「合気の心身研究会 2015/9/27」

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 今日は「中秋の名月」です。

 お天気にも恵まれ、とても美しいお月さまですね。

 今週、患者さんや様々な方々との何気ないお話の中で、

 はっとすることが続き、こころに掛かった雲が晴れた気がしました。

 本当に今日のこの日の様な心持で、

 私は恵まれていると思いました。

 心より感謝致します。

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 今日のテーマ

  ・ 「肚から頸へ繋がるバランス」と「吊るし・交流」

  ・ 「眼の癖」とそれが与える影響

  ・ 「ベクトル感覚」を相対稽古で検証・感得する。

 まず、前日、観照塾での学びを確認する所からスタート。

 「肚を介する」、「頸へと繋がる」、「避雷針・地軸・極性が出来る」

 「芯から脱力・伝導・交流」

 途中、「狼の遠吠え」、「壁の花」とその応用なども交え、段階的に確認しました。

 その際、「眼の癖」も取り上げました。

 私は「近眼・乱視」ですが、そこに「老眼」が重なって来て、

 「寄り目」が難くなったり、無意識に姿勢やモノの見方に影響が出て、

 その改善・対策を余儀なくされた経緯がありました。

 また、昨日、仏教彫刻の作品会にお招き頂いたのですが、

 その際、「存在」や「魂」の様なものがどの仏像にも無かった驚きがありました。

 展覧会などに行っても、バランスがおかしい像はよくあるのですが、

 形や様式としての「仏像」はそこにあるものの、

 何気ない「牛乳瓶」を見ても、そこに感じる「存在感」の様なものもありませんでした。

 そして、総じて、「眼」がおかしい。

 能面を打つ、I川君に聞くと「眼」はとても難しいのだそうです。

 「画竜点睛」...それだけ、全体のバランスと「眼」は大切なものなのですね。
 (仏教彫刻の様に様式の決まっているもの程、難しいのかもしれません。)

 どうすれば、この眼が変わるのか、存在感が出るのか?

 イメージすることが大変勉強になりました。

 そんな事もあり・・・丁度、参加者もメガネを掛けている方々でしたので、

 内的視力・内観にも関わりがあると想い、ご一緒に検証して行きました。

 改めて、「姿(視)勢」は自分の今を如実に表すと感じた次第です。

 次に、「ベクトル」へと検証を進めました。

 「ベクトル」は「物事の向かう方向や勢い」、

 「空間における大きさと向き、その量」だと思うのですが、

 それが、どんな風に変化し、体内操作や交流、バランスに影響するか相対稽古しました。

 脱力し、芯を立て、見えない対角線や重心、補助線を意識することで、

 ベクトルは生々しく変化するので、

 どうすれば「焦点が合わないか?⇔合っていくか?」

 「ベクトルが崩壊し、手だけになるか?⇔ベクトルが合い、全身が統合されるか?」

 感じて行くことがとても楽しい作業です。

 その際、剣を引用・活用する事でベクトルを意識し、導く有効なガイドになります。

 昔、「勢法」を覚える事で必死な頃、まともな「身勢」が作れませんでしたが、

 身勢を整え、相手との交流をそれに吊り合う、ベクトル・バランスとして表現した場合、

 勢法の指針・設定なら、その通りになりますし、

 実際、拘るべきは「勢法」にあらずがハッキリします。

 そう言えば、剣を学びたての頃、先輩方の学ばれている動きは凄くシンプルでした。

 今にして思えば、その意味がとても良く伝わって来ます。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2015-09-28 00:00 | バランス運動療法・調整法