「目づくり」二題

プロの目

 「散髪」は月に一度の私の愉しみ...気持ちがスッキリします。

 そして、異業種なれど、「どんな風に髪形を作り、お肌のケアをするのか?」、「どうお客様と
愉しくお仕事をさせて頂くか?」を体験出来るのも愉しみで、今ではマスターと色々情報交換
をさせて頂いています。

 そう言えば...初回からセミナーに参加して下さっているSHさんは、その雰囲気や立ち姿、手
の表情から、手に「はさみ」が見えた様な気がし、お訪ねしたら、「元美容師」さんとの事。

 そして、お会いした時から印象的だったのは「感覚の良さ」...しかも、「要領が良い」の
ではなく、2回のセミナーを通じ「見えて、感じる」素地をお持ちと分かりました。

 そこで、SHさんへの「連想ゲーム」は、私も「美容師さん」になってみて、SHさんが「髪形を整
えて行くまでの過程」をイメージしながら進めてみました。

 すると、ヒントを出すイメージがわき易く、SHさんも全身を上手く観察し、1つ1つテーマを
こなして行かれ...その様子は圧巻。

 「一芸に秀でる」とはこう言う事なのかとアシスタント2人と感嘆。

 「目が出来て来ないと始まらない」と痛感。

 「程遠い...頑張ろう」と実感。

背中の目

 2題目は「薔薇色のイストワール」にあった「背中の目」のお話を思い出した体験です。

 今月から「お仕舞」を始めました。

 お稽古は先生が私の前に立ち、同じ方向を向いて能舞台で行われます。

 そして、殆どコチラを振り向かれず、「手の向きが違います」、「足の位置はここです」と
ご指導下さいます。

 「なんで分かるの?」

 一方、その状態で、私には「先生が何をなさっているのか?」良く分かりません。

 洋舞でも、同じ方向を向いて学ぶスタイルがありますが、向かって正面に「鏡」があり、お互
いの姿や動き、ニュアンスを確認出来ます。

 それが出来ない。

 勿論、入門者ですから、改めて正面に向き直り「分解説明」をして下さいます。

 しかし、それでは何となく「生きた雰囲気」が分かり辛い。

 習い方を工夫して行く必要を感じました。

 入門者の私にとって、「スリ足」も「能舞台(空間)」も余りにシンプルで、身も心もまま
ならず、正に「40の幼子」。

 「能楽」では更に「お面」を付け、装束をつける事になるのですね...。

 先生が長年に渡り「自分なりの工夫」して来られた風景を思い巡らせました。 

 そして、「自得」するしかないであろう「背中の目」を体感・自得されたのかもしれません。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 人は「学習する」ことのみで「生まれ変わる」
 「歩みにも 深き習の 有るぞかし」
 早速、「仮名縛って」みる
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by cute-qp | 2010-11-30 00:00

 子供の頃、「連想ゲーム」と言うクイズ番組がありました。

 年齢がばれてしまいそうですが、ある答えに対し、出題者が様々なヒントを出し、解答者の
「連想(イメージ)」から1つ1つの解答を導いて行くと言うもので、現在でもそう言ったクイズ
番組はあります。

 お陰さまで、自分で学びながら、同時に、入門編や基礎編をご紹介する機会を得ました。

 そして、自分の底の浅さを思い知りました。

 そこで、「先ず、どうお話するか?」よりも「先ず、自分がどう習うか?」をこれからの
私の「基準」とする事にし、その心境に立ってみて、「先ず、私自身で"連想ゲーム"」を始
める事にしました。

 入門編や基礎編を紐解いて行く...その為に、一歩一歩をどれだけ多種多様にイメージ、連想
し、経験・工夫出来るだろうか?

 俄然、世界が明るく、広く、愉しくなりました。

 今日はセミナーの2回目...

 先ず、「私自身の2回目」を今の精一杯連想し、そこにお越しになる方々をイメージを重ね
合わせ、仮のテーマや指針をイメージしてました。

 そして、今日お集まりの皆さんの様子・雰囲気・場の感じでスタートする大体のテーマや指針
を見据えました。

 始まりは同じ「出題」をメンバーの方に挑戦して頂きます。

 しかし、イメージの仕方や解き方には、皆さんに共通しそうなもの、バラバラなもの様々あり
ます。

 その状態・風景をよく観察・連想し、「こんなんどうでしょ?」と次々に投げかけて行く。

 その「機会・度合い・間合い」がとても難しくもあり、とても愉しかった。

 全員が全員、同じ様に解けるとは限らない。

 でも、意外な所から次の問いかけのイメージが生まれる事もある。

 自分自身でノリ突っ込みする人が出る。

 場の雰囲気の動き・盛り上がりが、全体の連想と変化を生む。

 皆がそれぞれの伸び方・変化で成長する。

 私の見たことのない「基礎」が目の前に展開する。

 心の中でそっと、深く手を合わせました。

 来年から、予定通り、このセミナーを定期的講習として始めます。

 健康維持互助会でも、同様のセミナーを担当させて頂く事になりました。

 その為にも、これからの数年を、目下、自分自身の入門・基礎の「連想」に費やしたいと思い
ます。

 次回のセミナーは12/26(日)です。ありがとうございました。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「春風堂♪ センタリング呼吸法セミナー VOL.1」
 「気づき」のはたらき
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by cute-qp | 2010-11-29 00:00

 バランス運動療法 春風堂♪ では、「膝・腰・肩痛、外反母趾」などを、その原因と
なる「身体の土台からの歪み」から調整する為、「足・膝・股関節からの施術」を基本
としています。

 そして、この「土台からの施術」は身体の内側で起こっている「循環活動」や「代謝」
にも念頭においた施術なんです。


 先ずはコチラをご覧下さい(ふくらはぎをもむと超健康になる:大谷由紀子 著より引用)↓ 

 心臓はポンプの役目をしてように収縮して、心臓の中の血液を動脈に押し出し、拡張して静脈
から血液を受け入れる。このポンプ作用は心臓壁を構成している心筋という筋肉によって行わ
れる。足を動かさず寝ていても心臓に血液が戻ってゆくのは心筋の働きがあるからだ。

 ただ、心臓よりも下にある下腿部の血液は心筋の力だけで心臓に戻すのには無理がある。
そこで”ふくらはぎ”が心臓の働きをサポートして、下半身の血液を心臓にスムーズに戻して
くれる。

 静脈には血液の逆流を防ぐ弁があり、血管の収縮・弛緩に応じて弁が開閉する。ただし、そ
れには手足の筋肉の圧力が必要である。

 静脈の周囲の筋肉を収縮・弛緩させることで、静脈に圧力をかけてポンプ作用を促す。

 心臓から最も遠い足の下におりていった血液が再び心臓に戻るのには、ふくらはぎの筋肉が
しっかりと収縮・弛緩して、力強いポンプの役割を果たすことが重要なポイントになる。

 ↑以上、引用終わり。

 「静脈瘤」の方の足を拝見して思うのが、「足首」の使い方が悪く、膝も突っ張り、「ふく
らはぎ」が「ポンプ」の役目を果たしていないケースが多いという事。

 よって、身体が「血液を何とか送ろうとして、通路をより沢山確保しよう」と血管を細かく
作り、「瘤」の原因になっています。

 また、「冷え性」の方の多くも足首が上手く使えていない場合が多い様に思います。

 そこに、「冷やしたらダメ」との想いから、常に「厚着」をし過ぎ、皮膚がそうり(換気)
機能をさぼって「毛穴が開きっぱなし」になって、余計に冷え性を助長しているケースも少な
くありません。

 他、お仕事で「立ちっぱなし」や「座りっぱなし」の方の「むくみ」の原因にもなり、
場合によっては「静脈血栓塞栓症」に至る事もあります。

 そこで、土台としての「足・膝・股関節」を整え、この「ポンプ」が正常に稼働する様に
意識しながら施術しています。

 また、「運動処方」では「もむ」だけでなく、「ポンプを自分で動かす・機能させる」事
が大切に思いますので、「足首や膝の使い方」、「骨盤時計」などを体験して頂きつつ、
「土台づくり」のお手伝いをしております
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             並べてみますとイメージがし易いかもしれません

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「歩みにも 深き習の 有るぞかし」
 「慢性」とはいうものの...
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by cute-qp | 2010-11-19 14:00

 鍼灸経穴辞典によると「労」は「労働」を指し、「宮」は「皇宮」の意味であるとの事。

 本穴は手掌中央に位置する、「心包経」に属しているツボです。
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 「心包」とは「心の宮城」の意味で、身体と体運動を「ひとつの国」と見立てた際、「心」
は「君主」で、それが住まいする「宮城」を「包」と称しました。

 手は全ての「労働」に先立つ器官とも言え、「君主」の意を汲み、それを行動に移す
「拠点」として「労宮」と称した...のかもしれません。


 先週は「労宮」の意識がなく、その反省を踏まえて施術を行っています。

 私的な感覚ですが、私にとって手は「内視鏡」の様な感覚があり、「内視鏡」が映し出す
風景を「腹」を中継して「モニター(脳裏)」で見ている気分でいます。

 そして、先端のカメラに当たるのが「労宮」でしょうか?

 「労宮」は「骨盤」と連動してカメラの「ピント」や「絞り」を合わせたり、処置したい所
を10本のワイヤー(指)を駆使し、ルービックキューブの様に(立体的に)調整している感じ
がしています。

 「労宮」が上手く作れた状態で患者さんを拝見したり、接触すると映画「マトリックス」
の様に、腹と脳裏に情報が流れ、患者さんに「潜入」した様な感覚があります。

 脳の体性感覚の区分(ホムンクルス)を見ても、手の締める割合は大きい事から、「手は
脳の出張所」と言えるかもしれません。

 また、面白いのは、機械の「内視鏡」と異なり、中身と同時に外界も同時に感じられる
事で、手や身体の中心が狂うと外界の視野も格段に落ちることです。

 勿論、「自分自身」も「見辛く」なります。

 必然的に、日常の自己管理や施術中の姿勢、手の内や指のケアは欠かせなくなりました。
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             奈良 薬師寺 薬師如来像(入江泰吉氏 撮影)

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「人間の感覚」と「触覚の本質」
 「感応」と「意識」
 人間を「形作る」もの
 「手を鍛える 感覚を鍛える」
 「指力」は「脳力」!?
 自分が「感じている」事に「気付いてみる
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by cute-qp | 2010-11-17 00:00

 私が最高のダンス(ペア)だと感じているのは「共に呼吸し、揺れる」こと。
 「ステップ」ではありません


 「愉しみながら身体の動かし方を覚えたい」
 「武道でない、コンタクト(コミュニケーション)スポーツがやりたい」
 「人と呼吸を合わせるのが苦手で...」                 etc...

 色々なご意見を伺って来まして、数年を経て、重い腰を上げる事にしました。

 2人で踊る文化が浅い日本では、「ダンス」をどうしても「受験勉強」の様に「ステップ」
を覚えようとします。

 しかし、実は、「相手と呼吸を合わせる」事の方が大切です。

 音楽、そして、相手と呼吸を合わせ、自分自身と相手の動きを感じます。

 呼吸が合って来ると、揺れているだけ(ベーシック)でとても愉しく気持ち良くなります。

 上手い治療家さんやマッサージ師さんも必ず「呼吸を合わせて」おられます。

 とても大切な事です。

 「ステップから始めた人」はどんなに上手くなっても「独り踊り」(相手を前にしても)
しか出来ません。

 頭には「カウント」と「ステップ」の事ばかり...上手い人程、この罠にハマり、息詰まり
ます。

 一方、「ダンスを愉しむ」所から始めた人は、呼吸を合わせる事を自然と覚え、思ったよ
り「ダンスって、垣根が低かった」事に気付き、上手くなって行きます。

 私が行きついた感想です。

 そして...数年掛った宿題の纏めとして、単発でサルサのWSを行います。

 適当な言葉が思いつかないので取り敢えず「WS」としましたが、「お楽しみ会」なので
愉しんで頂ければ、嬉しいです。

 日  時 : 11月28日(日)午後5:00 ~ 7:00 (レッスン)
                   7:00 ~ 8:00 (踊ってみよう:傍でフォローします)


 場  所 : 貸スタジオ 輪舞 ロンド
        〒542-0059 大阪市中央区南船場3-1-8ヒューマンビル4F
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 最 寄 駅 : 地下鉄御堂筋線「心斎橋」徒歩10分

 募集人数 : 男女それぞれ5名程度募集を締め切りました
                
 会  費 : ¥3,000-

 備  考 : 下ばきをご持参下さい。
    
★ 参加ご希望の方は、ご氏名・ご住所・ご連絡先を明記頂きまして、cute-qp
    **@excite. co. jp(左記の**は抜いて下さい)までお申し出下さい。


 皆様とのセッションを愉しみにしております!!
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                   「ダンス隠居前」の管理人

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2010-11-16 00:00 | お知らせ

● 稽古とは 一より始め 十に行き 十より還る 元のその一

● 知るとのみ 思いながらに 何よりも 知られぬものは 己なりけり


 寒天好きの秘密基地ブログ「仮名縛り」にもありましたが「短歌や俳句といった定型詩
(七五調)」では字数の制限が設けられています。

 しかしながら、その「制限」を上手く生かす事で、ひとつひとつの言葉から響きや拍子が
生まれ、作者と共に詠んでいる歌の風景を今、リアルタイムで共感・体感出来るシステム
である様に思います。

 同じく、東洋の装束は「ノリ巻き」や「軍艦巻き」の様に身体を「梱包」し、暫時、その
「自由」を奪い、拘束するかに思えます。

 しかし、「その中で如何に動くか?」を探求する中で、装束が身体を支え、整え、生かす
事に気付き、古人の智恵に思い至ります。

 「型」や「呼吸力」もそう言うものではないか?と思っております。

 さて...この土曜日は、久々にキチンと道着を着、帯を締め、野袴、足袋を着用してお稽古
に挑みました。

 「コスプレかいな?」との評も無きにしも非ず?でしたが、「帯を使った呼吸法」や「仕舞」
を始めた事も相まって「装束」に助けて貰いながら、学んでみようと思いました。

 早速、ひとつひとつの動作の起点に「吊り合せる(センタリングする)」意識が欠けて
いることに気付きました。

 そうして、動き毎に「芯出し」をしながら、これを「コマ送り」で繋ぐ中で「拍子」と
「息と間」を学び、「歩法やスリ足」の感覚を得る事が出来ました。

 また、日曜は「帯を使った呼吸法」の後、K野先生の「槍」を振らせて頂きました。

 「手の作り」が満足出来ておらず、最初はそれを満足に持つことすら出来ませんでした。

 見かねて先生が手の内を施術して下さり、「槍」の持つ力を映させて頂きました...途端に
、意識や身体の使い方のビジョンが変わり、「意識」、「手の内(労宮)」、「肘・肩使い」
を学びました。

 その後、膝から下半身の調整を練習した際、「槍」の感覚、意識、存在感があったのが非常
に印象的でした。

 そう言えば、「能楽」の名人が薙刀を使って舞う時、虚空の空間に物語を作りつつ、真剣
でないはずの薙刀が真剣の如く空間を切ると聞いたことがあります。

 創意工夫し、一歩一歩歩んで行きたいと思います。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 型で知る「有」と「無」、「自分」
 「中心」と「バランス」
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by cute-qp | 2010-11-15 00:00

 歩みにも 深き習の 有るぞかし
    知らねば迷よふ けふの細道 (新陰流道歌)


男の外反母趾 痛む場所で異なる病気  (朝日新聞 11/9)

 足の親指が曲がっていることに私(記者)が気づいたのは2年ほど前。特に気にしてはいませ
んでしたが、最近、曲がり方が強くなり、付け根に痛みも出てきました。外反母趾(ぼし)かも
知れないと思いましたが、ハイヒールを履く女性の病気というイメージでした。不思議に思って
整形外科医を受診すると、足の痛みの本当の原因がわかってきました。

 日本靴医学会理事長で元慶応大教授の井口傑(いのくちすぐる)さんを訪ねた。靴下を脱い
で両足を見せるなり、「本当に曲がってるね」と一言。すぐにレントゲン室に回され、足首か
ら先をX線撮影した。

 外反母趾かどうかは、親指の曲がった角度で決まる。15度以上なら外反母趾。画像に定規
を当てて測定すると、私の場合、左足が20度、右足は15度で軽症にあたる=図。後で教え
てもらったが、実はこの方法、自分でも出来るので気になる人は試してほしい。X線撮影した
のは正確を期すためだ。
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 男性で外反母趾になる人は女性の約10分の1。(1)ハイヒールなどの窮屈な靴を履く機会
が少ない(2)女性に比べ関節が硬く、筋肉が強い――という理由で、男性の方が親指が曲が
りにくいからだ。

 男性が外反母趾になる理由はわかっていない。ただ、男性患者には一つの特徴がある。初
期段階で外反母趾を疑わずに放っておくため、初めての受診時に既に重症になっている人が
少なくない、という。そうなると骨を削るなどの手術が必要な場合もあるので、早めの受診
がよさそうだ。

 ところで私の場合、痛みがあるのは左足の付け根。それも、足の裏側だ。そう伝えると、井
口さんから、「それは種子骨障害の痛み。外反母趾とは違います」と意外な指摘を受けた。

 種子骨障害はランナーに多く、特に運動不足の人が急にジョギングなどを始めると、種子骨
が折れたり砕けたりするという。X線写真を見ると、確かに指の付け根の種子骨が割れている。
1年前のある時期、少しだけジョギングしていたのが原因だろうか。

 足の指の付け根に痛みがある時、気にしてほしいのがその場所だ=図。親指の上なら強直
(きょうちょく)母趾、付け根全体なら痛風を疑った方がいい。男性の場合、外反母趾と思っ
て受診したら別の病気だった、というのはよくあるそうだ。

 さて、気になるのは治療方法。井口さんに靴による保存療法の基本を聞いた。

 外反母趾の場合、出っぱりの部分が靴の内側に当たると痛い。つい幅広の靴を選びたくなる
が、それでは逆に足が広がって指がもっと曲がりかねない。むしろ、指の付け根の部分はサイ
ズにぴったりか、少しきつめの方がいい。ただ、付け根の先で指が自由に動くことが大事だと
いう。

 そのうえで、出っぱりに当たる靴の場所を膨らませて、痛みを和らげてあげた方がいいだろ
う。革靴でも、市販の軟化剤のスプレーで形を変えられる。靴底が厚いことも大事だ。井口さ
んは「靴次第では症状を悪化させかねない。靴選びに力を注いでほしい」と話す。

 ↑以上、引用終わり。

 しかし...この記事で「男性が外反母趾になる理由はわかっていない」とありますが、なんで
でしょうね?

 施術を通しての私見から言えば、不慮の事故や故障でない限り、上図にある様な足の変形
は、その位置で全体重を不自然に支える事によって起こっている事が分かっています。
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 ↑例えば、この図の様に、主人公の無意識・無関心に対し、身体が必死に運動を保持しよう
とした結果、「O脚」・「変形性膝関節症」・「足の変形」と言う「無理な構造」を形成し、
それでも身体を支えようする訳です。

 ですから、いつも「身体は偉いし、健気だな~」と思います。悪いのは...。

 よって、靴や装具などで「補足的」に「保存療法」を行うのは良いのですが、「根治療法」
はこの繋がりのアンバランスを補正し、患者さんご自身が日常や動き方を変える事で初めて
行えると思います。

 ちなみに、「保存療法」は、「処置してしばらく見とく」事です。

 誰しも年々年をとる訳ですから、補助的に「つっかえ棒」して「見とくだけ~」で何か
変わるんでしょうか?(古い木造の家を見れば何となくイメージ出来ます)

 また、「土台」の下半身が狂えば、当然、「芯柱」や「上半身」にも影響は出ます。

 そう言えば、近年、この愁訴が男性に顕著になり出してから、男性の姿勢の悪さが際立ち
始めたのも特筆すべき点だと思います。

 さて、現在、春風堂では、11月の中心塾で取り入れている「帯」を使った施術と運動処方
を行っております。

 包帯法や様々な「巻き」・「縛り」を応用した施術は、足・膝・股関節の繋がりが劇的に
改善し、患者さんの自覚も伴うものとなっています。

 そう言う私自身が、施術前と一日の施術後、自分自身でこれを行っています。

 骨盤や膝関節が締まり、足元が決まる事で、患者様の状況を細かくはっきり見えます。

 ちなみに、これで「仕舞」の「スリ足」と「居合」に納得行きました。

 かつて、柳生石舟斎が弟子の能楽師で優れた武術家であった金春七郎から「歩法」の秘伝
を学んだと言われていますが、私も思わずハッとした次第です。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「自分で出来ること・変えられること」
 「慢性」とはいうものの...
 「故障を機に自分をチェック!」
 「第二回 春風堂♪ センタリング呼吸法セミナー」
 「バランス運動療法 春風堂♪」の「運動処方」
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by cute-qp | 2010-11-11 14:00

 「教育」は、受けるもの。
 「学習」は、自分でするもの。

 「学習を受ける」と言う言葉はない様に思う。

 人は「学習する」ことのみで「生まれ変わる」事が出来るのかもしれない。

 「御縁」が頂けるのなら、「お声」を頂戴出来るのならば、どんな「学び」や「仕事」にも
「挑戦」させて頂こうと思う。


 私事ですが...御縁があり「お仕舞」を始めました。

 かねがね、「能管」を習いたいと思い、数年掛けて教えて頂ける所を探していたのですが、
なかなかその機会と都合が合わずに今日まで過ごしてきました。

 そんな時...たまたま、買い物ついでに近所をサイクリングしていた時、ふと「能楽堂」がある
のを発見...何となく場違い(失礼!)にも思えたのですが、「ここで、能管の事が聞けるかもし
れない」と思い、ご訪問。

 残念ながら、こちらでは「謡曲・仕舞」しか教えていないとの事だったのですが、お誘いを
受け、お稽古風景を見せて頂くことに。

 そこで、日頃、学んでいる東洋的な身体使いを、違う形・観点で拝見出来、また色々気付き
がありました。

 加えて、見学させて頂いた生徒さんは90歳を過ぎたご婦人との事だったのですが、仕舞も謡
も「シャキ~ン」と凛々しく、とても素敵で、この方を拝見し、「自分もやりたい」と思いました。

 そして、余裕はありませんが、何とか頑張れば私も通わせて頂けるコースがありましたので
、挑戦してみる事に。

 先ず、「謡」...な~んの基本知識も経験もありませんので、ひたすら先生の真似だけを一生
懸命行っただけですが、M橋さんから学んだ「発声」がここでも生きて来ました。

 「仕舞」...これも真似に徹する...中で「剣術」の意識と身体の使いが見えました。「扇」の
使い方が良く分かっていませんが、「肩」・「肘」・「手首」の使い方の大きなヒントになる
気がしました。

 結論、やっぱり、ぜ~んぶ「同じなんだ」...そう思い嬉しくなりました。

 ちなみに、演目は「猩々」...「水の精」ですから「泳ぐ人間」としてはピッタリ。

 それに、以前、I川君作の「猩々」のお面を頂いていたので、「御縁じゃ御縁じゃ」ひとり
感じました。
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 最初に、自分が思っていた方向とは違いますが、自分がまだ気付いてないだけで、「出来な
い」・「必要ない」事は御縁がないと思います。

 仮に、自分に合わなかったとしても、「そうなんだ」と経験して分かれば大正解。

 どこまでやらせて頂けるか?分かりませんが御縁のある間、一生懸命学ぼうと思います。
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                お世話になっている「山中能舞台」

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「三摩之位」 ~伝書にみる創意・工夫~
 「"自分なり"の模索 ~ とりあえず、やってみる ~」
 「呼吸」を介し、「脳と身体のコミュニケーション」を図る
 「第二回 春風堂♪ センタリング呼吸法セミナー」
 「バランス運動療法 春風堂♪」の「運動処方」
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by cute-qp | 2010-11-08 17:00

腰痛 日ごろの姿勢に注意し予防

 ぎっくり腰がくせになると、そのうち手術が必要なほど重症になってしまうのではないかと心配
になってくる。しかし自身も経験者という谷諭・東京慈恵会医科大教授(脳神経外科)は「腰痛
の約85%は体を休ませれば自然に治る」と話す。

 谷教授によれば、手術など専門的治療が必要になるのは骨や神経に異常がある場合だが、
ぎっくり腰は一般的に背骨や腰の骨にある筋肉のこり(緊張)で、ねんざのようなもの。加
齢による腰骨の関節の老化(軟骨の水分の減少)や、精神的ストレスによる自律神経の乱れ
で腰周辺の血流が悪くなって起きることもあるという。

 腰痛の防止には、運動に加えて日常の姿勢が重要だ。就寝時は体が沈みこむような柔らか
いベッドは避ける。硬すぎる床もよくない。あおむけで寝るときには足のひざの下にクッション
や重ねたタオルなどを置くと、腰の筋肉への負担が軽くなる。

 立っているときの姿勢で一番よくないのは猫背。「あごを引いて首をまっすぐにし、おな
かをぎゅっと引きしめる格好、つまり社交ダンスをするときのような姿勢がよい」と谷教授。
女性の場合、ヒールの高い靴は禁物だ。

 また、顔を洗ったり、物を持ち上げたりするときは特に注意が必要。腰をかがめるのでは
なく、ひざを屈伸させて物を持ち上げる習慣をつけよう。

毎日新聞 2010年11月2日

 ↑以上、引用終わり。

 春風堂では、随時、「どうして痛みが出てきたか?」、「痛みをどうすれば回避出来るか?」
、「状況を変える事で痛みが軽減・消滅したか?」を患者さんと確認しながら施術を進めて行き
ます。

 そうしますと、「あ!」とか「うわ~!」、「え~」と共に、「日常の習慣や癖」が原因に
なっている事を患者さんご自身が気付かれる事が多くあります。

 その瞬間、「愁訴」が目に見えて快方に進むのには、毎度の事ながら、未だに感嘆します。

 また、施術後、春風堂では、愁訴を改善、予防する為の「運動処方」を持って帰って頂くの
ですが、日常のひとつひとつを「ご自身で改善」して頂く事で、「腰痛」・「膝痛」・「坐骨神経痛」
などが日々、軽減して行きます(語学の習得同様、普段の努力が必要です)。

 例えば、記事にある内容ですが

 ・「柔らかい・沈み込む寝具」 → 「寝返り(自己調整)」が出来ず、「枕」などでは首を固定
                      してしまい、筋違いなどを引き起こす。
                      「適度な硬さの寝具に変える。」

 ・「腰をかがめてモノを持つ」 → 「腰だけかがめる」と「膝や股関節」が「突っ張り(緊張)」
  「膝を突っ張る癖がある」     、全身が「つっかえ棒」の様になって故障の原因になる。
                      「膝や股関節を柔らかく屈伸出来る姿勢を取る」

 熱心な方は「こんなやり方、道具どうやろか~」なんて毎週、自己管理を「趣味」にして
おられる方も出て来られました。

 その「注射」、その「手術」の前に、「ご自身の力で出来る事・変えられる事」がある
かもしれません。


 春風堂ではそのお手伝いをしています。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「春風堂♪ センタリング呼吸法セミナー VOL.1」
 「第二回 春風堂♪ センタリング呼吸法セミナー」
 「バランス運動療法 春風堂♪」の「運動処方」
 「故障を機に自分をチェック!」
 「慢性」とはいうものの...
 「過去(パターン)」にとらわれず、「今」を創造する
 「セルフコントロール」と「ビジョン」
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by cute-qp | 2010-11-02 12:00

 秋を楽しむ間もなく、いきなり「冬」になった様な季節ですが如何お過ごしでしょうか?

 さて、10月に引き続き、11月末に「春風堂♪ センタリング呼吸法セミナー」を開催させて
頂きます。

 これまで、施術所やブログなどでご紹介して来ました「自己管理・観照・創造法」として
「センタリング呼吸法」の入門編セミナーです。

 私達にはそれぞれ異なった「癖」や「動作」、「感性」や「経験」、「夢」や「目標」が
あり、その「問題」や「課題」は私達の日常に根付いています


 そして、その原状に気付き、改善し、「美容と健康、夢の実現」をするには「少しの努力
と創意工夫」が必要
だと春風堂は感じています。

 その為、私達自身の「日常レベル」から、自分に見合った「やり方」を、日常の中
から1つ1つを「自己創造」して頂く事が「大きな鍵」
となります。

 では、どうしたら良いのか?...

 このセミナーでは「モノの見方や感じ方」、「身体の動かし方やセンタリングの方法」
を人間活動の根本である「呼吸」と「センタリング(バランス運動)」からひとつひとつを
丁寧にレッスン
させて頂きます。

 日  時 : 11月28日(日)午後1:30 ~ 3:00

 場  所 : 大阪市立北区民センター 和室
        〒530-8401大阪市北区扇町2-1-27
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 最 寄 駅 : 地下鉄堺筋線「扇町」JR環状線「天満」下車すぐ

 募集人数 : 5名(先着順で締め切らせて頂きます募集を締め切らせて頂きました
         見学は出来ません。)
                
 会  費 : ¥3,000-

 スタッフ : 現「観照塾・中心塾会員」で「健康維持互助会」のK元・KM両氏が皆様を
        アシストさせて頂きます。

 ★ 参加ご希望の方は、ご氏名・ご住所・ご連絡先を明記頂きまして、cute-qp
    **@excite. co. jp(左記の**は抜いて下さい)までお申し出下さい。


 尚、来年より月一回第四日曜日に「定期セミナー」を開催致します!!

 皆様とのセッションを愉しみにしております!!
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「春風堂♪ センタリング呼吸法セミナー VOL.1」
 「慢性」とはいうものの...」
 「様々なアプローチ」でひも解く⇒「感覚が開ける」
 自分が「感じている」事に「気付いてみる」
 「故障を機に自分をチェック!」

(お知らせ)
 私のボイトレの師匠がブログを始めました→ 「歌ってナンボのブログ」


第一回 セミナーの感想など
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by cute-qp | 2010-11-01 00:00 | 春風堂のご案内