空間からバランスを取り出す

 テレビでプロカメラマンによる「構図の作り方」を特集していました。

 1つの被写体(人物)が「構図」や「角度」、「ライティング」によって様々に表情を変え、
その「内面」や「個性」、「空気感」や「雰囲気」が垣間見えたり、「長所」が引き立ったり
...。

 極論、「撮り方」だけで「被写体」に「生も死も」を与えるかに思えました。

 以前から「絵の構図」に興味があったのですが、最終形が「同じく平面」でも、写って来る
世界に違いを感じました。

 その観点で人や物を見た時、見慣れた風景が違って見えて来ました。

空間にバランスを描く

 一方、書では、臨書を再開してみて、今更ながらですが自分の予想以上に「立体感」が必要
だなと思いました。

 K野先生のブログで紹介されていた「ダンシングケーン&ゾンビボール 」の感覚に近い
気がします。

 かつて、書道の先生に「大きく大きく筆を使え」とか「筆と反対側の柄で天井に巨大な字を
書け」と言われた意味が腑に落ちます。

 そんな事もあり、今、「剣」に加え、「杖」や「棍」を組み上げています。

 「太極棒」や「短棒」で得た「構図感」や「バランス感」より大きく、正確に表現しなくて
はならないのでなかなかに面白い。

 その意味で「カメラ」で「動作に伴う意識」、「構図・バランス感」、「様々な視点から見
る」などヒントを貰えた事は大きかった気がします。

 これでまた愉しみが増えました。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「センタリング呼吸法 自らが動いて光の方向を変えてみる」
 「センタリング呼吸法 力がぶつからない方向を掴む」
 「センタリング呼吸法 影と実体」
 「センタリング呼吸法 写真撮影は引き算をすること」
 「光の効果を知る」
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by cute-qp | 2010-10-27 00:00

 今日はコチラの記事からご覧下さい↓。

慢性痛、成人の2割 1位「腰痛」2位「肩こり」

 疼痛(とうつう)治療を専門とする製薬会社のムンディファーマ(東京・港)は日本の成人の22.5%に相当する約2315万人が慢性的な痛みを抱えているとの推計結果をまとめた。痛みの
原因となる症状や病名を複数回答で聞いたところ、トップは「腰痛」(55.7%)だった。

 痛みの原因の症状・病名の2位は「四十肩・五十肩・肩こり」、3位は「頭痛・片頭痛」、
4位は「関節炎」。慢性的な痛みに対する治療の満足度については「満足のいく程度に痛みは
和らいでる」との回答は29.3%にとどまり、「あまり変わらない」が過半数の53.6%、「満足の
いく程度に痛みは和らいでいない」も17.1%あった。

[2010年10月25日/日経産業新聞]

 ↑以上、引用終わり。

 どうして、「あまり変わらない」が過半数で、「満足のいく程度に痛みは和らいでいない」
が20%弱にも及ぶのか?...それを感じてみた時、「慢性」愁訴も色々あると思うのですが、
この記事に見る「慢性」については、「生活習慣病」と認識した方が良いのではないか?と
思っています。

 今のところ「生活習慣病」の概念は、糖尿病(1型糖尿病を除く)・脂質異常症(家族性脂質
異常症を除く)・高血圧・高尿酸血症など、かつて「成人病」と呼ばれ、「生活習慣」が発症
原因に深く関与していると考えられている疾患の総称とされています。

 しかしながら、「事故」などの理由を除き、多くの「腰痛」・「肩こり」・「膝痛」などは、
「意識と行動のズレ」や「日常の悪習慣」に起因する事が多く、そこに「気付き」、「改善」
する事で回復出来るものが殆どであるので、これも「生活習慣病」としても良いのでは?と思
うのです。

 「~病」の表現が不適切なら「外傷」でも「不調・不全」でも良いと思います。

 さて...これら愁訴の部位は「建物」で言う「基礎」や「芯柱」に当たる部位と言えます。

 そして、その「建物」にひずみが出てきたとして...その「基礎」や「芯柱」がどの様に「歪み」
、「故障」し、「傾いている」か?を全体バランスから見据え、修復し、どうすれば再び「アンバ
ランス」を引き起こさないか?の対策(処方)をして初めて本質的な回復が見込めます。

 そこで、「春風堂」で行う「バランス運動療法」では、「足関節」・「膝関節」・「股関節」
・「骨盤」と言う「土台」を先ず整え、身体の「基礎」や「芯柱」をしっかり立てながら全体
を整えて行きます。

 また、運動処方も「土台」を元に、「一人立ち(自己管理・セルフケア)」や「予防」、
「生活の改善や改良」に繋がる処方を「おひとりおひとり」に合わせ、「カスタマイズ」し
ながら、ご本人の「現状認識」や「気付き」を大切に行っています。

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                「土台」を修復せねば、どだい健康は...

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2010-10-26 00:00

 本日、春風堂♪ センタリング呼吸法セミナーを開催、無事終了する事が出来ました。

 以下は、その内容です。

 はじめてのセンタリング呼吸法

 テーマ : 自分の身体に触れ、感じ、認識する
       身体や呼吸の前提条件を変え、身体の変化を感じる
       呼吸主導で動いてみる
        
 内 容 : 1. 自分の現状を鏡に映して見てみよう
       2. 人のフリみて、こっそり我がフリ感じよう
       3. 畳を使って身体を感じよう(自分の中心感覚と状況のズレを感じる)
       4. 自分の呼吸を感じてみよう(自分の意識と行動のズレを感じる)
       5. 身体の前提が呼吸にどう影響するだろう?
       6. 変化を味わおう
       7. 変化(進化)の鍵は自分の中に

 コチラは参加して下さったK谷さんからのメールです↓

  参加させて頂いて、大変良かったです。一緒に受講されている方の声も聞けて、勉強にな
 りました!今日の感想送ります

  自分の体が補正されていくのが分かりました。どのような体勢を取るかで、呼吸のしやす
 さが変わって驚きました。

  最初は一生懸命お腹に空気を吸い込んでいましたが、だんだんリラックスした状態で深く
 呼吸が出来るようになり、また、どこに無理な力や負担があるのか自分でスキャンしながら
 実行するのは、大変勉強になりました。

  また一緒に受けていた皆さんの『あら変わった』という声も聞けて、やっぱり皆変わるん
 だと実感出来ました。

  部屋を出て、靴を履いて歩きだすと、いつもと違う角度の股関節、膝の位置、ほどよく力
 の抜けた全身を感じました。靴の感覚も自分の靴なのに違和感がありました。

  お尻をプリっと上げて歩きながら、体が変わって喜んでる感じがして嬉しかったです。

  アシストの皆様含め、先生から熱心な指導を受けたので、次回までに自分でも続けて少し
 ずつでも良い身体に整えていきます!

  大変貴重な経験をありがとうございました。

 K谷

 ↑以上、引用終わり。早速のメールありがとうございました。

 春風堂自身が主宰してのセミナーはこれが初めてで、何かと不手際があったと思いますが、
何とか無事終了できましたのは、参加して下さった皆さんと懸命に頑張ってくれたアシスタント
お2人のお陰です。

 また、会を無事開かせて頂きましたお陰で、更にひとつ、K野先生の追体験をさせて頂く事
が出来ました。

 師が歩み、励んで来られた道は私にとって「憧れ」で、「挑戦」です。

 来月も第4日曜日に開催致します。宜しくお願い致します。 
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2010-10-25 00:00

 今月は、中心塾にて「椅子編」を計5回実演・解説させて頂きました。

 ありがとうございました。

 先日もお話したとおり、「基本」は共通ですが、お集まり頂くメンバーの個性や状況によって
、お話すべき「切り口」や「アプローチ」が変わります。

 また「基本」には「順番」があり、それには「意味」があるのですが、それぞれのお稽古場で
「腑に落ちて頂き易い」方向性を導き出す為、大胆に前後を入れ替え、作者の意図を汲みつつ
即興や創作も加えてみました。

 そして、人それぞれに個性や経験、背景が異なるので、皆さん個々の「今!感じて頂きた
い!」を都度「ライブ感覚」で確認して頂きました。

 自分自身が今必死にやっている作業と同じなのですが、「"様々なアプローチ"でひも解く
→"感覚が開ける"」
と言う部分を大切にさせて頂きました。

 そんな中、まだ参加の浅い会員さんですが、「身体が良くなりたい!」と言うお気持ちから
毎日自分の身体をひも説き、古参会員さんも驚く進歩を見せて下さった方が数名出て来られま
した。

 「必死さ」・「一生懸命さ」・「日頃の積み重ね」の大切さを拝見した気がします。

 そして、最初は「良く分からない、感じられない、出来ない」かもしれませんが、1つ
1つ感じて確かめ、様々なアプローチを繰り返し、「自分の感覚と道(未知)が開ける」
事で確実に変われた事を今回の椅子編行脚で見させて頂いた気が致します。


 そう言う私の前にも、「積読」してきた膨大な課題がエベレストの様に山積みされています。

 一方、日々、拝見する皆様のお身体やその状況も千差万別。

 見上げると、誠に途方もない感じなのですが、今は嬉々として、1つ1つの足場を作り、
「ロッククライミング」中...一合一合経る毎に見えて来る視界の変化に感動で一杯!

 この日曜日は主宰のセミナーも始まります。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 自分が「感じている」事に「気付いてみる」
 「身体の繋がりを"触って"確かめる」
 椅子に座って「あくびの稽古」
 「故障を機に自分をチェック!」
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by cute-qp | 2010-10-21 18:00

 現在、中心塾で「椅子編行脚」をさせて頂いております。

 ご紹介する「基本の型」は各教室共通ですが、お集まり頂くメンバーの個性や状況によって
、お話する切り口は全く変わって来ます。

 但し、「自分が"感じている"事に"気付いてみる"」事だけは、全ての根底に流れる様
、意識してお話しています。

 私が「感じる」...その感覚や意味合いを初めて掴んだのが「身体の繋がりを"触って"確かめる」事からでした。

 普段、私達は、自らの行動を「考え・分析」します。

 そして、「目」や「耳」は感覚器なのですが、「考え・分析する」私に支配され、「私が
見たい・聞きたいもの」だけを映し、判断します。

 なので、「"ありのまま"感じている」つもりでも、実は勝手に「考えている」か「想像して
いる」事が多い様に思います。

 一方、手は刻々と「感じ」、「考えて」いません。

 しかし、自分の手が「感じている」事を、私達はほとんど「意識・気付いて」いません。

 そこで、自分の行動を「都度、触り意識してみる」所から「感じる感覚」を全身に開いて行
きました。

 結局、「赤ちゃんの行動」や「お釈迦様のヴィパッサナー瞑想」、「止観行」などは同じ事
をしているのだと気付きました。

 「感じること」が出来て来て、初めて、「自分の心や身体の動き」が見えて来ます。

 以来、「自己管理」や「練習」は勿論の事、「施術」や「運動処方」、「団体レッスン」
でも、「自分が"感じている"事に"気付いてみる"」事を中心に行っています。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「人間の感覚」と「触覚の本質」
 「感応」と「意識」
 「人間を"形作る"もの」
 「"指力"は"脳力"!?」
 「呼吸」を介し、「脳と身体のコミュニケーション」を図る」 
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by cute-qp | 2010-10-15 21:00

ケガ機に踊り見直し

 (バレエダンサー・橋本直樹さんは)日本を代表するバレエ団の一つ、Kバレエカンパニー
で伸び盛りの看板ダンサーだ。カンパニーの芸術監督、熊川哲也さんをほうふつとさせる切れ
味のよさ。気品ある王子役から、悪賢い奴隷商人やピーターラビットなどまで、多彩な役を踊
りこなす演技力も備える。

 素顔は、素直で社交的な楽天家。人なつっこい笑顔で「問題が起きても、解決法は考える
けど悩まない」
と笑う。

 だが3年前、実力が注目された直後にひざの前十字靱帯(じんたい)を損傷し、約1年も舞
台を離れたのは精神的にもこたえた。それでも「ケガをしてよかった」。

 ひざの違和感は消えないが、リハビリを通して、筋肉の構造や動き方を学び、バレエ
の動きがどう作用するかを見直した。常に筋肉の使い方を意識するようになった結果、
柔軟性や力強さが増し、役の幅も広がった。


 通勤ラッシュの中、自宅から2時間半のスタジオへ。毎日、5~6時間練習に打ち込む。

 でもスタジオを一歩出れば、バレエを忘れる。地元の友達と遊ぼうか、愛車で温泉に行って
のんびりしようか。週1回のオフの計画を練るのが、楽しい。

 一番の楽しみは4歳のおいの子守だ。休みの日には保育園に迎えに行き、実家で一緒に遊
び、風呂にも入れる。「大好きなんです。かわいいですもん」

 うまく気分転換したら、けいこに一段と集中できる。成長の階段を、さらにのぼっていく。

 ↑ 2010年10月6日 asahi.com より引用・掲載。

 ところで、バレエは他のダンスやスポーツと異なり、「形式・様式美」を身体に押しつけ
た歴史・経緯があり、どうしても身体に負荷が掛る様です(ラスタ・トーマスさんもそう仰
っていました)。

 その影響か?故障、それも下半身のものが多い様です。

 それを「ただ鍛え直す」のでなく、「身体や筋肉の使い方を意識し、バレエへの作用を
見直した」
所に橋本さんの凄さがあると思います。

 「問題が起きても、解決法は考えるけど悩まない」と言うのも素敵です。

 「悩む」と「解決法を考える」は本来別ですから。

 そして、「身体が資本」・「健康と美容が第一」と言うのは決してプロだけの問題では
ありません。


 春風堂では、「腰痛や膝痛、肩凝り」を「単に”悪”」と捉えず、それを「アラーム(警
報)」や「切っ掛け」として、ご自身の身体や生活を見直して頂く施術や処方をしており
ます。

 その為に、土台となる「足関節」・「膝関節」・「股関節」とその「バランス」から調整
し、独り立ちして頂ける「運動処方」をしております。


 「故障」や「不調」は本当に辛く、しんどいものですが、それに対する「考え方や解決へ
のアプローチの仕方」で、私達の生活の幅を広げ、改善してくれる「チャンス」かもしれません。


 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2010-10-12 16:00

 すっかり季節も秋めいて来ました。今日は先ず、コチラの記事からご覧下さい↓。

力に頼らず体重利用
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 運動会でリレーと並んで人気のある競技が綱引き。「腕で力任せに引くのではなく、綱
に全体重を乗せて後ろに倒れ込むようにして引くのが極意」
。こう語るのは、日本綱引
連盟アドバイザーで金沢大教授の山本博男さん(バイオメカニクス)だ。

 長身の人や体重の重い人の順に前から並び、間隔は1メートル程度がいい。綱を持った
ら片方のわきでしっかりと挟む。両足は肩幅ぐらいに開き、片方の足を後ろに引く。

 「用意」の合図で背筋を伸ばして腰を落とす。スタートの号令とともに後ろの足を前の
足の位置まで戻し、綱に体重を預けて両足で地面を踏みつけると、力もそれほど入れずに
面白いように引けるという。視線を空に向けることで自然と後傾姿勢になり、体重を十分
に利用できる。

 これらのポイントを仲間に説明するだけで「相手が同じ戦法を取らない限りまず負ける
ことはない」と山本さん。試しにやってみると、体を後ろに傾けただけで相手役の山本さ
んがたちまち前のめりになった。

 綱引きは、太ももの裏側の筋肉など下半身を鍛えられるだけでなく、後ろ向きの動作が
体のバランス感覚を養う。山本さんの研究では、加齢に伴って普通の歩行より後ろ歩きの
方が先にできなくなることが分かっている。山本さんは「綱引きは老化防止にも役立つか
もしれませんよ」と話している。

(2010年10月8日 読売新聞)

 ↑以上、引用終わり。

 運動会シーズンになりますと外傷(骨折・捻挫・打撲等)の患者さんが増えます。

 世のお父さん方にとっては「ここ一番!」の頑張り所だからかもしれません。

 その意味で、この記事が「ヒント」になります。

 「反作用」と「バランス」、「体重」を上手く利用する方法です。

 「反作用」や「体重」を上手く利用し、身体の「バランス」を工夫するだけで、事故を
未然に防ぎ、腰痛や膝痛の治療・改善やリハビリ、スポーツにおける質の向上にも
繋がります。


 春風堂の「バランス運動療法」でも、それを用いて「施術」や「運動療法・処方」を
行っています。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考) 体重を乗せるベクトルを変えると...
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by cute-qp | 2010-10-08 12:00

 「幸せはすべて脳の中にある」酒井 雄哉・茂木 健一郎:著より引用・掲載させて頂きます↓。

 偶然の幸運に出会うことを、「セレンディピティ」と呼ぶ。もともと、イギリスの初代首相ロバ
ート・ウォルポールの息子で、作家のホラス・ウォルポールが考案した言葉で、思いもかけぬ
偶然から、自分の人生を良い方向に変えるような出来事に出会うことを「セレンディピティ」と
呼ぶのである。

 ホラス・ウォルポールの考え方がユニークだったのは、「セレンディピティ」が一つの「能力」
であるとしたことだった。偶然の幸運に出会う能力は存在し、それを高めることができる。「セ
レンディピティ」の考え方は、現代の脳科学の立場から大変興味深い。

 私たちの脳は「オープン・システム」であり、外界とさまざまな情報をやり収りすることで機能
している。生きている中で、いろいろなものと出会い、相互作用し、その過程で学んでいく。「セ
レンディピティ」は、このような学びのプロセスの一環である。

 セレンディピティを育むためには、どうすれば良いか。さまざまな側面があるが、私は少なくと
も三つの要素が必要だと考えている。

 まずは、「行動」である。酒井さんも、もし家に閉じこもっていたら運命の「出会い」はなかっ
たろう。幸運は、受け身で待つものではない。とにかく、どんな理由でもいいから、行動して広い
世界に出て行くことが必要なのである。

 次に、「気付き」である。せっかく、自分の人生を変えるような大切な出会いが目の前にあるのに、それに気付かなかったら元も子もない。「気付く」ためには、しばしば「周辺視野」でものを
見ることが必要となる。自分がもともと目的としていたこと、注目していたこと以外の、視野の「端」の方にあるものに十分心を傾けることが大切なのでる。

 最後に、「受容」することである。セレンディピティにおいては、しばしば自分が今まで築いて
きた世界観、考え方と必ずしも相容れない何ものかを受け入れる必要がある。その過程で、
当然のことながら自分は変化してしまう。その勇気があるかどうか。酒井さんには、新しい
世界観を「受容」する大きさがあったからこそ、道が開けた。

 大きなセレンディピティに出会うためには、「行動」「気付き」「受容」というサイクルを辛抱
強く繰り返すしかない。セレンディピティを育むのは、毎日の習慣である。習慣を自分の
ものにすることで、「縁」を引き寄せることができるだろう。


 ↑以上、引用終わり。

 「行動」・「気付き」・「受容」と言うのは、ある意味、「身体の繋がりを"触って"確かめる」
と同じで、

 「触って気付く」
 「ちょっと変えてみる」
 「変化を感じる」 


 と言う「アクション」や「アプローチ」と同じではないか?と感じています。

 そうして、「自分自身の内と外の世界を広げながら、飽きることなく、ひつこく繰り返す」事が大切に思います。

 そう言えば...周囲に、結構、安易に「出来ない」とか「そこまで求めていない」、「運がない」
などの言葉を聞きます。

 私は「出来ない」から学びたいと思いますし、「求め」ます。

 そして、

 「機会があれば、やれることはとにかくやってみる」
 「ひつこく食い下がる」
 「愉しみ・味わいつくす」
 「諦めない」
                        ...この事だけは守っています。 
 
 正直、春風堂は凄く「運が良い」と思います。

 これも、ひとえに、皆様から頂いた「運」と「御縁」のお陰だと感謝しております。

 尚、今後、当ブログは内容を一新し、新たな気分で参りたいと思います。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「自分の修業が他人に伝わり、他人もスキルアップする」
 「過去(パターン)」にとらわれず、「今」を創造する
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by cute-qp | 2010-10-07 00:00

 先日、K野先生主催の中心塾日曜セミナーにて、センタリング呼吸法 椅子編を実技・解説
させて頂きました。

 普段、プレゼンや舞台に上がっても、殆ど緊張しないタイプの人間なのですが、「K野先生
のお客様」を前にしまして、流石に、少々、緊張しました...が、お客様のお人柄に助けて頂き
ました。

 ありがとうございました。

 さて、この椅子編ですが、「床に寝て」でのレッスンよりも、様々な「設定」や「準備」が
必要です。

 「重力」との関わり方も異なります。

 それだけに、やや、とっつき難い部分があるかもしれません。

 しかしながら、その「とっつき難さ」は私達が「自分の身体に気付き」、「オートマティック
(身体任せ・医者任せ)」から「マニュアル(自己管理)」して行く上での重要な「過程」と
言えるかもしれません。

 丁度、自分では、その過程は覚えていませんが、本能で動いていた「ハイハイの時期」から
「掴まり立ち」、「独り立ち」する...過程に似ている気がしています。

 そう言えば、通常、初心者の方に対してのレッスンは「床に寝た状態」で行います。

 これは、「重力の影響を軽減」し、「リラックスした状況で自己観察・運動」を行う為
です。

 しかしながら、「立位」や「座位」よりも「誤魔化し易い」設定でもあります。

 そこで、「センタリング呼吸法」では「立位」や「座位」、「歩法」、「道具」を持った
レッスンがあり、更に、それは「床でのレッスン」にも応用されます。

 その意味で、椅子編は全部で15あるのですが、日曜セミナーでは初お披露目と言う事も
あり、椅子編の準備として「身体の繋がりを"触って"確かめる」事を意識した5つの 呼吸法と
本編より7つを私の視点でご紹介致しました。

 そして、先ずは、動作を「上手く"形作ろう"」とするのではなく、

 「触って気付く」
 「ちょっと変えてみる」
 「変化を感じる」 


 ところから始めて頂きました。

 ちょっと、身体のどこかを「触る」・「確かめる」動作・意識で呼吸する事で、自分の
「意識出来なかった場所」や「気付かなかった習慣・癖」、「得意・不得意」に気付きます。

 そこをちょっと変えると「意識と身体のベクトルの変化」が「身体や意識の状態の変化」に
繋がる体験をして頂きました。

 実の所は、私はこの椅子編が一番苦手でした。

 誤魔化しが効かず、その上、座る・しゃがむ動作が苦手でしたので。

 しかしながら、これが出来ないと「自己管理」も「施術」も満足できない事に気付き、
「剣術」の練習と共に続けて来ました。

 不器用なので「あっ」と思えるまで3年掛りました。

 そして、今回、皆様に実技・解説する機会を頂きました。

 「自分が作ったものではない」ので自己練習で「追体験」するよりもっとかみ砕いてみる
必要があり、1つ1つの構成や順番などを毎日検証してみました。

 そこで

 「あくびをこら方」が分かり
 「身体の繋がりを"触って"確かめる」ことを繰り返す


 この2点に行きつき、5つと15個、その他が観えて来ました。

 今回はその「ご報告会」の様なものだと思っております。

 当初、やや緊張して呼吸が上手く出来ませんでした。

 でも、ふてぶてしいというか、「その内"あくび"が出るわい」と割り切ってレッスンを続け
させて頂きました。

 そして「あくびの出る頃」に、かなり纏まりました。

 今回の最大の収穫は「腰腹・横隔膜・脳幹」でしょうか。

 更に「剣」や「太極棒」、「ペットボトル」を以て精度を上げて行きたいと思います。

 「あくび(をこらえる)の稽古」は続きます。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「”気づき”のはたらき」
 「過去(パターン)」にとらわれず、「今」を創造する
 「習う」・「覚える」から「感じる」へ
 「呼吸」を介し、「脳と身体のコミュニケーション」を図る 
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by cute-qp | 2010-10-04 16:00

 この所、「フェデンクライス身体訓練法」(M・フェルデンクライス)を読み返す事が多い
のですが、ふと原題を観ると

 ”Awaness through Movement” →「動きを通じての気付き」とあります。

 訳本は得てして販売の為に「邦題」を付けられてる事が多く、小さく付記されている原題
を見て、著者の書きたかった主旨が繋がる事も少なくありません。

 さて、日常、私達は様々な行動をしている訳ですが、実際、その「何をどう行っているのか
?」、「意識的」に「理解して」行っているとは言えません。

 例えば、椅子から立つとして、使っているのはどの筋肉か?、眼はどうなっているか?...
そんな事を意識する...事すら意識せず、漫然と「いつも通り」行っています。

 もし、少しでも意識した途端、「百足がどうやって足を動かしているのか尋ねられ、動け
なくなった」昔話の様に「フリーズ」...そこに「自分を知る、自分を変える」難しさがある
と思います。

 そこを丁寧に「自問自答」する中で、私達は私達の「意識と行動」の「矛盾」や「差」を
感じるに至ります。

 その「気付き」を通じて「意識と行動を一致」させる事が出来ます。

 しかしながら、春風堂自身の経験からも、自分の「フリーズ」を前にし、なかなかその
「切っ掛け・要領」が掴み辛いと思います。

 そこで、「呼吸」を「機動力」、「テンポ」、「感覚」としながら、身体を「リラックス」
させつつ動かして行きます。

 以下は「センタリング呼吸法」のパンフレットからの引用です↓

 息が入らないところは、緊張して固まってしまっているかもしれません。
 普段使われていない箇所は、意識することさえできないのです。
 身体のどのあたりまでが協調しながら動いているのかを確かめて下さい。

 息を整えている間の身体の変化を味わえるようにしてください。
 
 動き(行動を形にする)が大切なのでなく、その後の変化を感じ、味わい、身体全体
 のバランスの変化に気づくことが大切です。


 ↑以上、引用終わり。

 併せて、その身体の繋がりを実際に「触って確かめ」ながら「意識と行動」を繋げる
「しつけ糸」(「気付き」)として行きます。


 ひとつひとつ、丁寧に「しつけ」して行くにつれ、「意識と行動」が織りなされて行き
、身体に「回路が開かれ」、動きながら確認、考えて行く事が出来る様になって行く事と
思います。

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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「”気づき”のはたらき」
 「過去(パターン)」にとらわれず、「今」を創造する
 「習う」・「覚える」から「感じる」へ
 「呼吸」を介し、「脳と身体のコミュニケーション」を図る
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by cute-qp | 2010-10-01 00:00