「想いが自分と世界を作る」

 「スプーン(フォーク)曲げ」ってありますね。

 如何にも「固い」ものが目の前であっと言う間にぐにゃぐにゃになる。

 実に不思議で面白く見ているのですが、

 力学、金属疲労、+αと...色々、やり方がある様です。

 その幾つかの方法や表現を知り、「成る程!」と思うのですが、

 よく観じてみると、「固い!曲がらない!」...と思い込み、

 その思い込みを強化させられている自分があるのだなと思います。

 先日、脇差を落札しました。

 自分なりによい刀だと思ったのですが、手元に来た時、

 形状に反して、外見に見えない歪が感じ取れました。

 使われた感じではないのですが、ありゃまと思う今日この頃。

 K野先生に観て頂きました所、白鞘をセンタリングして下さいまして、

 鍛えた鉄が頭蓋骨調整の如くでスッキリ...歪が見事に取れました。

 びっくりしましたけれども、自分の思い込みを外せば、

 様々な物事の動きを感じとれ、
 (量子論で言えば、全てのものは振動している訳ですし)

 それが変化することもごく自然な事なのだろうと感じました。

 それ以前に、心が動くからモノも動くと言えるかもしれません。

 先生曰く「これも、治療も同じ」...

 多分、人生もですね!

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 唐突ですが、SF映画「マトリックス」ってのがありますね。

 何度見ても、凄い!って思うのですが、

 そのストーリーに流れる東洋的哲学にいつもハッとさせられます。

 そして、同じくスプーンの下りがあります。

 Spoon boy: Do not try and bend the spoon.
          That's impossible. Instead only try to realize
           the truth.
           (スプーンを曲げようとしてはいけない。
            そんなことはできないよ。
            代わりに真実に気づこうとしなきゃ。)

 Neo: What truth? (真実?)

 S b: There is no spoon. (スプーンなんてない)

 Neo: There is no spoon? (スプーンがない?)

 S b: Then you'll see that it is not the spoon that bends,
       it is only yourself.
      (そうすれば、スプーンが曲がるんじゃなくて、
       自分自身が曲がるということに気づく。)



 話は「仮想世界」をさしているのですが、

 脚本家の深い意図は「無門関」の「旗」の下りのようです。

 「自分の想いが自分や取り巻く世界を形作る」...

 脇差を切っ掛けに、それをまじまじと見せて頂いた気がします。

 モーフィアスの名言集 ⇓

  自分の「力」を完璧に信じきれず、完全なる覚醒をする事が出来ない、
  ネオに対して発せられたモーフィアスの言葉 ⇓

  What are you waiting for? you're faster than this.
  Don't think you are. You know you are.)
  (速く動こうと考えるな。速いと知れ)

  入口までは連れて行けるが、

 Unfortunately, no one can be told what the Matrix is.
 You have to see it for yourself.
 (残念ながら、何者もマトリックスとは何であるかを教えることはできない。
  君は君自身でその正体を見つけなければならない。

 深い~。

 ちなみに、マトリックス全編に加え、

 スターウォーズもストーリーはとても東洋哲学的!

 ヨーダは名言の宝庫です。

 No. Try not. Do or do not. There is no try.
 (やってみるのではない、やるのだ)

 ルーク : I don't believe it.(信じられません)
 ヨーダ : That is why you fail.(だから失敗したのじゃ)

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 実は、この脇差の落札を一度諦めていました。
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 締めきり2日前に予算を越えたからです。

 ただ、自分の予想と現実がどうなるか見ることにしていて、

 今回も同様、その経過を俯瞰していました。

 すると、イメージの中で入札者達の手がしっかりモノを握っていませんでした。

 で、意識で握りに行くと、

 「あ、これ、私の!」って分かったので、

 予算に少し足し増しでしたが、締め切り2分前に掴みに行きました。

 そして、あっさり落ち、ああやっぱりと...。

 不思議な事に、縁のないモノは、どうやっても落ちません。

 それまでに魅かれるものがあったんですが、今にして思えば、

 縁のないものは、私のモノではありませんでした。

 また、少しでも腰が引けていたり、ためらっていればダメですね。

 掴みに行く念が出せないです。

 面白かったのは、ヤ〇〇クで出品者や落札者の心の動きを垣間見、

 イメージで「観想」や「念」ってどんなものか気づきました。

 だけに、出来る限り、良い念を発し、愉しい世界を築きたいと感じます。

 (関連)
 「来た~~っ」
 「見立ての稽古」

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 余談ですが、昨夜のお稽古で、

 今更ながら、知識でなく、感覚で「親指⇔肚」を感じました。

 その使い方がブレると身体も意識も通らない。

 よくこんなので...と苦笑。

 お陰で、日常の感じ方や見え方がクリアになって来て、

 何より、おもろい念を出せる様になってきました。

 刀を持つとアンテナとブースターを付けたみたいで凄い。

 今度はそれ用の諸刃の短刀をゲットじゃ~~。

 法具や錫杖って、多分、びんびんくるんでしょうなあ。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂



六祖慧能の話です。

 門前の旗が風になびいていました。それにき、二人の僧が議論をしています。

 一人は、「あれは旗が動くのだ」と言い、

 一人は、「あれは風が動かしているのだ」と言います。

 双方譲らず、結論をみません。そこで六祖慧能曰く、

 「これは風が動かしてるのも、旗が動いているのではない。
 おまえたちの心が動いているのだ。」

  愕然とする二人の僧でした。
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by cute-qp | 2016-05-23 00:00 | バランス運動療法・調整法