「おさがり おさずかり」

 「おさがり」という言葉を聞き、どう思われますか?

 「お兄(姉)ちゃんのお下がり」?

 「神様(仏様)のお下がり」?

 他、モノの有効利用や助け合い、リサイクルなど...色々、ある様ですが、

 私には「おさずかり」と思える時が多くあります。

 先日の富士山行きでの事(「五味妙味」)。

 偶然、社務所に納められた?沢山の金剛杖に出逢いました。

 短く切られ、「なんじゃろのう~」って眺めていると、

 一見、木の短棒が、既に、それではなく、

 それぞれに、手にした人の実力(山登りや修行?)や

 想い(登山か?登拝か?)が籠る正に金剛杖でした。

 その中で二本、おっ!を発見...

 持っていると、即座に伝わって来るものがあり、

 無理を申し上げ、譲って頂きました。
 (更に無理を申し、朱の刻印も押して頂きました:笑)

 帰宅し、調べてみると、昔、行者や先達の金剛杖は

 お守りなどとしても使われ、これもその為のものだった様です。

 ありがたい(有り難い)。

 刀選びや購入でもそう言う事がありました。

 一見、愛好家が見向きもしない、

 無銘で拵えがボロボロのものでも、

 その刀を作った人、

 作らせた人、

 所持していた人

 引き継いで来た人

 のセンスの高さや稽古の深さ、実力が籠った

 素晴らしいデータベースの宝庫であったりします。

 勿論、逆のパターンもあり、

 これは全て自分の目やニン、

 そして、何よりご縁次第...

 そう思うと、私は支えられてるなとつくずく思います。

 この「おさずかり」から精一杯学び、

 次の適任者にお授けしたく思います。

 学ぶ、何かを教えて頂く...と言えば、

 「手合わせ」は最高の「おさずかり」です。

 言葉に出来ない、形に見えない教えを、

 そこに存在するライブな有り様で体験させて頂く...

 これ以上の「学び」、「おさずかり」はありません。

 そう言えば、新しいリュックを頂戴しました。

 以前のものも「おさずかり」(笑)で私には大切なもの。

 繕い繕い、ずっと使っていましたが...

 年数を重ね、あらら~な状態になってしまい、

 見兼ねて、再び「お授け」頂きました。

 ただただ、申し訳なく、合掌です。

 「おさずかり」は「割愛」の心に支えられています。

 結局、人生自体が「おさずかり」なんでしょうね

 「懺悔懺悔~六根清浄~」


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2017-01-19 00:00 | 一陽来復