カテゴリ:温故知新( 134 )

「元をたどる」

 龍笛2年目は、「管絃」を復習する予定でいた(「基礎2周目」)。

 が、急遽「舞楽」に挑戦。

 最近、「正確だけど、面白味がない」とのご指摘。

 え~!まだ2年目(基礎期)に入るとこですよ...。

 よし!、ならばと「舞楽」を学ぶことを申請、許可を得る。

 元々、「管絃」は「舞楽曲」を舞なしで愉しむ為に出来たジャンル。

 ひとり奏で、愉しむ範囲なら、特別学ぶ必要はないし、

 「独奏」なら「管絃吹」の方が趣がある。

 しかし、曲想の根源が「舞楽」に潜んでいることに最近気付く。

 また、管絃の「大曲」に進むには、まだ技量と曲想理解、集中・イメージ力が足りない。

 など考慮し、同じ曲の「舞楽奏法」を学び、2周目とすることにした。 

 まず、平調の「音取」と「品玄(ぼんげん:ファンファーレ)」に挑戦。

 舞を彩る曲から「曲想」や「世界観」を肌で感じる。

 だけに、もの凄く深いし、難しい。

 でも、面白い。

 2年位かけ、まだやっていない「管絃曲」と共に学んでみる。

 その後、「管絃」の大曲達に挑む。
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                   新しい譜本 ぶ、ぶ厚っ...。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (資料)「管絃」と「舞楽」
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by cute-qp | 2012-02-11 00:00 | 温故知新

「ひとりごと」

 工藤公康 『折れない心を支える言葉』目次より
 ()内の言葉は管理人のひとりごと。

 教えることなんてできない。
 本人にその気がなければ、何を言っても同じですから。
  (他人がイモ食って、わたしの尻から屁は出ない。)

 人の能力は信じられないくらい大きい。
 限界をつくらず自分を磨け。
  (「限界」って、じぶんで作り、思い込んでいる気がする。)

 取り繕う必要はない。
 等身大のありのままの自分を見せよう。
  (デコレーションより、素材磨き。「デコる」と物凄く重い。)

 甘言ではなく、
 苦言を呈してくれる人こそが「宝物」。
  (叱って貰える内が「花」。ほんとに。) 

 やらないことには、結果が出るか出ないかわからない。
 先に答えを欲しがるのは、甘えでしかない。
  (経過が愉しい。双六で、いきなり上がって愉しいか?)

 人より短時間でやり遂げる。
 その意識が、創意工夫と技術の向上を生む。
  (誰よりも早く、やってみよう!そう思い動いた時、閃くし、集まってくる。)

 状況に応じた的確な判断と動きを可能にするのは、
 繰り返しの練習以外はない。
  (「腑に落ちていない」ことは、出来ない。)

 過去にこだわると、
 変わりゆく現実に対応できなくなってしまう。
  (突然の雨。予報や不運をぼやくより、傘をさす。なければ濡るか雨宿りしかない。)

 プロとして持つべき自尊心はあるが、
 捨ててしまっていい邪魔なプライドもある。
  (「スタンス」と「プライド」は違う気がする。)

 マニュアル化されたプロセスに流され、
 工夫を凝らす努力を忘れた人に、
 明るい未来はない。
  (生涯を掛け、「じぶんの教科書」を作る。)

 ひとつに集中して考える時間の量が、
 その人の引き出しを豊かにする。
  (ひとつのことの様々な側面や広がり、共通項を探すことは愉しい。)

 人から教えられるときも、人に教えるときも、
 心の中にクエスチョンを持とう。
  (試してみる。振り返る。よりよくする。もっとよくする。)

 プロセスが違えば、正解だって変わる。
 正解も自分でつくりだすものなのだ。
  (山の登り方もいろいろ。「定石」・「常識」より、「選択」と「バランス」では?)

 食べるタイミングやバランスが重要だ。
 「一食」で急に人間の体は変わらない。
  (わたしは一日にしてならず!?)

 マイナスばかり捉えても、なんの意味もない。
 必要なのは、つぎにどうしたらいいのかを考えることだ。
  (こけた時、泣いてもいいけど解決にはならない。さっさと起きて歩く。)

 つねに同じパターンや方法論が通用するわけではない。
  (日常はいつも変化してるし、大体、じぶんがパターン通りじゃない。)

 「プロとはなにか」と問われたら、
 その定義はひとつだけ、
 「自覚」だと答える。
  (「自覚」なしに、何者にもなりえないと想う。)

 帰るべき「家庭」があるからこそ、
 思い切って戦うことができる。
  (是非、そういう家庭を築きます!!)

 地道な練習を続ければ、
 自信と誇りを手にすることができる。
  (やった分、失敗した分しか、出来ることはない。)

 不調の際に自分を助けてくれるのは、
 集中力である。
  (腹をくくり、いっちょやるか~!と頑張った時、大体、何とかなった。)

 自分で行動して表現しないと、
 環境を変えることはできない。
  (変えよう!と直ぐ動く。小さくても、直ぐ変化は現れる。)

 二年後、三年後にどうなっていたいか、
 自分自身の「未来予想図」を描くことが大事。
  (「未来」は「過去の結果」というより、「選択・調整」して行くものだと。)

 緊張感をコントロールするためには、
 本番と同じ緊張感を持って
 練習に取り組まないといけない。
  (練習の練習はホントに練習でしかなかった。)

 諦めてしまわないかぎり、信じているかぎり、
 人間には驚くほどの可能性がある。
  (「もうダメだ~」ぎりぎりで踏ん張っている時、驚く様な展開が多かった。)

 特別な人などいない、違うのは考え方だ。
 自分をどう信じてやれるか、なのだ。
  (凄いな~と想う人は発想が違う。その一部を頂き、じぶんを作って行く。信じて行く。)

 人から学ぶ、経験して学ぶ、
 失敗して学ぶ、成功して学ぶ。
 つねに学ぶことを意識しなければならない。
  (まったく、失敗から学んだことばっかり。)

 敗戦処理という投げやりな気持ちでは、
 結果を出すことはできない。
  (あかん時はあかんなりの課題や学びがある気がする。最低「あかん」と分かる。)

 トップに立っているチームがいちばん苦しい。
  (空中に止まっている様に見えるハチ鳥。羽根は猛烈に動き、見えない。)

 自分ひとりの力で勝ち続けることはできない。
  (「お陰さま」で生かして頂いている。感謝!)

 どこかにゴール地点があるわけではない。
  (「ゴール」は幻想だと想う。第〇到達点、フェーズ〇、ステージ〇なら分かる。)

 負けない「氣迫」を持ってぶつかれ。
  (「気迫」が産むものがある。)

 センスは「ある」とか「ない」とかいうものではない。
 それは「磨く」ものなのだ。
  (得意不得意、向き不向きはある。が、磨ける。磨き方を見つけ、工夫し、磨き続ける。)

 子どもたちに言いたいことは、
 「礼儀」「挨拶」「人に対する態度」
 この三つだ。
  (きっと、そうしつけます!!)

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2012-02-07 00:00 | 温故知新

「引き締めて行こう」

 約ひと月ぶりにプールに行く。

 時間が合わなかったり、眼の調子が悪くてずっと行けていなかった。

 久々で、ウキウキ。

 しばらく間が空いていると、自分の状況がよく良く分かる。

 もうちょっとましなつもりだったけど...出来ないことだらけ。

 「ふりだしに戻る」

 ゆっくり観察しながら泳ぐと、こんな簡単なことに気付かなかったのかとつくづく想う。

 でも、とても嬉しかった。

 体も重くなった。

 引き締めて行こう。
 
 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2012-01-14 00:00 | 温故知新

「じぶんの創始者」

 年末、ZKさんとK元君が龍笛を始める。

 その入門、お稽古初めにつきあう。

 成り行きで先生のお手伝い。

 入門を「他人の目」で振り返ると、今までの学びが見えて来る。

 まず、一合目の見晴らし。

 この1年弱は「予習」・「真似」に費やした。

 けど、初心者だから「真似」すら出来ない。

 が...次第に、真似のコツは「ブレス」と「間」なんだと気付く。

 物理的な呼吸の意味だけじゃない。

 そこに拘って、基本が見えて来る。

 他がイメージ出来る様になって来る。

 今年も、日常、万事、いろいろ試行錯誤してみる。

 「底(基本)を深く」し、「じぶんを創始」して行く。 

 それに従い、学んだ事、学ぶ師の姿が何となく見えて来るのだろう。

 話は戻るが、入門早々、2人の演奏者としてのタイプははっきり分かれた。

 愉しみだ。

 初心者のくせに、早速、3人でユニットを組む。

 名前は「甘衆(かんしゅう)」。
 
 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (おまけ) 「甘衆」の由来
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by cute-qp | 2012-01-10 01:00 | 温故知新

「系譜」

 年末年始、仕事の合間にいくつかの本を読み返す。

 「からだ」と言うものについての捉え方、見据え方、付き合い方を「野口三千三」先生。

 自己管理と目標設定、準備、意識、イメージの仕方を「成瀬雅春」先生。

 学び方、スタイルの築き方、伝え方を「立川談春」ほか。

 美術書、2.3。

 一年を掛け、本棚や机、枕元は本で溢れかえってしまう。

 「心の整理」と「大掃除」は本棚にも必要。

 大掃除を終え、年々「じぶんの定番」と言える本が残って行く。

 「こう言う方向、スタイルに進もう」と想うと、まず、「モデル探し」。

 残った本を見ると、「じぶんのスタイル」が見える。

 その「系譜」を手繰って行くと、これからのじぶんが見える。

 じぶんがどんな「系譜」にあり、何をなそうとするのか?

 同じ系譜の先人がどう学び、どう生きたか?

 毎年、読み返すと読める部分、伝わってくる部分が変わる。

 時代を隔てた人と同じ感動を得、繋がっていることが嬉しくなる。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2012-01-08 14:00 | 温故知新

 久方ぶりにサルサを踊る。

 が...あれ!? 音が体に入ってこない。

 かなりあせる。

 いつもなら、音が鳴るとどこでも勝手にリズムを取ってしまうのに...。

 後日、笛を吹いて気付く。

 いつの間にか、じぶんの中に、2つの「リズム感」が形成されている。

 その共存がまだぎこちない様だ。 

 西洋音楽はリズムを刻み、当てる。

 改めて感じると「鼓動」とシンクロしている。

 「アクション(作用)」であり、「交感神経」を震わせる。

 正に「ハート・ビート」だ。 

 対して、東洋音楽は「間」。

 「呼吸」とシンクロしている。

 吐く、吸うの間にある「リアクション(反作用)」であり、「副交感神経」を導く。

 「ブレス・ビート」と言える。

 今のところ、西洋音楽で「ブレス・ビート」を見つけたのは、エリック・サティだけ。

 自らの歩みと共に、厄年を境に、生活や感性のベースが、

 「ハート・ビート」から「ブレス・ビート(副交感神経)優位」になった気もする。

 私の日常や仕事において、良い傾向だと想う。

 一方で、これが熟成されて行くと、「ハート・ビート」も良い感じになってくる気がする。

 バランスだから、どちらも必要。

 使い分けられると良い感じ。

 笛は「海青楽」から「黄鐘調 千秋楽破」、「西王楽破(さいおうらくのは)」を経て「双調 賀殿急」へ。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「西王楽破」
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by cute-qp | 2011-12-31 00:00 | 温故知新

 仲間内でプラ管(龍笛)を買う人が数名出る。

 じゃ、体験講座企画しましょか!?

 先生にお願いし、先日、実施。

 雅楽の概要から龍笛体験(音出し)、先生の演奏と盛り沢山な内容となる。

 音出しに皆、悪戦苦闘。

 ふふふ。そんなに簡単ではないのだよ。

 面白かったのは、音にならない音にも個性があること。

 どれひとつ同じドはなく、それぞれの「味」がある。

 また、音が出るまでの、個々人の取り組みや過程が面白い。

 後日、先生と話すが、音から適性や性格を感じとれる。

 例えば、天性の音色を持つが、じぶんに気付いおらず、踏み込みの弱い人。

 賢く感覚的。でも、見通せる分、浅い所で判断し、深い所には来ない人。

 とても真面目。器用ではないが、コツコツ積み重ね、年々、着実に上手くなる人。

 一生懸命でガチガチ。だけど、年齢や年数を重ね、深く、味わいを増す人。

 いろいろ。

 企画してなんだが、正直、「龍笛」に拘る必要はないと思っている。

 また、同じ山でも登り方は違うから、比べても仕方がない。

 ただ、どうやったら、適性や個性、興味を伸ばす「ヒント」が出せるかな?と想う。

 良いもの・機会があれば、企画・立案し、

 様々な交流の中から良いものが生まれて行けばと想う。

 その試みが「知識を増やす方向」ではなく、「じぶんの本分に返り、向き合う方向」なら上々。

 龍笛の先生に心より感謝致します。

 曲は「合歓塩」から「輪鼓褌脱(りんここだつ)」を経て「還城楽(げんじょうらく)」へ。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「輪鼓褌脱」・「還城楽」
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by cute-qp | 2011-11-29 00:00 | 温故知新

「龍を育てる」

 テレビで見たブータン国王のお話。

 訪問した小学校でのこと。

 子供達に「みなさんは、龍を見たことがありますか?」と問う。

 王の問いに戸惑う子供達に、

 王は「私は、龍を見たことがあります」と仰る。

 どよめく子供達。

 「龍はすべからく、私達ひとりひとりの中にいて、「人格」と言う名を持つ。

 その龍は「経験」を食べて成長する。

 そうして、私達は日増しに強くなる。

 感情をコントロールし、生きていく事が大切。

 どうか自分の龍を大きく、素晴らしく育てていって欲しい。」

 さすが国民総幸福量(GNH)を標榜する国の国王。

 それにしても、30歳を過ぎたばかりだ。

 私も龍を育て続けよう。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「ブータンの国旗」
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by cute-qp | 2011-11-21 00:00 | 温故知新

「余裕」

 笛の先生曰く、「そろそろ、”引き”を覚える時期ですね」。

 今まで、とにかく「思いっ切り吹く」ことが課題。

 最近、学びに「表現」が沢山入る様になってくる。

 まず、思いっ切り吹ける様にする。

 その上で「引ける」様にする。

 ただ「引く」と失速する。

 芯を通し、「水平飛行」を維持しながら、「押し引き」で緩急をつけて行く。

 その為、「ただの思いっ切り」から「どの状況でも臨界点を伸ばせる」練習が必要となる。

 正確に、かつ、どんどん臨界点を伸ばして行く。

 伸ばし尽くし、心と体に「余裕」を持てる様にする。

 「余裕」があって、初めて本当の意味での「押しと引き」が生まれる。

 「余裕分」が「表現の味」とか「技の切れ」となる。

 聞く人が「心地良い」と感じるのは、その「余裕の幅」。

 見る人が「落ち着く」のは、平然と見える「余裕の様」。

 再び大きな関門に入る。

 練習メニューを早速、大改編。

 いろいろ試す。

 お借りした「高麗(こま)笛」も練習。

 どんどん「呼吸法」と繋がって行く。

 曲は、「三台塩急」から「老君子(ろうくんし)」へ。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「老君子」&「高麗笛」
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by cute-qp | 2011-11-15 00:00 | 温故知新

「秋を奏でる」

 早朝、笛の音程が上がらない。

 どうも寒いと人間同様、竹も温まる(動きだす)まで気分が「ロー」の様だ。

 「ロングトーン」や「音取(ねとり)」で響きを出して行く。

 乾燥にも弱い。

 春の異常乾燥や夏の高温で、自然にひびが入ることもあるらしい。

 コンディションを見て、椿油をひく。

 じぶんを映す「鏡」だからこそ、

 良く映す「鏡」で、「自然」なものほど手入れが必要。

 常に、行う。

 結構、面白い。

 「道具の手入れ」が、「じぶんの手入れ」に繋がる感がある。

 季節が「秋」になり、あえて「壱越(いちこつ)調」から「平(ひょう)調」に課題をシフトさせる。

 コチラの図をご覧あれ↓
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 「平調」は「秋」に属する。

 雅楽は単純な曲で、決まりのフレーズも多い。

 しかし、沢山、吹き込んで行くと、平調が「秋」に合うことが肌で分かる。

 「同じフレーズ」の「同じド」でも「色合い」が微妙に違う。

 ずばり「秋のド」がある。

 それが出せるシンプルな構造になっている。

 「表現力が豊か」であり、「アンバランス」。

 そこを奏者が押し引きする。

 「バランス運動療法」にぴったり。 

 曲は「新羅陵王急」から「皇麞急(おうじょうのきゅう)」を経て、「三台塩急(さんだいえんのきゅう)」へ。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

 (解説) 「皇麞急」&「三台塩急」
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by cute-qp | 2011-11-12 00:00 | 温故知新