今日は、コチラの映画をご紹介します↓
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 ジュネ監督の作品とは
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 に始まり
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 で夢中になりました。

 フランス映画と言うとどうしても「小難しい」とか「良く分からない」とのお言葉もある中、そん
な部分を若干残しつつ、不思議で奇妙だけれど、面白くて、温かい作品が多いこの監督さんの
作品が好きです。

 私自身が暮らしている「空想や妄想」の世界に似ているからかもしれません。

 そして、前回の「周囲を幸せにする女の子のイタズラ」から、今回は「平和の為のおじさんの
イタズラ」です(今回は題名自体が「イタズラ」の意味ですね)。

 詳しくはコチラをご覧ください → 「"ミックマック"公式サイト」

 そんな影響もあり、常々「幸せなイタズラをする!」事を考えています。

 仕事やプライベート、様々な企画も「どうすれば、愉しくなるか?」が春風堂の基本です。

 そして、出来れば周囲の人も幸せに、楽しんで貰える事が良いなと思います。

 決して、大それたことは出来ません。

 でも、幸せって結構身近で、ふつ~な事の中に潜んでいる気がします。

 だから、幸せって「自分のイタズラ(コーディネイト)次第」だと思います。

 そして「美容や健康」もちょっとした工夫と意識で愉しみながら出来ると思います。

 そんな方法を患者様と一緒に愉しく考え、工夫しています。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂 
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by cute-qp | 2010-09-25 00:00

水泳WS無事終了!

 今日は朝3時頃から猛烈な雨の降るお天気でしたが、何とか無事にKコーチとのコラボ企画
を開催する事が出来ました。

 以下は参加して下さった方から頂戴しましたご感想です↓

 MD様より

  今日はありがとうございました。

  楽しいレッスンをしてくださったKコーチにも、ありがとうございましたと、お伝え下さ
 いm(__)m

  今回のレッスンを受け、改めてM岡さんが一般の泳ぎ方から改良した点、考え方を比べら
 れ、理解しやすかったです。

  自分自身の浮きの調整のポイントが今日の最後の方で感じる事ができました。

  鳩尾から水に乗っていくかんじと、肘、肩、手、胸鎖関節のつくりと位置がどうも水に入
 ると陸上でのズレが生じ、やってるつもりになってるようです。

  もっと、緻密に正確に遊ばないと素敵な泳ぎにはならないようで…。

 KK様より

  本日は貴重な機会を設けて頂きましてありがとうございました。

  Kコーチのお陰で「息継ぎ」への希望が見えて本当に嬉しいです!

  ありがとうございました。

  個人的には、Kコーチが「水を掴んでいる」所が非常に印象的でした。

  水泳がまた楽しくなりそうです!!

 ↑以上、ご紹介終わり。早速のご感想ありがとうございました。

 また、Kコーチにおかれましても、当初の予定をオーバーし、次の予定ギリギリまで熱心にご
指導して下さいました。

 この場を借りて御礼申し上げます。

 今日の、主なレッスン内容は

 Kコーチ

 ・「もたれ歩き」
 ・「伏し浮き」
 ・「身体の立替」
 ・「体軸の変換による呼吸のタイミング」

 春風堂

 ・「浮き方のポイント(浮く時、浮かない時)」
 ・「肘と股関節の連携(トルソーポジション)」
 ・「立替の為の重心の位置」           です。

 ちなみに、来月は春風堂担当で「目指せ浮き達人!」を行う予定です。

 「水泳」や「泳ぐ」と言う概念をちょっと横に置き、水の中で様々なバランスを取りながら
「浮き方」を愉しく実習して行きます。

 また、そこを足掛かりに、一般の水泳教室で一番難しいとされる「バタフライ」の基礎に挑戦します!(正確には「モス・フライ(基礎編)」とか「ドラゴン・フライ(応用・競泳用)」と名付けた泳ぎをしています)

 ちなみに、春風堂のメソッドの習得順・難易度は「バタフライ」→「平泳ぎ」→「クロール&
背泳ぎ」となっています。

 とにもかくにも...第一弾が無事終わり、ホッとしました。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2010-09-24 00:00 | お知らせ

「指力」は「脳力」

 「プロフェッショナルたちの脳活用法2」 茂木 健一郎より引用・掲載致します↓。

 小野さんの鮨は、”二郎握り”と呼ばれる独特の握り方で知られる。指先と手のひらでシ
ャリとネタを柔らかく包み、ふんわりと仕上げる。微妙な力加減と繊細な指使いとが、目の
中で心地よくほどけるような食感を生み出す。

 人間の手の指は「脳の出先機関」ともいわれている。『脳と心の正体(The Mytery of the
Mind)」(邦訳・法政大学出版局刊)を著したカナダの脳神経外科医、ペンフィールドは、大
脳新皮質のどのエリアが体のどの部分を支配しているのかを調べ、それを地図のように示し
た。脳のエリアの大きさに比例して、体の各所の大きさを描いた図は、「小さな人」を意味
するラテン語で「ホムンクルス」と呼ばれるが、その図を見ると、手や指からの情報を受け
取る脳のエリアは、非常に広範囲であることがわかる。体の部位としては小さくても、手や
指は脳を幅広く刺激する、いってみれば”ウルトラツール”なのである。手や指を使って、
計画的な作業や手順の複雑な作業をすることによって、さらに効果的に脳を刺激することが
できる。

 (中略)

 小野さん以外にも、手や指を駆使して超人的な仕事を成し遂げているプロフェッショナルが
、番組には多数登場している。自身の匠の技を”指力”という言葉で表現していたのは、鬼師
の美濃澄恵一さんだ。

 建物の守り神とされる鬼瓦をつくる職人を、鬼師と呼ぶ。鬼瓦の起源は飛鳥時代にまでさか
のぼる。歴史的な建造物を悪霊から守ってきた鬼瓦は、数百年ごとに新たなものにつくり直さ
れる。古の鬼瓦に込められた魂を、指でなぞりながら新たな鬼瓦に引き継ぐのが鬼師の仕事だ
と、美濃澄さんは話す。

 「目で見るのは。”視力”です。指でなぞったり、つくったりするのは”指力”なんです。
僕は目で見て『これはいい』と思えても、必ず指で確認します。触れたり、撫でたりして
みると、まるで脳が指まで来ているような感じがあるんですよ。だから、『これで大丈夫
か』という判断は、視力ではなく指力に委ねるようになりました」

                                     美濃澄恵一 鬼師


 平成21(2009)年、東京と福岡で開催された『国宝・阿修羅展』。その大盛況の陰には
、文化財輸送の第一人者、海老名和明さんの活躍がある。印象的だったのは、海老名さん
が国宝の仏像を素手で直接触っていたことだった。

 「指先の感覚というのは、われわれの仕事で一番重要なものなんです。もちろん作業
の前にはきれいに手を洗って脂分を落としますが、素手で触って、肌で感じることで、
仏像の質感や重さなどを、自分の体に覚えさせるわけです」

                                 海老名和明 文化財輸送


 美濃澄さんや海老名さんの仕事は、まさに「手の指は脳の出先機関」ということを立証し
ているが、手や指の感覚というのは、使えば使うほど研ぎ澄まされる。たとえば箸でものを
つかむことは、慣れない外国の人にとっては難しい動作だが、日本人なら造作なくできる。
これは、子どものころから箸を使いつづけていることで、箸を適切に動かす指令を出す脳の
神経細胞のネットワークが強化されているためだ。

 箸を自在に操るのは、仮にロボットにやらせようと思えば、恐ろしく複雑で膨大な計算が
必要になる非常に高度な動きなのだ。試しに、利き腕ではないほうの手で箸を使ってみたら
いい。普段、どれだけ複雑な動きで自分の手や指が箸を操っているのかが実感できるに違い
ない。

 私は右利きだが、遊び半分で箸を左手で使うことがある。練習を重ねれば、誰でも普通に
食事ができるくらいの箸使いはできるようになる。これは、使いつづけることで、脳の中に
神経細胞の新しいネットワークが構築された結果だ。

 遊び半分とはいったが、利き腕とは反対の手を使うことは、普段は使っていない脳の神経
細胞を活性化することにつながる。右手は大脳皮質の左半球がコントロールし、左手は右半
球がコントロールしている。慣れない左手で箸を使えば、空間把握やイメージや感情を司る
右脳に刺激を与えることになる。

 この両手使いによるアンチエイジングを、普段から実践しているプロフェッショナルがい
る。世界にその名が知られ、21世紀の最先端を行く建築家の1人と評されている伊東豊雄
さん(68歳)だ。

 伊東さんは文字を右手で書き、図面などのスケッチは左手で描く。もともとは左利きで、
幼少期に文字は右手で書くように親から矯正されたとのことだったが、文字と図で左右の手
を使い分けるというのは、脳の機能に合致している。最初から老化防止を意図して始めたわ
けではないとはいえ、両手でペンを操れるというのは、左右の脳をバランスよく使うという
意味で、非常に効果的なアンチエイジングになっているはずだ。

 伊東さんのように本来は左利きであれば、右手でペンや箸を使うことによって、言語や論
理的な情報処理を担う左脳を刺激することになる。思うように動かせないと感じたときは、
それまで使われていなかった神経細胞が刺激されている証拠だ。そして、少しずつ動かせる
ようになってくれば、それは新たなネットワークが生まれつつある状態だと考えていい。

 (中略)
 
 われわれが日常生活の中で使っている脳のモードは、ごく一部に限定されている。普段は
使っていない脳のモードを意識的に使ってやることは、いわば脳の神経の回路をマッサージ
するようなものだ。凝り固まった肉体をストレッチしてほぐしてやるように、眠っている脳
の回路を呼び覚ましてやることも、脳のアンチエイジングを助ける有効な手段になるはずだ。

 ↑以上、引用終わり。

 本当に、「指力」は「脳力」ですね!

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「手を鍛える 感覚を鍛える」
 「「人間の感覚」と「触覚の本質」へ
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by cute-qp | 2010-09-22 15:00 | バランス運動療法・調整法

「気づき」のはたらき

 日々の施術や自己管理、来月から始めるセミナーに向け、やる事が山積している今日この頃
...自己反省も込め、今日は『「気づき」のはたらき』について少しお話致します。

 フェルデンクライス博士はその著書の中で「私達の多くは、どうやったら上手くいくか?そ
の本質的なの理解を持ち合わせず、効率の悪い生活をしている」と述べています。

 更に、それを楽器の練習に例え、「2人の少年が同じ時間練習しながら、一方はどんどん上
手くなるのに対し、もう一方が上手くならない場合がある。この差は才能や素質の問題と言う
より、上達している少年は自分のしている事に気付きながら練習しているのに対し、他方はた
だむやみに機械的な反復練習を繰り返すばかりであったからだ」と述べています。

 それは「行動を学ぶ時、今、自分自身に生じていることについて、十分に注意(意識)を向
けなければならない。その事により、心は明晰となり、自由な行動が出来る」との表現にも共
通する事柄だと思います。

 私達の顎は、私達の無意識下で常に引っ張りあげられており、頭は首の筋肉が持ち上げ、ふ
くらはぎの筋肉が身体が前に倒れない様維持している...その位、実は、自分の身体やそのし
ている事を良く知りません。

 同じ様に、私達は、自らの行動を阻害する動きや考え方、行動に協力しない場所や想いに気
付かず、これを「習慣」や「癖」として無意識に持っています。

 これら「実感のない」ものは、その「本質」や「プロセス」を徹底して観察、気付く事によ
ってしか修正しようがありません。

 その為のキーポイントを春風堂の観点で列挙します。 

 ・ 動きは「呼吸」に合わせ、「ゆっくり」行う。
 ・ 感じる「刺激量」が小さい程、「気付き」や「感受性」は大きくなる。
 ・ 「いつもと違う」動きを行ってみる。
 ・ 1つの動きを「様々な方法」でやってみて、あらゆる「可能性」を探ってみる。
 ・ 「呼吸」に合わせ、動きに身体の「全てのパーツを動員・協力」させる。
 ・ 「間(インターバル・観察時間)」を取りながら行う。
 ・ 「目的意識(固定概念や今までの考えやイメージで作った目標やゴール)」を捨てる。
 ・ 「実感」はとっかかりで感じるものでなく、「自然と浮き上がって来る」のを感じる
   (そもそも「実感のない段階」で「感じられる方がおかしい」)。

(参考)
 「過去(パターン)」にとらわれず、「今」を創造する
 「習う」・「覚える」から「感じる」へ
 「呼吸」を介し、「脳と身体のコミュニケーション」を図る
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂    
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by cute-qp | 2010-09-17 18:00 | バランス運動療法・調整法

 現在、お世話になっている水泳指導員のKコーチと様々な交流や勉強をさせて頂いているの
ですが、お互いの勉強も兼ね、随時、コラボの企画をする事となりました。

 今年は、その本格的な始動の前の「パイロットバージョン」として、単発ワークショップを
行って行きます。

 その第一弾!...は「水が苦手」、「殆ど泳げない」...けど「泳いでみたい!!」と言う方を対象
に、水泳コーチのKさんと「バランス運動療法」の春風堂がタッグを組み、今までの水泳指導・
教育とは異なるアプローチでの水泳をご紹介!

 今回のテーマは「水泳の愉しさ」を知って頂く為の大きなキーワード

「浮く・呼吸する・水が愉しくなる」です!

 「息継ぎ」をして「25mを完泳」を目標にします。

 以下の要領でWSを行います↓。

 日  時: 9/23(木・祝日)
       午前11時30分 ~ 午後1時
      (午後2時まで貸切レーンで自由練習出来ます。)

 場  所: 尼崎スポーツの森 プール (1レーン貸切)
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 募集人数: 4名(先着順で締め切ります) 募集を締め切りました。

 費  用: ¥6,000-(レッスン代+入場料+レーン貸切料含む)
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂  
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by cute-qp | 2010-09-16 00:00 | お知らせ

 春風堂で行っている「バランス運動療法」の目的には、

 ・ 心身のバランス調整機能にアクセスし、変化に導く。
 ・ 無意識レベルの行動・習慣パターンを改善する。
 ・ 心身のセンタリング(バランス取り)が行える様にする。


  と言った項目を基本に

 ・ 「楽で(健康)優雅に(美容)」に繋がる身体感覚を獲得する。
 ・ 「未知の領域」、「可能性」、「目標達成」を心身から掘り起こす。
 ・ 表現豊かな心と身体を獲得する。


 をイメージしています。

 これは「脳と身体のコミュニケーション」であり、春風堂の「施術」や「運動処方」
の「基本」として、それを元に様々な挑戦をしております。

 今日はその脳と身体のコミュニケーション」について「フェルデンクライスの脳と体のエクサ
サイズ」:マーク・リース他著より引用・掲載致します↓。

 小さな子どもだった頃、私たちは起きあがったり、転がったり、這ったり、立ったり、歩いた
り、走ったりすることを学びました。このような学習を成し遂げるために重要なのは、自然な
試行錯誤のプロセスです。歩き方を学習するためには、まず立ち上がり、バランスを保ち、一歩
を踏み出すことを学ばなければなりません。転んだり起きあがったりを何度も何度も繰り返した
あとで、ようやく私たちは一歩また一歩と、バランスを失ったり転んだりしないで歩き続けるこ
とができるようになるのです。

 科学者はこのプロセスを運動感覚学習と呼びます。「運動感覚」と呼ばれるのは、見る、聴
く、バランスを取る、触るなどの感覚を運動に関連させて使うからです。そして、「学習」と
呼ぶのは、結果として私たちは何か新しいことをする方法を学ぶからです。

 体によるすべての学習は、運動感覚学習によるものです。それは、感覚と筋肉と脳との間の情
報交換のプロセスで発生するものです。体が動くと、触覚やバランス、視覚などの感覚は脳に体
の姿勢や筋肉の活動に関する情報を送ります。脳は筋肉へ向けてのメッセージを修正すること
によってそれに対応します。情報がやりとりされるにつれて、体にある非生産的で不必要な筋
肉の働きが、発見され取りのぞかれていくのです。こうして少しずつ、あなたの動きはより洗
練された無駄のないものになっていくのです。脳と感覚との間の情報のやりとりは、協調既が
高く、何かを無駄なく成し遂げるような動きが形作られるまで続きます。このすべてのプロセ
スが、なんら意識的な努力をすることなしに起こるということは、まさに奇跡のようなもので
す。

 自転車に乗る練習をした時のことを覚えていますか? はじめのうちは、ただ自転車にまた
がるだけでも難しいものです。ものすごい力でつかまり、バランスをとるために必死で頑張って
も、何度も転んでしまいます。それでも、試行錯誤をしているうちにやがて、スピードを出して
走ったり、角を曲がったりしてもバランスが取れるようになるのです。脳の働きによって、少し
ずつ筋肉の不必要な力が減っていき、成功するための神経と筋肉のパターンが形成され、自転
車に乗る技術が上達するのです。そして最後には、バランスを取りながら、ペダルを踏み、道
路を見て、空想にふけったり口笛を吹いたり、ついにはそれを全部やりながら両手をハンドル
から放したりすることもできるようになるのです。

 運動感覚学習をとおして体が自然に向上していくという驚くべき能力を利用するためには
、脳に、体のなかの不必要で無駄な筋肉の働きを発見し、それを減らす機会を与えなければな
りません。神経生理学の研究によれば、たくさんの筋力を使っているときには、脳が神経筋組織
を改善するのに必要な感覚的な識別能力を働かせることは不可能なのです。そういう理由で、
伝統的に行われている、筋力や力、スピードに依存するエクササイズでは、脳が体の代わりに働
くという能力を発揮することを妨げてしまいます。筋肉の力を最小限にしたとき、私たちの脳
は自由になり、重要な感覚的な識別をすることができるのです。

 たとえば、重い物を持っているとすれば、筋肉をかなり使わなければなりません。重い物を
持っているときにハエがその上にとまったとしても、ほんのわずか重さが増えたことを感じる
ことはできません。なぜなら、体の中の筋肉の働きが私たちの脳がわずかな重さの違いを感じ
取ることを不可能にしているからなのです。しかしながら、もしもとても軽い、羽のような
ものを持っていたとすれば、筋肉をたくさん使う必要がありません。脳にはわずなか違いや変化
を感じとる受容力に余裕があるので、ハエが羽の上にとまっただけでも、重さが増えたことを容
易に感じ取ることができるのです。

 ↑以上、引用終わり。

  「過去(パターン)」にとらわれず、「今」を創造する「習う」・「覚える」から「感じる」へ
 でお話した事は、「脳と身体のコミュニケーション」の仕方とも言えます。

 唐突ですが、「分かる」と言う言葉の語源が「分けられる(区別できる)」の意である事
からも、「自身の感覚の広がりが自分にとっての世界の広がり」となります。

 その為に、「バランス運動療法」は「呼吸」と言う「仲介者」を通し、「脳と身体のコミュ
ニケーション」を図っています。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2010-09-14 14:00 | バランス運動療法・調整法

 斎藤 孝著「呼吸入門」より引用・掲載致します↓。

 ただ余分な力を抜けと言われても、よく分からない方も多いでしょう。逆に、どこになら力を
入れてもよいかという点で見ていけば、非常にクリアです。

 からだには、どんなに力を入れても他の部分が力んでしまうことがない場所があります。
エネルギーをいくら溜めても害のない場所。それは臍下丹田です。

 そこに意識を置けば、力まないで集中した状態が得られる。気分の悪い時でも、気分のいい
状態を取り戻すことができる。ざわついた気分の時でも落ち着くことができる。いろんなもの
を調整してくれる場所です。

 言い替えれば、臍下丹田に力を入れる状態というのは、からだのいろいろな力みをそこに流
し込んでいくことになります。そうすれば、肩であろうと、首であろうと、あるいは手の先の
力みであろうと、どこかが強張って動作を妨げるということかありません。

 臍下丹田で力を吸収してしまえば、自然体になることができます。自然体とは、リラックス
してなおかつ集中した心身の構えのことです。ただの脱力ではありません。

 からだの力みを逃がす場所ということから、私は、〈力みの避雷針〉と名付けています。

 そんな避雷針は、もう一箇所あります。

 以前、プロゴルファーの横田真一さんとゴルフ雑誌で対談した時に、トーナメントでここ一
発が勝負どころといった大事なショットになった時、いつも手に力が入ってしまうという話を
されていました。

 ある時、左足を地面にめり込ませるぐらい強く踏み込ませてショットを打ったところ、力ん
でいた手の力がすっと抜けてナイスショットとなった。それでコツをつかみ、結局、その試合
で優勝することができたそうです。

 臍下丹田と同様に、足の裏にもそういった〈力みの避雷針〉の役割を果たすところがありま
す。足の親指の付け根あたりがそうです。

 「真人の息は腫を以てし」。つまり、徳の高い人間は足で呼吸するという荘子の名言があり
ますが、これは足の裏のそのスポットに、うまく力を流し込めた成果だと言えます。

 結局、この二つの避雷針は何を示しているかというと、からだに中心軸を作ると力みが抜け
るということです。軸をはっきりと持つことで、その他の部分の無駄な力がどんどん抜けてい
く。

 自分の中に、丹田なり、垂直軸なり、足の裏なり、中心だと感じられるものを確立するとと
ても楽になります。

 そして例えば、地球の中心と自分の頭のてっぺんとが真っ直ぐにつながってくる垂直感覚を
持ってみる。地球の重力をしっかり感じつつ、意識を遠くに放つことによって、自分の中心と
いうものに線を引く。

 この感覚は野口三千三も「おもさに貞く」と表現しています。重さを感じるということが大
切ですと。

 自分のからだを内側に閉じたものというようにはしないで、地球の中心というものに開いて
いく。垂直な力の軸が自分の中心を貫いているとイメージする。なぜ意識を遠くに放つかと言
ったら、一メートル先の地面を見て自転車をこぐのと百メートル先の目標を見るのとでは、か
らだのぶれが全然違うようなものです。

 そうすると意識は大きく解き放たれて、からだは真っ直ぐに安定しやすくなるのです。

 ↑以上、引用終わり。

 「丹田」とか「垂直軸」、「足の裏」などそれらしい言葉を並べられると、どうしてもその
「表現」に帳尻を合わせてしまいそうになります。

 ご指摘に間違いないだけに「捉え方」を間違うと誠に性質が悪い。

 大切なのは、文中にある「中心だと感じられるものを確立する」と言う事だと思います。

 例えば、「丹田」は「腹(の中心!)」とイメージされますが、実際は「呼吸」と「パッキング」の
感覚
でお話致しました様に、「下腹部と腰部のバランスする一点」だと思います。

 その要所・バランス点を中心に身体を形成して行くと、「垂直軸」が出来て来たり、「足の
裏」の感覚が大切になって来るの訳です。

 従って、これら「要訣」は「バランス感覚の中に像を結ぶ有り様」だと言えます。

 その観点から、斎藤先生の仰るように、「自分の中に先ず絶対軸を意識するのではなく」、
「呼吸」とその「バランス」の中に「中心点」を意識し、「軸を形成する」意識で春風堂は
やっております。

 「バランスする点」にある「軸」だから本当の意味での「避雷針」になる訳ですね。

 そう言えば、昨夜、観照塾で「八段錦」や「四股」を練習しましたが、「形」を意識して
行うのと「バランスと呼吸」に意識するのとでは全く結果も効用も異なると思いました。

 それにより「味わう」、「感じる」、「意識する」観点が違ってくるので、少なくとも治療
に必要な感覚だと思います。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2010-09-12 17:00 | バランス運動療法・調整法

 今日も「太極拳と呼吸の科学」:楊進他著 より引用・掲載致します↓。

 太極拳は心が感覚を感じとる速さでしか動けないので必然的にゆっくり動くことになるわけ
だ。動き続ければ筋の作用は変化し続けるが、動きが止まれば使われる筋も限定される。どこ
か一部分の筋を使い続けることは陰陽相済の原則から外れることになる。だから太極拳は止ま
ることがない。動きを意識するということは止まらないことを感じることでもあり、止まらな
いことは筋緊張を減らすことに繋がるわけだ。

 センサー(体中にある感覚器官:管理人註)の感覚情報を心が感じて身体の緊張を少なくで
きれば、それだけ身体は開放されセンサーも鋭敏になる。するとさらに心も開放されていくこ
とになる。

 太極拳の学習には様々な段階がある。形を習うことからはじまって、習う・覚える段階を過
ぎたら自ら感じる段階に足を踏み込むことが大切だ。この感じる段階こそ自分自身に最適な健
康法を手に入れる核心部分である。

 太極拳の良いところは、心が感覚を感じとる速さでしか動かないこと、そしてそれが副交感
神経支配の運動に繋がることだ。このように一見ソフトで抽象的なイメージが強いにもかかわ
らず、実際には物理的・科学的な合理性を有するのが太極拳の特徴である。

 太極拳はゆっくりと穏やかに動くことから、その効果もゆっくりと時間をかけて表れる。し
かし間違いに気づかないと悪影響が出ることもあり得る。そして悪影響もゆっくりと知らない
うちに進行する。効果が出るか、悪い影響が出るかの差は「正しい方法/間違った方法」を知
って、自分の身体を間違った方向に進まないようにコントロールできるかどうかということに
なる。

 ゆっくり動くということは、間違いを自覚したときに正しい方向にコントロールする時間を
与えられているということでもある。太極拳には身体に正しい方法を覚え込ませる厳しい練習
はあまり重要でなく、ゆったりと流れる時間の中で自分の動きを自分の意識でコントロールす
ることが重要だ。コントロールするのは「心」であり、その点でも「心」が大切なことはいう
までもない。われわれの「心」には念力のような未知の力は備わっていない。だから心を込め
て動いても、それが間違った方法であればいくら心を込めてみても正しい方法にはなり得ない。

 「正しい方法を求め理解したい」という意欲を持つことも「心」の役割であり、「あまり難
しいことは気にしないで気持ち良く動くだけでいい」と思うのも「心」である。われわれの
「心」は、このようにすばらしく柔軟性に富む。だからこそ、「心」そのものと同時にその使
い方が大変重要な要素になる。太極拳を知ろう・本質を求めようという意欲が大切であり、そ
ういう意識を持つことがすべてを解決に導いてくれるのである。

 ↑以上、引用終わり。

 現在、「水中太極拳?」の様な練習もしています。

 一定のペースで泳いでいる方の後ろにつき、一定の距離間を取りつつ「水をかかず・蹴らず」
にその方の作る水流にバランスを取って泳いで行きます。

 かなりスローペースなので、「水をかいたり・蹴ったり」すると直ぐ沈んでしまいます。

 自分の身体の「バランス」とその「調整力」・「観察・感知力」・「集中力・意識力」を
「呼吸のペース」で用います。

 すると、普段、気付かなかった自分自身の状態や課題に気が付きます。

 昨夜の想い患い、今朝の不機嫌、今の無茶ぶり...そんな日常の姿がふわ~っと「泳ぎ」の
中に出て来て、「不機嫌なら不機嫌な身体づかい(不機嫌なバランス:負のバランス)」を
しています。

 それに「あ!いけない!」と気付いて、意識と泳ぎの方向を変えて行くと、泳ぎも心も「平」
になって来ます。

 心身は私達に合わせ、良くも悪くも常にバランスを取っているのですね。

 しかし、日頃、私達がそれを感じる事は殆どなく、例えば、立っている時、「バランスを取
っている」と言う運動の意識や感覚も殆どありません。

 しかし、試しに「目を瞑るだけ」で身体が不安定になる事から、私達の意識・無意識に関わ
らず、身体に存在する感覚器や神経が私達の「平衡」を保っている事に気付きます。

 先日「過去(パターン)」にとらわれず、「今」を創造するをお話致しましたが、その意味で、
我々の持っている「感覚」に心と身体を研ぎ澄ます事が私達の「健康と美容」のみならず「日
常や未来」にとって大切なのでは?と思います。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2010-09-10 12:00

 「太極拳と呼吸の科学」:楊進他著 より引用・掲載致します↓。

 太極拳には召法がないといわれる。召法とは攻防の決めごとのこと。つまり、「Aの技を使
ってくる相手にはBの技で対応する」というような攻防の決めごとが存在しないということで
ある。ただあるのは相手と自分の陰陽変化を察知するとう勁。『太極拳経』は、このとう勁が
極まったレベルを「神明」と記述している。

 召法とは、いねば経験の蓄積で得た方法論である。過去の経験で蓄積されたデータを昇華さ
せて効率良く応用できるようにした、学業でいえば試験対策問題集のようなものだ。太極拳に
召法がないということは、太極拳には個別の対応法を想定した回答集が用意されていないとい
うことだ。

 武術として常識の召法がないのはなぜか。それは、太極拳は応酬パターンの蓄積を通じて技
を習得するのではなく、変化を察知する能力そのものを技とするからである。

 経験の蓄積で得られたデータは言い換えれば過去のものであるから100%現在の状況に
合致するとは限らない。しかし、現在の状況と似通ったデータを持つことと経験から得られ
る判断力は、何ものにも代え難い安心感を生み出してくれることも事実だ。

 太極拳はこの点に頼らないところにあるからそれだけ「心」に対する要求も高いといえよう。

 召法は相手と同等程度の力量を持つこと、もしくは力量差が計り知れることが前提である。
だから力量不足であれば訓練で補うという考え方になるのが普通だ。太極拳の場合、自分は
相手より弱くてスピードも遅い「以弱勝強」が前提であるから、これでは最初から勝負にな
らない。

 太極拳はこの“経験則によるデータに頼るこど’をあっさりと切り捨て、今現在の情報であ
る陰陽虚実の変化を察知し利用することに活路を見いだしている。場当たり的とも解釈できる
方法であるが、経験の蓄積を動作パターンで残す道を棄て、体内感覚で残す道を選んだわけで
ある。

 過去のデータにとらわれす現在の自分の感覚のみを判断基準とすることで、パターンという
呪縛から逃れ自由自在に変化する技を手に入れることができるのだ。このことには過去にとら
われす未来も予測しない、逆にいえば自己の経験をも過信しない厳しさが含まれる。これも究
極の意志(自意識)の表れといえるであろう。

 太極拳は過去や未来を考えず、現在の自分を感じとる武術といえる。今の瞬間に、自分を感
じ、技を磨く。太極拳の技の奥義は「心」を磨くことにあるといえるかもしれない。

 ↑以上、引用終わり。

 患者様を拝見する時、同じ方を定期・周期的に拝見しても何がしかの「パターン」で観る
事は出来ません。

 勿論、その人らしい「特徴」や「個性」、「背景」と言うものはありますが、取り巻く周囲
の環境や状況は刻々と変化するので、ご本人も気付かない内に皆様の心身は様々な変化を見せ
ています。

 それを専門家とはいえ「他人」の春風堂が拝見するのですから、自分の「得意技術」はあっ
ても、「決まったパターンの施術」が出来ません。

 「深遠な人間の心身の世界」に対し、「いち施術者」の立場が出来る事は限りなく「以弱
勝強」...その方々の「今の心身のバランス(運動)」を拝感(そんな言葉はありませんが)・
拝見し、そこをセンタリングして行く...正に「太極拳」に近い事をさせて頂いているのだと思
います。

 だからこそ、最も難しい「自分を見詰め・感じること」を大切に思う春風堂です。

 そして、これは身体の事だけではなく、生き方にも共通する事と思います。

(参考)
 「愉しみ」ながら「未来」を「形作る・選択して行く」
 「自分を知ることからすべては始まる」
 「心が動けば 人生は動く」
 「自分」を「自分」で「選択」してみる

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

                陳氏太極 老架64式 潘詠周師公
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by cute-qp | 2010-09-08 12:00

 私はかねがね、「呼吸法」は「エアシリンダー」の様だと思っていました。

 当時、それ程、自分のイメージした表現の意味合いを感じず、K野先生にそれをお伝えし、
「センタリング呼吸法」における呼吸の1つの表現として頂いたのですが、方向性は良かった
ものの、なかなか、自分自身が表現した身体が近付いて行きませんでした。

 そんな経験もあり、今日はその中で大事かなと思う感覚の1つ...「パッキング」について書
かせて頂きたいと思います。

 あくまで、私の主観・表現であり、言葉で言い表せるものでもありませんが、お付き合い下
さい。

 身体に「エア・シリンダー」を作る時、身体を均等に「密閉」して初めて「圧力をかける空
間と構造」が出来上がります。

 それが「パッキング」の意味です。

 呼吸の練習として「四段階」や「七段階」があります。

 これらの段階は、呼吸のバランスを「意識して行く要所」で、実際は、刻々と複数段階あり
、「妖怪一反木綿」の様にひらひらと、若しくは、ハチ鳥の様に絶え間なくバランス取りする
ものだと思っています。
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 それと同じ様に、「呼吸」で「身体の圧力バランス取り続ける」...その「バランス取り」と
「密閉感覚」を「パッキング」で体得する事が出来ます。

 「パッキング」の要点は大きく2つ。

 ① 「下腹部」を中心に呼吸出来る様にする。

   自分の呼吸の状態は意外に知らないもので、「お腹で」と言われても「胸や肩」で呼吸
  してしまったり、左右のバランスが取れていなかったりします。

   そんな自分の状態を畳の上に寝て、その畳をガイドにして「スキャニング・観察」し、
  身体への「呼吸の入り方やバランス」、呼吸の際の「ポジショニング」を工夫してみます。

   次に、その状態を一回一回「臨界点」まで持って行き、お腹を中心に、呼吸の波が身体
  の上下前後左右へ伝わって行く様工夫してみます。

   身体が「へ」の字に近い形になります(「太鼓橋的」?)。

   この段階で大切なのは「お腹」で呼吸し易いポジショニングやバランス作りを振り返っ
  て、それが「ある時」と「ない時」の感覚を良く感じておくこと。

   上手く行った時、「ぐぐっ!」とお腹が締まり、そこを中心として全身の呼吸と運動の
  バランスが取れます。

   その後、ご自身を観察しますと、身体が緩み、畳の接地面が増えている事と思います。

 ② 「下腹部」に入った呼吸を「腰部」にも導き、「下腹部」と「腰部」が「バランス」する
   様な状態に身体を「パッキング」します。

   全身に呼吸が入り易くなって来た所で、「へ」の字のバランスを「反転」させ、身体が
  「レ」に近い形にしてみます(今度は「跳ね橋」?)。

   最終的には①も②も「密閉・圧縮(パッキング)」なのですが、②は下腹部に生じた圧
  力を体内を通じて腰部へと導く形になるので、体内へより「圧迫感」や「密閉感」が増す
  様に感じます。

   いわゆる「腹筋・背筋運動」の様に、筋力で「身体の外側に力を向ける(「扉を開き、
  放出する)」のでなく、全身のバランスを立体的に取り、「身体の内側に力を均等に”密
  閉する”(込める:扉を内から締める)」感じです。

   「パッキング」されるので、身体のバランスや反作用として、身体の上下前後左右外へ
  向かう力が出て来て、「シリンダー」の構造と働きが出来上がります。

   それを体の構造に従い、1つ1つ「パッキング」しながら「飛行機」で言う「圧力隔壁」
  作り、「圧力調整」しながら動く...と言うのが「段階別呼吸法」の本旨と捉えています。

   この方法ですと、全身のバランスを内側から1つずつ、刻々と、柔軟にとって動いている
  ので、「ピラティス」の様に身体を硬直させて動く事無く、「バルーン・ドール」の様に、
  呼吸の波に変化して全身が動きます。

   お陰さまで、「運動の質が向上」しただけでなく、身体のラインも整い、持病の「そけい
  ヘルニア」がオペなしで完治。

   身体のエネルギーが漏れないので身体の冷えが収まって来て、治療の際に「受ける」事
  もほとんどなくなりました。

   発声についても、身体と言う「管」の響きが内から外へ響き、伝わるので、「楽器」とし
  ての「自分」の質・素材を向上する事が出来ました。

   「腹を作る」・「腹を括る」・「腹が据わる」・「腹で決める」とは良く言ったものだな
  と思います!!

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2010-09-06 17:00 | バランス運動療法・調整法