「書法から筆法へ」

 少しずつ、「筆」との付き合える様になって来ました。

 長くお稽古した書の疑問が、K野先生のお陰で氷解した事や

 体作りの一貫として、再び、「書」に取り組んだのですが、

 長く教わり・練習して来たものがあって、

 それが自分の自然な「感覚」や「捉え方」となっていて、

 その「灰汁抜き」がなかなか進みませんでした。

 臨書をしようにも、新しい書き方で1本の線も引けない。

 無理して引くと、途端、今までの字になる。

 色々やって、ホント手も足も出ない...しばらくは、そんな繰り返しでした。

 そうして...あ、「書法」じゃなくて「筆法」からやってみようと思いました。

 全く「字」が書けませんから(笑)、「筆」を感じ、「ひとつの線」からやってみようと。

 後で気づいたのが、それって、剣術で、その「型」や「教習法」でなく、

 「刀本来の特性や使い方」を知り、そこから学ぶアプローチと同じだなって。

 「字」に向かうと複雑に感じるものが、「線描」はシンプルでありのまま。

 そこと向き合う内、

 「一線を引く面白さ」や「筆の材質や特性」を楽しめる様になって行きました。

 そうして、徐々に、簡単な手本を大きな字で臨書して行ける様になっています。

 慌てないで、一線一線がどう表現されているか感じながら。

 まだまだ、力みますし、ぎこちないんですが、

 昔、分からなかった「筆法」が観えて来る事もあり、凄く嬉しかった。

 「独習」や「道具に学ぶ」意味を筆に教わった気がしています。

 そして...「呼吸法」って人の「筆法」だなって。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2015-11-05 00:00