「スキャニング」はニュートラルな視座

 先日、「もうひとりの自分の目で見る」をご紹介致しましたので、今日はそれに関して、
治療やボディーワーク、日常生活で自分を振り返る際の「間」や「スキャニングタイム」
についてお話したいと思います。 

 以下は、大下大圓さん著書より引用・掲載させて頂きました↓。

 人生を長いスパンで考えてみることです。現在の悩みを引き伸ばしてみる。そうする
ことで、こころがふっと軽くなることがあります。

 もしくは、本当にそれが悩みなのか深く考えてみる。そのうえで、悩むことをいったん
やめて、立ち止まってふり返ってみる。すると、「待てよ、こんなことは本当は、どうで
もいいじゃないか」ということが見えてくることがある。

 一度ふっと視線を外してみる、前に進むだけでなくちょっと引いて見てみる。これが
、仏教の「止観」の教えです。「止観」とは、サンスクリット語の「シャマタ」と「ヴィパシ
ャナー」を訳したもので、「こころの乱れたものの見方を止めることによって知恵を起
こし、その知恵でもって対象を正しく観察する」という教えです。

 ↑以上、引用終わり。

 この「止観」と言う考えが、「スキャニング」の原理の1つではないか?と春風堂は
感じております。

 「ボディーワーク」でも「調整」でもまだまだ「行ってしまえ~!」な部分がある私です
が、「詰め将棋」の様に、自分が指した一手がどんな影響を産んだか、その度、立ち
止まって、丁寧に見ることの大切さを日々痛感しています。

 勿論、ある一定のリズムが出来ている時は、それに上手く乗る事が大切ですが、
リズムの命は「息と間」...結局、そこに行き着きます。

 そして、そのリズムが乱れている時こそ、果敢に何度も「間を作り」、自分自身を
立て直す事が重要だと思います。

(参考)
 「呼吸が変わる 姿勢が変わる 生き方が変わる」
 「身体の声の聴く ~自律神経による治癒反応~」
 「先ずは自分が変わる」
 「神経訓練法としてのセンタリング呼吸法 」
 「相対神経訓練法 ~治療や介護から日常へ向かって~」
 「神経訓練法が可能性を開く ~その基本原理~」
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by cute-qp | 2008-09-01 00:00 | 温故知新