人気ブログランキング | 話題のタグを見る

答えは自分の中にある ~自己中心観照~ (1)

 春風堂の理念でも申し上げましたが私は「己こそ己の寄る辺」が大切だと思って
おります。

 その為に「自己の中心を観照する」事がキーとなって来ます。

 この2つに関し、中谷彰宏さんがその著作「答えは自分の中にある」に明解にお
書きになっておられますので、全8回に渡り、その抜粋を引用、連載させて頂きた
いと思います。ここまで書きになれるのは流石だと思いました↓。 

中心を感じると、体の中にスペースが生まれる。これが余裕だ。

 疲れている人は、骨も筋肉もギューギューに詰まっています。

 本来はもっと柔軟に動けるはずなのに、詰まりすぎることで、スムーズに動けなく
なるし、力も出せなくなるのです。

 人間の体の中には、たくさんのスペースがあります。

 中心を感じることができれば、骨の間隔が広くなり、筋肉も凄くなって、より柔軟
度が生まれて、スペースを生かすことができます。

 体の中にスペースが生まれると、精神的にもスペースが生まれます。

 これが「余裕がある」という状態です。

 「フトコロが広い」というのは、体の中に広いスペースを持っているということです。

 中心感覚があれば、体の中にスペースが生まれます。中心感覚がなくなると、
周辺に力が入ります。

 そうすると、自分の体の中心がどんどん小さくなってしまうのです。

迷うのは、中心を見失っているからだ。

 迷うというのは、孝え方が堂々めぐりをして、同じところをグルグルまわっている
状態です。

 結論は焦点にあるのに、外側ばかりグルグルまわっていて、どこまでいっても結
論が出ないのです。
 「どうしていいかわからない」と言っているうちに、グルグルまわっている円がどん
どんしぼんでいきます。

 これが追い詰められた状態です。外側をグルグルまわっているのが堂々めぐり
です。

 答えは、円の外側にはありません。

 どうしていいかわからない時にいろんな人に意見を開いても、結局は結論が出
ないはずです。
 Aさんは「右」、Bさんは「左」と言うことで、あなたの考えが左右に揺れるので
はなく、グルグルまわつてしまうのです。

 情報化社会は、外部情報の多い社会です。そういう社会では、ますます周辺
にカが入ってしまいます。

 今は、外部情報があまりにも多いので、中心感覚を意識しないと感じることがで
きなくなっているのです。

 情報化社会であればあるほど、あなたの中心感覚をもう一度取り戻す必要があ
るのです。

(つづく)
by cute-qp | 2008-09-08 00:00 | 健康談話

「 呼 吸 」が変わる             「 姿 勢 」が変わる             「 気持ち 」が変わる            「 生き方 」が変わる


by センタリング呼吸法 ・バランス運動療法 春陽堂
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31