先ずは自分自身を感じることから...

 本日、「解決志向アプローチとしてのセンタリング呼吸法」の第一回目の勉強会を
させて頂きまして、少し思いました事をご紹介致します。

 ちなみに、今日集まって下さった方は皆さん「プロ」、若しくは「医療」を学ぶ方々です。

 一応、一般の皆様と同じく「基本の"き"」からやらせて頂きました...が、各位とも、結構、
出だしが良くありませんでした(笑)。

 勿論、私の進め方の問題もあると思いますが、「自分自身の身体を感じず"ただ"動い
たり」、「"頭"で動きを考えたり」、一種「"教科書"や"自分の経験"のページをめくって動
いたり」して、「自分自身」と「今」を「感じておられなかった」ことも大きかった様に思います。

 そう言えば、こんな小咄があります。

 ● ある人が靴屋に靴を買いに来て曰く、「この靴が欲しいのだけど自分のサイズが
   分からないからメモを渡すよ」。

   でも、彼は家にメモを忘れていて、慌てて「取りに帰る」。

   店員曰く「大丈夫ですよ。ここで計れば直ぐ済みます」。

   それを聞いてお客「いやいや、それは当てにならない」。

 また、こんなウソのような"本当"の話もあります。

 ● 解剖学実習の際、学生がご献体と教科書を照らし合わせて先生に言いました。

   「先生。このご献体は間違っています」。

 実際、「小腰筋」などは、人によっては「無かったり」、「片方だけ」と言うことはございま
すが、そう言う「例外」は別として、人の身体は、その「体質」や「使い方」、「経歴」などに
より、1つとして同じものはなく、「教科書通り」のものなど1つもございません。

 従いまして、自分自身を感じられずに「第三者のお身体」など感じようがない訳です。

 そこで、参加者のお一人をクローズアップさせて頂き、「自己認識」と「身体の変化」を
参加者一同に体験して頂きました。

 その参加者を見て「ふと」気になったのは「左肺」だけで呼吸をしていて、「右肺」が殆ど
使えておらず、身体が捻れ、「左肩」が上がっている事。

 早速、それを各位にご確認頂いた後、私が「右肺」に呼吸が入るよう「補助」と「誘導」
をしましたら1回で大まかな捻れが取れ、呼吸が「両肺」に入り出しました。

 その状況をご本人と各位に確認・実感して頂き、個人的に、もっと呼吸の質が改善し
たかったので、「体幹」を出来るだけ均一に立体的にする方向で「補助」と「誘導」を2回
加えました。

 すると、モデルが元々が「素直な」性格の方なので、歪みも「素直に」取れ、それ以降
のセッションの雰囲気も「右脳モード」になったのが、春風堂としても印象的でした。

 ...の様なことは「教科書」に編纂しようがありませんし、「体験」、「実感」して頂いて初め
て「感じられる"かもしれない"」性質のものです。

 加えて、以前書かせて頂きましたが、「原因」は見えるモノ、見えないモノ、精神面や
肉体面...様々なファクターで構成されており、それが様々なベクトルで関わり、変化して
いる為、「考えて」も「切りがない」ですし、それで「次の一手」のタイミングが常に1テンポ
ズレる事になります。

 従いまして、「今の自分を感じ、先ず、出来ることを行い。軌道修正をする」所が
大切であると考えております。

 丁度、「フリー・クライミング」の様だと思います。
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 そう言えば「健康川柳」にこんな風な川柳があった様に思います。

 「お医者様 データを見ずに 私診て」

(参考)
 カエル通信 08/12/02
 センタリング呼吸法HP 足の上げ方を科学する?
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by cute-qp | 2008-12-08 00:00