「脳を緩める」

 「何故、鉄棒や真剣の稽古で固まるのか?」

 その重さ、その刺激量ゆえに

 心は何とかしようと緊張し、

 体は無意識に目一杯強張って、共に動かなくなる。

 そこに目的意識が入り、焦り、感覚が鈍る。要領をかます。

 結果、脳が学習するのは「緊張」で、それが深く・無意識・暗示的になって行く。

 なかなかに、手強い。

 そこに、先生が模範で自在に操る姿を観れば、

 ついつい、体の動きを見ているつもりで、

 その行為のみに意識は引かれ、

 いつしか、その外見をひたすら真似し追随しようとする。

 参ったもんだ。

 先ずは、重さや硬さ質量に「抵抗せず、諦め、自ら動こう」としない。

 呼吸に合わせ、自分の最小限で、ただ、佇む。

 それだけで、微動だが運動は起こる。

 そこを自覚・発見し、とにかく、静かに小さく、ゆっくり、丁寧に。

 そして、「じっくりと」

 次第に、脳はリラックスし、「瞑想(止観・俯瞰)」状態に。

 すると自分の「強張り」や「心の緊張、拘り」が透けて来る。

 自分の「ありのまま」と「作為」の差がはっきりして来る。

 そこで、重さを上手くセンタリングすると、重さや刺激が消え、

 徐々に心身が緩むのを感じられる様になる。

 更にじっくり、そして「徐々に、段階的に」

 すると、緩み、感じられるのは、「脳が緩む」事だと体感・体験が進む。

 「脳が緩む体の動かし方、心の働き、意識の持ち様」が見えてくる。
 
 「呼吸力」の片鱗や「神経訓練呼吸法」の本質が見え始める。

 先ず「自分の脳が緩む事」と「その様な稽古」がベース。

 それが「健康法」・「治療」・「武術」のみならず、色々なことの基礎感覚になる。

 後は、個々人の課題と各論、バリエーションと工夫。

 重いものを軽く、軽いものを重く。

 柔よく剛を制す など...

 一見、矛盾する様な出来事の妙はここにある。

 とりあえず、個人的纏め。

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                 30数年ぶりの美保神社 久々の「里帰り」となりました。

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2017-11-06 14:00 | きまぐれ日記