「道具すごいぜ!」

 以前、富士山の行者さんの金剛杖をK野先生に差し上げたのですが、

 それで行う「ひとり三脚」はなかなか...とご連絡を頂きました。

 私の手元にもあるので

 「三脚」×「あやとり」×「太極棒」の進化系バージョンで早速やってみましたが、

 長さ、形状、その質と、なかなかの優れものでした。
 (ハードとソフト面でのアップグレードですね)

 さすが、道具と言うのは良く考えられていますし、

 それを携え、修行した人の心や場の力が入るのかもしれません。

 登拝を初めてから深く接する様になったのが、こう言った「装束」や「道具」です。

 要求される部分もあっての出会いでしたが、

 最初は、ご多分に洩れず、完全に「コスプレ」や「衣装」の域。

 小恥ずかしさで一杯でした。

 が...それを着けて何度も何度も歩む内、

 それらがとても合理的に作られている事に気付きます。

 「鉢巻き」や「手甲」、「脚絆」は体の要点を締め、疲れ難く、歩き易い。

 「山袴」は山中で腰を据えつつ動きまわるのがとても楽。

 金剛杖は、ヨーロッパ式のストックワークや考え方と異なり、

 体を支えるのではなく、重心コントロールやバランスを教えてくれます。
 (千日回峰行者さんの杖さばきは参考になりました)

 持鈴は獣除けや昔のGPSですが、

 意識を変性意識にし、状況を俯瞰させてくれます。

 略白衣は筒袖ではなく、留袖で、初めは扱いに苦労しますが、

 その「袖感」が山袴と共に「体さばき」の工夫に繋がっています。

 こう言ったものに支えられ、「稽古の中の歩法や身法」ではなく、

 実践的な歩法や身法を鍛えて頂いたのだなと思います。

 また、装束を着け、昔から多くの行者が歩いた道を歩く事で、

 自分もそのモードに入らせて頂ける...

 そして、その中で経験し、感じさせて頂けるものがあります。

 傍目には、テレビを見て、ヒーローになり切っている子供の様でしょうが(笑)、
 (私自身が、時代劇みたいって面白がっていた位ですから)

 形意拳や気功などでは結構、重要な事で、

 密教や芸術にも必要な事なんだと思います。

 まぁ、私は「なんちゃって」の域に違いございませぬが...。

 (関連)
  「修行門へ」

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂




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by cute-qp | 2017-06-20 00:00