「心身の幅 呼吸の幅」

 最近、「呼吸における心身の緊張と緩和」をテーマに研究中なのですが、

 水泳のお仕事で「息継ぎ」と言うテーマを頂戴しました。

 文字面で「息継ぎ」と書くとどうしても「酸素吸入排出」だけのイメージになります。

 そこで、改めて「息継ぎ」に込められている事柄を洗い出し、纏めています。

 ① 「酸素吸入排出」 に加え、

 ② 心身の「緊張と緩和」のコントロール

    水の中に居る時の心の緊張を呼吸から解いて行く。

    呼吸の仕方で水となじむ感覚を味わう。 

 ③ 浮く・泳ぐ際の「タイミング・間」のコントロール

    自分の呼吸の間を水と馴染む(バランスする)間に一致させて行く。 

 ④ 「重力や浮力」のコントロール

    肺や気管の中にある空気の量やバランスの変化に気付く。

    呼吸に伴う、身体の伸びや縮み、丸める・反らす・立替などのバランスに気付く。

 陸と水の検証を通じ、大雑把にこの4つがあるのではないか?と考えています。

 そこに繋げる関門が、水の中に入った際の、

 ① やる気(緊張・恐怖に対抗する感)

 ② 恐怖感・違和感

 で、それをどう愉しさや気持ち良さに変換して行くか?

 息継ぎの苦手な方の根底にあるものはこの2つだと感じます。

 これらが呼吸器・耳鼻咽喉系の弱さに由来する場合もあるかと思います。

 潜在的な「呼吸が出来ない想い=息詰まり感」に繋がる気がするからです。

 その辺を個々人のご様子や「アプローチの仕方」で対応しつつ、

 呼吸が導いてくれる心身の安静を目指して「水の中での呼吸法」を模索中です。


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 水の中での苦労はありませんでしたが、

 私自身が「緊張性」で、直ぐ「息を詰めて」しまいます。

 体質や性格のせいか?昔、喘息や気管支炎、鼻炎などの複合症状に悩まされ、

 「息を長く吐く」ことも苦手でした。

 なので「気持ち良く息が吐けた」時の心地良さ、晴れ晴れとした気持ちは感無量です。

 その克服の一環として「呼吸法」と共に「歌」や「笛」を学び、様々な弱点に気付きました。

 声を大きく、高く出せる様になりましたが、「低音」は得意ではありません。

 笛も「ロングトーン」で「太い息」が出来ません。

 全身が「深いシリンダーやフイゴ」になっておらず、丁寧に吐けない証拠です。

 荒療治ですが...先日、両方をくたくたヘロヘロになるまでやってみました。

 力まず、心身ともリラックスしないと目標は達成出来ないと言う答えが出ました。

 「合気」には「呼吸の幅(余裕・臨界の広さ)」と「心身の幅」がいる様に感じました。

 何事においても「幅」の部分が大切。

 そこをどう満たし、積み上げて行けるか?をお仕事や自己鍛錬を通じて工夫中です。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-11-21 14:00 | バランス運動療法・調整法