、「自分の世界を縛っていた自分」に内心、恥ずかしいやら、
嬉しいやら。

 同じく、患者さんの「お尻感」を観察すると、人それぞれに「身体感覚・意識」が全く違う。

 「教科書」や「学問」は「ソケイ部」や「殿(尻)部」などと色々分類・定義するけれど、
全部「骨盤」を構成する一部を表しているに過ぎない。

 ひいては、身体の部位に「同じ漢字」を使う国家間でその部位や感覚が全く異なる(例えば、
日本と中国では「腰」を意味する部位が異なる)。

 結局、「世界は人の数だけ無数にある」。

 その「世界観」をどう見据え、どれだけ、「連想ゲーム」出来るか?
 その為に、自分をどれだけ「多角的」に見られるか?
 
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「連想ゲーム」
 「パズルと連想」、「呼吸力」
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by cute-qp | 2011-01-19 00:00

 昨年、お知らせ致しました通り、センタリング呼吸法セミナーを「定例会」に致します。

  これまで、施術所やブログなどでご紹介して来ました「自己管理・観照・創造法」として
「センタリング呼吸法」を「入門編」から始めます。

 私達にはそれぞれ異なった「癖」や「動作」、「感性」や「経験」、「夢」や「目標」が
あり、その「問題」や「課題」は私達の日常に根付いています


 そして、その原状に気付き、改善し、「美容と健康を維持し、夢の実現」をするには
「少しの努力と創意工夫」が必要
だと春風堂は感じています。

 その為、私達自身の「日常レベル」から、自分に見合った「やり方」を、日常の中
から1つ1つを「自己創造」して頂く事が「大きな鍵」
となります。

 では、どうしたら良いのか?...

 このセミナーでは「モノの見方や感じ方」、「身体の動かし方やセンタリングの方法」
を人間活動の根本である「呼吸」と「センタリング(バランス運動)」からひとつひとつを
丁寧にレッスン
させて頂きます。

 日  時 : 毎月第4日曜日 午後1:30 ~ 3:00

 場  所 : (1月のみ)
         大淀コミュニティーセンター
         〒531-0074 大阪市北区本庄東3-8-2
         地下鉄谷町線・堺筋線、阪急「天神橋筋六丁目」下車 徒歩8分
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        (2月以降)
         大阪市立中央会館
         〒542-0082大阪市中央区島之内2-12-31
         地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」下車6号出口南東へ徒歩6分
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 募集人数 : 昨年度のセミナーで募集は終了しております。

 ★ 参加ご希望の方は、ご氏名・ご住所・ご連絡先を明記頂きまして、cute-qp
    **@excite. co. jp(左記の**は抜いて下さい)までお申し出下さい。

                
 会  費 : ¥3,000-

 皆様とのセッションを愉しみにしております!!
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「春風堂♪ センタリング呼吸法セミナー VOL.1」
 「連想ゲーム」 ~ セミナー2回目の感想に変えて ~
 来年に向け「呼吸」に始まる ~ セミナー3回目の感想 ~
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by cute-qp | 2011-01-14 00:00 | お知らせ

 今日、何気なく本屋で「北斎漫画」を見ていました。

 人やその生活・習慣をウィットに飛んだ視点で鋭くとらえ、それをシンプルな線描にも
かかわらず、生き生き描いています。

 「日本漫画の祖」でありながら、その域を超えていると想いました。

 さて、そんな中から、こんなものを見つけました↓。
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 いわゆる「盗りもの」の絵ですが、私には「整復法」や「柔術」、「東洋的な身体使い」
が見えました。

 他、「相撲」や「剣道」、「棒術」などもありましたのでご興味のある方は一度ご覧に
なって下さい。

 作画の「構図」や「バランス」、「切り口」なども「センタリング」の参考になります。

 何より...今見ても面白いです!!
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「絵手本に見る愉しいバランス」
 「柔術整復の復興」
 「三船十段の蔵言 ~柔術整復の復興 vol.2~」
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by cute-qp | 2011-01-13 00:00

「板につく」

 今年は「歩法」のお稽古から始めています。

 先週の土曜日は、歌舞伎の「六方」よろしく、「股関節の動き」をクローズアップしたお稽古
をしたお陰で、また「振り出しに戻る」...しかし、感覚が変わり、また、自分を取り巻く世界観
も変わって来ました。

 それを受け、本日も能舞台へ。

 ちょっとはましになったかな...思いきや、気付けば気付くほど、居心地が悪く、シンプル過ぎ
て様にも話にもならな~い。

 何とか「最初の第一歩」、「足掛かり」、「落ち着き所」が欲しい気で一杯でした。

 そんな中...ゆっくり「左右」(左右の腕の動きに伴い、左へ2歩、右へ2歩出る動き)で体重
移動を味わう事を繰り返していた時、ハッと気が付きました。
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 「ああ、これが"ハコビ"なんだ」と。

 例えば、一般的イメージで左足前から「スリ足」をすると、進もうとする左足が後ろにある
右足を「ズルズル引きずったり」、右足が左足を「蹴り・押し出す」する形になって、「ヨタヨタ
歩き」や「ズルズル歩き」、「アヒル歩き」などになってしまいます。

 そこで、右足を地面からの反力で「(左足を運ぶ)ハコビ足」に、左足が「ハコバレ足」にする
と、「ハコバレ足」は「湖面」を滑る様に床を安定して行き、その左右の立替で重心が安定した
形で「ハコビ」が成立します(「ハコビ足」・「ハコバレ足」は便宜上の造語です)。

 生まれて初めて「板につく」感覚を得た経験でした。

 途端、自分に「拠り所」と心と身体の余裕、「何故、その動き、歩数になるか?」などが自然
に腑に落ちて来ました。

 多分、「ハコビ」は、土曜日のお稽古で言う「鉄球"運び"」に相当し、これを練っていないと
他を幾らやっても無意味との教えが今、良く分かります。

 互いに、この感覚を繊細・厳密に練る必要があり、かなりキツイものがあります。

 「体力」もそうですが、「精神力」や「意識力」、「集中力」にかなりの負荷が掛ります。

 なので、激しく動く「修羅物」の様な演目より、動きが小さくたおやかな「女性」を演じる方
が演者にとっては「必死」なのだそうです。

 現在、私の学びが「猩々」→「高砂」→「屋島」の流れにいるのも、まだ動ける若い内に、大き
く上下前後左右に動く型を消化し、将来、これを内へと集約させて行く素地を作る為です。

 伸び伸びと「ハコビ」を練りながら一通りの「カマエ」を構築する感覚は、新陰流の外伝試合
勢法「相雷刀八勢」・「中段十四勢」付近のニュアンス?に似ているかもしれません。

 「強い型を真綿で包む(梅若実聞書より)」のが流儀の理想だそうです(楊式太極拳の「綿中
針」に彷彿とする表現でした)。

 古典芸能の世界では御高齢でも「現役」とか、「ご長寿」が多い様にお見受けしますが、その
理由を垣間見た気がします。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「歩みにも 深き習の 有るぞかし」
 「重心を下げる一方で、ヒップアップする」
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by cute-qp | 2011-01-12 00:00

「たしなみ」

 白洲正子 著 「たしなみについて」より引用・掲載致します↓。

 「あの人は他人のことはよく解かるくせに自分のことはちっとも解からない」

 よく私達は、うっかりそういうことがあります。けれども、それは実際において有り得べきこ
とでぱありません。

 人のことがほんとうに解かれば自分のことも解かり、自分がよく見えれば人の姿もただ一ベつ
ですむ筈です。

 また、人間というものはたえまなく育つものです。ですから相手は何十年来の知人でも、会う
度にめすらしく感じられるのです。

 「あの人ぱちっとも変わらない」

 といって喜ぶのは、ある場合いい意味にもなりましょうが、実はちっとも成長していなかった
という悲しむべき結果であることもあります。

 相手が動く人間である場合には、ちょっと解かりにくいかも知れませんが、たとえば相手を
書物におきかえてみたら、そういうことはすぐ解かると思います。

 いい本というものは、二回読んでそれで解かった、と思うのはあやまりで、何回も何十回も
、ついには一生を友として送るべきです。子供の背丈を柱にしるすように、それは自分のため
のいいメモリとなりましょう。

                       * * *

 「人間」に年などありません。若くとも一所にじっとしているならば、それは既に老いたの
です。

 真に名人と自らゆるす人は、いつも初心の時の心構えを忘れず、しじゅう励みを怠りません。
それが芸の若さを保つ所以です。功成り名とげて身退く、というのは、既に引退という一つの
行動をしているわけになります。隠居をして急に老衰するような老人は、勝手に老いぼれたら
いいのです。人間の出来た人なら、隠居することすら、一つの仕事となる筈です。ひっこみの
うまい役者は、舞台にいる間の華々しさよりも、なお一そう芸の達人であるといえましょう。

                       * * *

 自分の長所を見つけるのはいいことです。なるたけ早く見出すほどいい、と思います。その
よさというものは、しかしほっておくとすぐ悪くなるおそれがあります。玉は磨かねば光らな
いのです。玉を持っていると自覚してそれで安心していたのでは、一目たりとも、今度は玉の
方が人をゆるさなくなります。

 玉は昔の自分とともに置き去りにして、現し身ばかり年をとり世とともに馴れていったので
は、それでは他人に「変わった」と見られるにきまっています。他人はほんとに利口者で、す
ぐ私達を見破ってしまいます。どこで覚えたのか、と聞きたくなるほどの正確さをもって。

 他人は鏡です。

 伊達者でなくとも、私達はしじゅう鏡の前で生活しているようなものです。自分を育てるの
は自分ばかりでなく、人も協力してくれるものとみえます。

                       * * *

 若いうちは色々の失敗をしてみるのもいいと思います。恥をかくことがこわいようでは何も
実行出来ません。なんにも覚えもしません。

 おしゃべりな人はしゃべればいいのです。書きたい人は書き、描きたい人も描けばいいので
す。しゃべってしゃべってしゃべりぬいて、恥をかいたり後悔したりして、ついに、いくらしゃべ
ってもどうにもなるものでない、と知れば無口になるにきまっています。しゃべりたいのを
我慢して、いくら機会をねらったとて、
 
 「珠玉のような一言」なんて吐かれるものでぱないのです。

 ↑以上、引用終わり。

 「たしなみ」と言う言葉について調べてみますと↓

 武芸・芸事などの嗜み

   心得・素養・用意・備え(がある)・教養・趣味・余技・基本(が身についている)・
 (かつて)本格的訓練を受けた~・(~の)土台・下地(ができている)・(心の)豊かさ
 ・「(ちょっと)かじった(ことがあってね)」

 日常生活・人前などでの嗜み

   礼儀・作法(を知る)・節度(がある)・「つつしみ(がなくちゃあ)」・きちんと・
  行儀よく・心がけ(がよい)・気配り・心くばり(を見せる)・(他者への)配慮・思い
  やり・豊かな心・マナー・(精神的に)洗練された

  どれも、「普段(不断)の努力」や「積み重ね」と言ったものが必要なのですね。

  そして、「健康や美容」も「不変(普遍)」的なものではありませんから、これを維持・
 管理する事は「たしなみ」の1つかもしれません。

  これを育てて行く事で、生涯、私達はより良い方向へ変化出来るのかもしれません。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2011-01-11 00:00

 昨日から「仕事始め」させて頂いているのですが、年始早々、ふと、患者さんを拝見していて
気付いた事があります。

 それは、この年末年始に際し、「ほんの小さな目的」や「個人的楽しみ」でも、「何か心に期
するもの」をお持ちの方の心身の崩れが少なく、生き生きとしている事。

 もっとよく観察してみると...

 ・ 目標に向かっての「自己管理」や「目標設定」が出来ている。
 ・ 新しい事に挑戦する事で、自分に「新鮮さ」や「気付き」、「当たり前でないもの」を
   感じている。
 ・ 気持ちが「ワクワク」・「ドキドキ」・「前向き」。

 ...などなど、自分と愉しく向き合う「体勢」や「仕掛け」が出来ていらっしゃる様で、「へ
え~」と関心しました。

 なので、皆様諸事情はあると思いますが、年末に同じく「カチカチ」になっていた方でも、
年始にお会いしてみて、この「ワクワク」の「あるなし」で、その状態にかなりの差が出てい
る様にお見受けしました。

 確かに、自分が「会社員」の頃も、年末年始は「食っちゃ寝」を繰り返し、「仕事始め」が
来れば、眠い目をこすり、重い身体を引きずって、気持ちは「は~今年も同様に」...休んだ割
には余り体調も良くありませんでした。

 ところが、自営業にシフトしまして、日々の「自己管理」を迫られ、「年末に一年の纏めと
目標設定」し、「年始即スタート」し始めると、全く体調も宜しく、自分の予測を超えて、ど
んどん活動が進んで行きます。

 自分を愉しむ「仕掛け」と「姿勢」は「健康」と「生き方」に影響するんですね...。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2011-01-07 00:00

 「仕舞」を始めるに当たり、毎回必ず「謡」の練習をします。

 まだ「入門者」の私は、当初、「踊り」をやりたかった分、限られた時間を「謡」に割かれ
るのに内心、ちょっと惜しい気がしていました。

 でも、せっかくの機会を頂いたのだから「しきたり」に従い、「能」のノリや雰囲気を感じ
たり、M橋さんに学んだ発声の「東洋版」を学ぶつもりで、「謡」も頑張ってみる事にしました。

 ところが色々気付いて行く内に、これは舞手にとって「呼吸法」の練習で「大基本」だと
身に染みて良く分かり、自分の不心得を誠に恥ずかしく思いました。

 実際、色々な意味、御意見もあるのでしょうが、個人的には「謡」が出来なければ多分、
まともに動けない様に感じています。

 そう言えば、観世寿夫さんは「謡」で「内臓を動かさない呼吸法」を練ると仰っておられま
す。

 私の推測では、これは「横隔膜呼吸」と「保息」の関係性を指し、「息をつめひらき」で自分
の内側から湧き立ち起こる「呼吸力」を練るのだと思います。

 「保息」し、無限に上下前後左右に引っ張られ、「静止(留まって)」していた状態を「息を
つめ・ひらき」する事で「ハコビ」は前方へ「サシコミ」となり、後方へ「ヒラキ」、「左右」と
展開する。

 「ハコビ」の「その一歩」は「呼吸」による「その一か所」への「位置づけ」に総てが掛って
いる。

 「呼吸」による「意識と動きの集約と開放」、「センタリング」と呼べるかもしれません。

 「能舞台」に立ってみて思うのは、柔らかい表現でも猛烈な集中力で「息をつめひらき」し続
けなければ、とてもそこに立っていられない事。

 その修練の末に、「ふわっ」佇む事が出来るのだろうと思います。

 そう思いますと私の「呼吸力」の認識はとても浅かったし、余りにも拙い。

 現在、セミナーなどを通じ、自らの心身を「呼吸」を通じて見詰めたり、動かす事をお話して
おりますが、私も一層の努力を重ねたいと思います。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「歩行の芸術 ~先ず、足元から~」
 「保息」は「生き(息)方の妙」
 「息」そのものになる
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by cute-qp | 2011-01-05 00:00

「息」そのものになる

 明けましておめでとうございます。

 誠に寒いお天気ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?

 私は実家に参りまして、両親の施術で新年を迎えました。

 ろくろく親孝行も出来ずじまいの今日この頃、せめてもの「罪滅ぼし」です。

 さて...今日は、人形浄瑠璃の「人形遣い」の師弟のドキュメントを見ていました。

 今まで「黒子」で「足」を担当していたお弟子さんが「主遣い(頭と右手)」を担当すると
言うもの。

 そこで面白かったのが「如何に自分を消すか?」と言う部分。

 黒子装束をとり、初めて舞台で「顔」を晒して人形を使うお弟子さんを見ると、面白い事に
「人形」よりも「お弟子さん」にばかり目が行ってしまいます。

 対して、師匠が手本を見せると、人形が生々、表情豊かに動き出し、後ろで操る存在が気に
なりません(とても高度な「ダウジングケーン」や「ゾンビボール」の様です)。

 そして、再び、お弟子さんが人形を遣うと、遣う人の「気持ち(思い入れ)」や「力み」ば
かりがほとばしり、人形の動きが死んでしまう。

 「治療みたいだ」と思いました。

 拝見する患者さんの心身やお互いの兼ね合いから自然に出て来るものを引き出し、「センタ
リング」して行く...上手くいく時はそんな感じなのですが、妙に、「戦ったり」、「決めつけた
り」すると途端に息詰まり、道を見失う。

 自分が如何に「素」や「平」で、「自然な呼吸」の内に「状況に付け続け、センタリング出来
るか?」。

 今、「仕舞」で直面している事も同じ感じで、今までやって来た「踊」と言うものが「自分の
欲求や身体」から湧き出すものを用いるのに対し、「舞」は古今東西「お神楽」が起源となる為
、「自分を"空"」に出来た所、範囲からしか何も出来ないし始まらない。

 つらつら想う中、結局、「呼吸」だなとつくづく感じました。

 自分が「"息"そのものになる」。

 今年はその辺からスタートの様です。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2011-01-02 00:00