唐突ですが、春風堂は「車」とか「機械」よりも「生物」が好きです。そして、動植物の
生態が興味深いだけでなく、いつも何らかのヒントやイメージを貰う事も多くあります。

 先日の「フサオさんも工夫する」を受けつつ、話題の切り口を少し変えてお話致します。

 先ずこちらなどをご覧下さい↓
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 この方は「マングース」さんですが、実に立派な立ち姿をしていらっしゃいますね。
特に「視線」や「首や肩、肘の位置」が素晴らしい。
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 お次は「猫」さんですが、何かに飛びかかる姿(姿勢)や視線、しっぽなんて凄いと
思いませんか?

 凄いなあ...と思い、次に下の絵を比較して見ました↓
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 理論うんぬんはさておき...腰回りに注目しますと、人間は体の「自由度」は増してい
る様に思いますが、「腰が据わる」感じが薄いと思いませんか?
 それだけに、可能性豊かな身体を獲得した我々は「骨盤の締め」や「仙骨の角度」、
「股関節のありよう」に「工夫」が必要である事が感じられます。

 そんな風に...私は4足さん達の立ち居振る舞いに興味がありました。

 そして、我々と生き物の間を繋げる存在がコチラです↓
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 ここまで見てきますと、何とはなしにこの辺が大事なんだな...と言う事が分かって
来ますね(アレクサンダー・テクニーク:W・バーロウ著より引用)↓
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by cute-qp | 2008-09-24 00:00

自分らしさは、「外見」でも「中身」でもなく、「中心」だ。

 よく「自分らしく」と言います。それはむずかしいことです。自分らしさとは、自分の
軸に合っていることです。

 軸に合っていると、バランスがとれるのです。

 バランスのとれている状態が、最も自分らしい状態です。プラスもマイナスもない
ということではありません。
                                                   ′
 プラスとマイナスのバランスがとれて、軸に沿っている状態です。

 自分らしさを感じるためには、あなたの中心がどこにあるかを感じる中心感覚が
必要です。

 中心感覚を感じることができないのに、自分らしく生きるとか、自分らしさを感じ
ることはできないのです。
 「自分らしさ」は抽象的な表現です。自分らしい仕事や、自分らしいファッション
というのは、結局はいかに自分の中心感覚を感じることができるかということです。
表面上の問題ではありません。

 「自分らしさ」というと、どんな服装を着るか、どういう仕事をするか、この仕事が
合っのか合わないのか、人間関係で合っのか合わないのかなど、表面上の議論
にばかりいってしまいます。
 末端ばかりにとらわれていると、いつまでたっても、自分らしさに出会ことがで
きないのです。

 一見、そりが合いそうにない人同士がうまくやっていることがあります。それは
中心感覚を持つ人同士の波長が合っているのです。

中心があると、カが抜ける。

 カを抜くため心は、まず体に中心の軸を1本持つことです。肩が凝っている人は
、体がS字形に曲がっています。前後にも曲がっています。

 丸くなった背中を元に戻そうとして、骨盤が後ろ側へ倒れて体が「く」の字形にな
ります。温泉の大浴場で座っている感じです。
 この状態は、リラックスしているようでいて、実はリラックスしていません。体が曲
がっているので、常に体にカがかかっているのです。

 椅子に座る仕事で疲れやすい人は、座り方が間違っています。背中を丸めて座
っていると、壊れるのです。
 だらしない姿勢で、「退屈だ」と言いながらひじをついていると、体がますます丸
くなって、よけいに疲れます。
 つまらない授業や会議では、つい姿勢が悪くなります。時計を見ても時間がなか
なかたちません。疲れるので、時間のたつのがよけい遅く感じます。

 体の中に軸のある人は、座っていても疲れません。座っている状態で、軸に体を
乗せたイメージを持てるのです。

 体をねじる動作は、軸の存在を確認しています。体を揺らした時に、頭まで動い
てしまうのは、軸がない状態です。

 体を揺すって柔らかくまわすことができるのは、体の中に背骨があるからです。
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by cute-qp | 2008-09-22 00:00

筋肉は、日常生活の姿勢を直すことで変えられる。

 筋肉が最も活躍するのは、縮まる時ではなくて、伸ばす時です。伸ばすことので
きる筋肉が、最も活用できる筋肉になるのです。

 ジムでは、縮める練習ばかりやっている人が多い。これでは筋肉がどんどん硬
くなります。

 筋肉は、骨と骨を動かすために、骨のまわりにあるものです。骨をより柔軟に、
いろいろな方向に動かしていくには、そのまわりの筋肉を柔らかくして、自由に動け
るようにしておくことです。

 股関節のまわりや内側のももの筋肉が硬くなつていると、股関節も硬くなります。

 電革の中で股を広げで座ったり、隣りの人に靴の裏が見えるような足の組み方
をする人は内側の筋肉が縮んでいるのです。
 内側の筋肉が緩んでいると、軸がますます揺らぎます。股関節が硬くなって凝
ってくると、どうしても足を組みたくなります。

 足を組むと、骨盤群が歪み、背骨も曲がります。レストランでも、ごはんを食べ
る時に足を組んでいる人がいます。

 これは、股関節が硬くなつているからです。股関節が柔らかくなると、足を組ま
なくてもラクに座れます。
 足を組まなくても同じ効果を得るには、つま先を立てて座るといいでしょう。股
関節が持ち上げられてラクになるのです。
 つま先立ちすると、自然と体が前へ出て背骨が伸びます。つま先を立てること
で、骨盤が「立ち上がる」のです。
 また、体が前に出ることで、あえて胸を張らなくても体が真っすぐになります。
腰もラクになります。つま先立ちになると、自然と背筋にカが入ります。

 背筋は、腹筋のようにトレーニングをしなくても鍛えられます。

 ふだんの姿勢を直すだけで、筋肉は鍛えられていくのです。

筋肉は、学習する。

 筋肉を鍛えることは、学習です。筋肉と開くと、練習という言葉をイメージしがちで
す。
 今までキーボードを使ったことのなかった人が打てるようになるのは、実は練習し
ているからではあリません。指の筋肉が、学習しているのです。
 やがてタッチタイピングができるようになるのも、指が学習しているからです。あら
ゆる常は学習できます。

 今までできなかったことができるようになるのは、筋肉が学習しているのです。最
初のうちはなかなかうまくできません。

 でも、「私には才能がない」とあきらめないことです。そのうちに学習効果があらわ
れて、できるようになります。

 自転車に乗れるようになった時のように、気ついた時にはできているのです。意識
の持ち方を変えることでも、筋肉を動かせるようになります。

 筋肉は、学習と意識で動いているのです。自分の意識に合わせて体は動いてい
るのです。
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by cute-qp | 2008-09-20 00:00

体の中心でするのが、エネルギーの腹式呼吸だ。

 呼吸は、古い空気と新しい空気を入れかえていく作業です。それは酸素の入れか
えではなく、エネルギーの入れかえです。

 呼吸は、末端ではなく体の中心で行います。

 腹式呼吸で「空気をおなかまで入れる」と言いますが、場所の問題ではありませ
ん。自分の中心で空気の交換を替っイメージを持つようにしましょう。

 そうすると、吸った空気を体の奥深くまで入れることになります。

 1つ1つの呼吸動作が大きくなって、ムダがなくなります。そして、呼吸の回数が
少なくてすむようになるのです。
 大気中にあるエネルギーや「気」を、体の中心まで持っていかなければそれを吸
収することはできません。

 ほとんどの人が思っている体の中心は、本当の中心より高い位置です。体の中
心は、本当はもっと低いのです。
 「腹式呼吸」と言いますが、体の中心は、おへそよりも下にあるのです。呼吸の
浅い人は、胸のところで新しい空気がとまっています。胸は体の中心ではありま
せん。

 それは、酸素の足りない水槽にいる金魚が、バタバタしているような状態です。

 ヨガの呼吸法では、鼻から吸って鼻から吐きます。そのほうが体の中心まで呼
吸が入りやすいのです。日本式の呼吸法は、鼻から吸って長く口から吐く形です。
 インドのヨガで鼻から吸って鼻から吐くのは、のどの奥に意識を向けるようにする
ためです。

 その時、のどの奥で音が鳴っていることを意識するようにしましょう。のどの裏側
に中心感覚を感じるのです。

 そこに軸が通っている意識を持つのです。呼吸をする時、のどの奥に意識を向け
る人はいません。

 ヨガも禅も、中心感覚を意識しなおすトレーニングなのです。

体の中心から、エネルギーの波紋が広がる。

 呼吸によって外から入ってきた「気」が体のエネルギーになって、体中に流れてい
るというイメージを持つことが大切です。
 体のどこにカを入れるかを考えるよりも、自分の体の中にエネルギーが循環してい
るというイメージを持つのです。

 これが中心感覚です。

 中心感覚は、実は中心であって中心でないのです。中心感覚は、エネルギーが
流れているという感覚です。

 「これが私の中心」という点があるわけではありません。体中にエネルギーがみ
なぎっている状態が中心感覚なのです。

 体中にエネルギーが広がっていくのは、エネルギーが体中をグルグルまわると
いうことではありません。

 池に小石を投げた時に、中心から外へ波紋が広がっていくイメージです。そう
すると、自分の体をどこまでも大きくすることができます。エネルギーを末端ま
で浸透させ、次から次に広げていけるのです。  ′

 「古池や 蛙飛び込む水の音」というのは、今カエルが飛び込んだところが中
心で、その中心から池の波紋が広がり、昔の波紋がお寺中に広がり、自分の体
を通り越えて、宇宙にまでどんどん広がっていく中心感覚を感じている歌です。

 中心から発せられたエネルギーは、どこまでも遠くへ達することができるし、
どんな硬いものも通過できます。

 「しずかさや岩にしみ入る蝉の声というのは、セミから発した声というエネル
ギーが岩を貫通しているイメージです。松尾芭蕉の歌は、エネルギー感をとら
えています。

 「五月雨を集めて早し最上川」というのは、エネルギーが通過していくイメー
ジです。
 「夏草や 兵どもが 夢のあと」は、エネルギーが通過したあとのイメージで
す。

 絵画や書道など、すべての芸術品は、その中心感覚を味わうところに価値が
あるのです。
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by cute-qp | 2008-09-18 00:00

姿勢がいいというのは、中心感覚があるということ。

 文字を書くときも、中心感覚を感じて書くといい字が書けます。習字はまさにそうで
す。
 筆をどう持つか、どういう角度で書くか、どういうレイアウトで書くかは、あまり関係
ありません(管理人:私はそうは思いません・中心を保つために必要なことです)。

 いい字を青く人は、いい姿勢をしています。

 中心感覚を感じながら軸を持って書いていると、いい姿勢になるのです。筆で書
いているのではなく、軸で書くのです。

 私は子供の時に、習字の先生に字ではなく姿勢を直されました。書いている時の
姿勢が字に出るのです。悪い姿勢で軸がグラグラしたまま書くと、字がグラグラして
しまいます。
 1人1人が違う軸を持っているのですが、軸を持って書くと、その人なりのいい字に
なるのです。

 絵を描く時もまったく同じです。描く人がいい姿勢でなければ、いい絵は掛けませ
ん。

 子供が渡っころがって、夢中で絵を描いている時は、意外に軸があるのです。そ
れは夢中になっているからです。夢中になると、どこにもカが入りません。

 「一生懸命やります」と一育っ人と、夢中でやっている人は、違うのです。一生懸
命やっている人は、表面にカが入って、汗をかいたりします。
 夢中でやっている人は、汗もかかないし、顔は淡々として、かすかに微笑んでいる
ような感じです。

 笑っているのではなく、無心でやっているのです。

 無心でやると、周辺にカが入らず、中心感覚とその人の意識が同調します。面白
い本を読んでいる時は、ページをめくつている意識もないし、どういう姿勢で読んで
いるかという意識もありません。

 面白い映画を見ている時は、自分がどういう座り方をしているか」を意識しないの
で、疲れないのです。

 中心感覚に権限を委譲している状態です。

 あなたの中心感覚に、すべてのバランスを権限委譲することです。もっと姿勢を
よくしなくちゃとか、もっとラクな寝転がり方をしなくちゃと考えると、よけいに疲れる
のです。

 ムリしてつくったいい姿勢は、疲れます。姿勢のことなど忘れているのが本当の
いい姿勢です。だらけた姿勢をとることが、ラクになることではありません。

 リラックスとは、自分の中心感覚を感じて、その軸に沿っていることです。

 立っていても、座っていても、歩いていても、動いていても、寝ころがっていても
リラックスはできるのです。

(つづく)
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by cute-qp | 2008-09-16 00:00

中心は、かすかに揺れている。

 中心感覚は固定されたものではありません。固定されたものは、弱くて不安定で
す。
 揺れない綱渡りはありません。微妙に揺れることで、安定度を持っています。揺
れているから危ないのではなく、揺れることによって安定度を保っているのです。

 最も安定しているものは、かすかに揺れています。じっとしようとすればするほど
、安定度を失っていきます。

 自分の中心感覚に、内側で微妙に揺れた状態のイメージを持つことです。完全
にピタッととまっでしまうと、次への動きができなくなるのです。
 スポーツ選手が動き出す直前は、静止しているように見えますが、中心感覚は
かすかに揺れています。

 「中心感覚を持ちなさい」「軸を持ちなさい」と言うと、「固めよう、固めよう」とする
方向へ行きがちです。

 でも、そうすると、よけいに不安定な中心感覚になってしまうのです。

「体がいい」というのは、筋肉ではなく、中心感覚のある骨格だ。

 「いい体しているね」というほめ言葉があります。

 ジムにトレーニングに来る人は、夏が近づいたら水着が着たいとか、Tシャツが似
合う体にしたいとか、スリムなジーパンがはけるようにしたいと言います。

 でも、筋肉を鍛えることでいい体になることはできません。筋肉は骨に付随してい
るものです。

 本当にいい体は、骨格がつくるのです。

 一流のコーチが選手の素質を見抜く時には、筋肉ではなく骨格を見ます。骨格は
、半分は遺伝です。

 そして、もう半分は遺伝的な骨格をいかに活用しているかです。

 せっかくいい骨格をもらっているのに、それを縮めて、台無しにしている人が多い
のです。
 筋肉をいくら鍛えても、骨格を意識せずに鍛えた筋肉は邪魔になるだけです。
骨格を縮めていくような筋肉の鍛え方は間違っています。

 筋トレがいいのか悪いのか、という議論ではありません。

 骨格を意識した筋トレは効果がありますが、骨格を意識しない筋トレはマイナスに
しか働かないのです。

 中心感覚を保つようにすれば、いい骨格をつくりあげることができます。

 0脚、Ⅹ脚、猫背になるのは、中心感覚を感じることができないからです。本当の
いい体は、中心感覚のある骨格を持った体です。その骨格を支えるためには筋力
が必要です。

 いい骨格があれば、それに必要な筋肉はおのずからついてきます。

 食事制限をするだけで、おなかの脂肪はとれません。おなかやわき腹の脂肪を
とりたいと思ったら、中心感覚を取り戻して、骨盤を立てるのです。

 これは背骨の曲がりを直すことです。猫背のままいくら食事制限をしても、おな
かの脂肪はとれないのです。
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by cute-qp | 2008-09-14 00:00

軸からズレている時、ストレスを感じる。

 中心には、軸が通っています。その軸どおりに動いている時は、ストレスは感じま
せん。

 軸からズレていると、体では肩凝りが起こります。仕事の場合では、ストレスを感
じて、疲労がたまります。
 労働時間が長いから疲労を感じるのではありません。軸からズレている時に、スト
レスを感じて、疲労を感じるようになるのです。

一般に、「好きな仕事をしている人は疲れない」と言われます。

 好きな仕事はその人の軸に合っているので、動きが軸からズレていないのです。
軸は1人1人違います。

 他人から見ると楽しそうな仕事をしている人が、ある日突然自殺してしまうことが
あります。その仕事は、自殺した人の軸からズレていたのです。
 まわりから見ると楽しそうなのですが、やっている本人の軸にはズレが生じていた
のです。

 すべての人の軸にマッチする仕事はありません。自分の中心感覚がわからなけれ
ば仕事を探すことはできません。
 仕事を探すというのは、結局は自分の軸と仕事の軸がどれぐらい一致するかを探
すことです。

 自分の軸と仕事の軸のペアを探していくことが、「仕事を探す」ということです。表
面上楽しそうとか、表面上きつそうとかは、閑係ありません。
 
 表面を見ているうちは、自分の軸に合った仕事を見つけることはできません。

 自分の軸も相手の軸もわからずに、自分に合った仕事を探すのはムリがありま
す。そこでストレスを感じるのは当たり前です。

 でも、自分がなぜストレスを感じているかもわからないはずです。ストレスは、人間
関係や金銭関係や条件の問題だと言われます。

 本当は、自分の中心感覚がわからないからストレスを感じるのです。

 「自分が何をやりたいのかわからない」「夢が見つからない」と言う人がよくいます。
 「夢」と言うと、抽象的で、ずいぶん速いところにあるような気がします。でも、中心
感覚を感じることができたら、夢は今ここに存在しています。

 そこから先に軸が伸びていて、そこにも夢が存在しているのです。

(つづく)

 更新のペースが遅れており申し訳ございません。9月一杯身動きが取れない状況
でございます。

 10月より「身体運動」などに関して色々とお話しして行く予定でおります。
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by cute-qp | 2008-09-12 00:00

筋肉を鍛えるのではなく、体の中心感覚を目覚めさせる。

 私はよく、「ジムに行っているんですか」とか「ウェイトトレーニングはどうやっている
んですか」と開かれます。でも、まったく何もやっていません。

 ボウリングをする時は、ゲームを通して必要な筋肉を使っています。ボールルーム
ダンスをする時は、それに必要な筋肉を使っているのです。

 それは、「鍛える」という感覚ではありません。

 筋肉の場合は、「鍛える」という表現を使います。中心感覚は、「目覚めさせる」と
いう言葉が一番適切です。

 中心感覚は、ほとんどの人が本来持っているはずのものです。いつの間にかそれ
が寝ぽけてしまっています。
 寝ぼけた中心感覚を再び目覚めさせるために、トレーニングが必要なのです。そ
れは、筋力を鍛えることではありません。

 筋力をつかさどる中心感覚を、それぞれの種目に応じて目覚めさせていくのです。

 ある種のスポーツで中心感覚に目覚めた人は、別のスポーツをやってもそれなり
にうまくできます。

 すべてのスポーツは、中心感覚でやるものだからです。

 ところが、筋肉だけを鍛えている人は、1つのスポーツがうまくできても、ほかの
スポーツはうまくできません。種目によって、筋肉の使い方が違うからです。

 「鍛える」よりも、「目覚めさせる」という意識を持つことです。

 女性で腹筋運動のできない人がよくいます。それは、腹筋がないからではありま
せん。腹筋をどう目覚めさせていいのかわからないのです。

 腹筋が痩ばけたままの状態だから、腹筋運動ができないのです。

 晩立て伏せができない女性も多いです。それも、筋力がないからではありません
。腕立て伏せをする時に、中心感覚をどこへ持っていけばよいのかわからないので
す。

 一時、私は腕立て伏せに凝っていました。どうしたらもっとハードな腕立て伏せが
できるかと考えていました。
 片手腕立て伏せをしたら、それはできることがわかりました。次に、片手・片足で
腕立て伏せができないかと考えて、これも「できないことはない」と感じるようになり
ました。
 そして、逆立ちで腕立て伏せができないかと考えて、それもやがてできるようにな
ったのです。

 それは筋力がついてきたからではありません。

 「中心感覚をどこへ持っていけば、腕立て伏せが最も軽くできるか」というコツがわ
かったのです。

 腕立て伏せは、顔をしかめて、カでエイッとやるものではありません。自分の中心
感覚をどこへ持っていけば最も軽く上がるか、というイメージを持つことが大切です。
筋力はそれほど必要ではありません。今持っている筋力を使うだけで十分です。

 寝ぼけた筋肉を目覚めさせるだけで、たいていの動きができるようになるのです。

(つづく)
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by cute-qp | 2008-09-10 00:00

 春風堂の理念でも申し上げましたが私は「己こそ己の寄る辺」が大切だと思って
おります。

 その為に「自己の中心を観照する」事がキーとなって来ます。

 この2つに関し、中谷彰宏さんがその著作「答えは自分の中にある」に明解にお
書きになっておられますので、全8回に渡り、その抜粋を引用、連載させて頂きた
いと思います。ここまで書きになれるのは流石だと思いました↓。 

中心を感じると、体の中にスペースが生まれる。これが余裕だ。

 疲れている人は、骨も筋肉もギューギューに詰まっています。

 本来はもっと柔軟に動けるはずなのに、詰まりすぎることで、スムーズに動けなく
なるし、力も出せなくなるのです。

 人間の体の中には、たくさんのスペースがあります。

 中心を感じることができれば、骨の間隔が広くなり、筋肉も凄くなって、より柔軟
度が生まれて、スペースを生かすことができます。

 体の中にスペースが生まれると、精神的にもスペースが生まれます。

 これが「余裕がある」という状態です。

 「フトコロが広い」というのは、体の中に広いスペースを持っているということです。

 中心感覚があれば、体の中にスペースが生まれます。中心感覚がなくなると、
周辺に力が入ります。

 そうすると、自分の体の中心がどんどん小さくなってしまうのです。

迷うのは、中心を見失っているからだ。

 迷うというのは、孝え方が堂々めぐりをして、同じところをグルグルまわっている
状態です。

 結論は焦点にあるのに、外側ばかりグルグルまわっていて、どこまでいっても結
論が出ないのです。
 「どうしていいかわからない」と言っているうちに、グルグルまわっている円がどん
どんしぼんでいきます。

 これが追い詰められた状態です。外側をグルグルまわっているのが堂々めぐり
です。

 答えは、円の外側にはありません。

 どうしていいかわからない時にいろんな人に意見を開いても、結局は結論が出
ないはずです。
 Aさんは「右」、Bさんは「左」と言うことで、あなたの考えが左右に揺れるので
はなく、グルグルまわつてしまうのです。

 情報化社会は、外部情報の多い社会です。そういう社会では、ますます周辺
にカが入ってしまいます。

 今は、外部情報があまりにも多いので、中心感覚を意識しないと感じることがで
きなくなっているのです。

 情報化社会であればあるほど、あなたの中心感覚をもう一度取り戻す必要があ
るのです。

(つづく)
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by cute-qp | 2008-09-08 00:00

バランス感覚と修正力

 本日は「バランス力と修正力」と題し、桜井章一氏の著「運に選ばれる人選ばれな
い人」より引用・ご紹介させて頂きます↓

 現代社会はバランスの悪い社会です。一方、人間社会と違って自然界はバランス
が取れています。

 今、多くの人が生活を送る中で違和感を覚える機会が増えているとすれば、それ
はさまざまなところでバランスが乱れているからにほかなりません。
 価値観の移り変わりなど変化の激しい時代状況も影響して、バランスを取ること
はますます難しくなってきています。

 バランス感覚がしっかりしていれば、何がよくて何がダメかがすっきりと見えます。

 バランス感覚があれば、ミスをしたり、調子を崩してもすぐに修正が出来ます。
何があっても修正する修正力が大事なのです。
 よくないことは結局、バランス感覚がないために起こるのです。戦争やおかしな
事件、人間関係のトラブル、すべてがバランス感覚の欠落から来ます。

 バランス感覚がしっかりしていれば、何か違和感があっても敏感に感じ取れます。

 体の傷だとすぐにわかるのに、心の違和感にはみんな鈍感です。

 たとえば指の先をちょっと傷つけたらイヤな感じがするはずです。それが違和感
です。
 体に違和感があれば治そうとしますが、心の違和感はあっても治そうとはあまり
思いません(「感じる力」が去勢されつつある昨今、体の違和感を感じることも難し
くなって来ているように思います。また、心の違和感をある程度感じられていない
と体の違和感も感じられないと言う事もありますね:笑)。

 それは、違和感があってもあまり自覚がなかったり、あるいは気づいていてもな
んとなく放っておくからです。
 放っておくとそれは意識の底にたまっていって、やがて傷となり、治りにくいトラ
ウマになったりします。

 また困ったことに、傷はその人だけで終わりません。それは他の人にも傷を与え、
ネズミ算式に世の中の傷を増やしていきます。
 インターネットの世界を見れば、そう言った現象をはっきりととらえることができま
す。

 心の中の違和感は、体の傷と同じように速やかに修正しないといけないのです。
バランス感覚があればそれが可能になります。

 バランス感覚は、物事の中心を的確にとらえる感覚、すなわち的を射る感覚で
すが、考えすぎると中心を外します。

 逆に言うとバランス感覚とは、心を真ん中に置くことにほかなりません。真ん中
に心があれば、バランスを崩してもすぐに動いて修正が出果ます。

 つまり、バランス感覚とは、素早い修正力のことでもあるのです。違和感をサッ
ととらえて速やかに解消に向かうカなのです。

 ↑以上、引用終わり。

 流石、厳しい勝負の世界を生き抜いて来た方...しかし、これは我々の生活全般
に応用出来る事と思います。

 そして、それには「違和感を感じられる」事が非常に大切となります。

 (参考)
 「身体の声の聴く ~自律神経による治癒反応~」
 「神経訓練法としてのセンタリング呼吸法 」
 「先ずは自分が変わる」
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by cute-qp | 2008-09-06 00:00