「一陽来福」

 何気ない日常や人との関わりの中に沢山のヒントや閃き、感動を頂くことが多いです。

 私の場合、それが大きな転換点や陽転になることが多く、

 「一陽来福」と名付け、カテゴリーとしました。


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 先日の長堀教室、楽器をされるSさんのお話。

 「長年、この楽器をやって来て、もうダメだ、辞めようと思うことがあるねん」

 「でも、そう言う時に限って、やりたかった曲をやる事になったり、

 ええなあ~と思う楽器に出逢うねん」

 「だから、一から始めるのは大変だけど、やってみようと思う」

 とても感動・共感しました。

 何かを長年やっている事...それは、本当に出来るか否かと比例していません。

 得てして、根本的な間違いや根の深い癖、教育上の洗脳がある場合、

 何がしかの「お試し」があります。

 完膚なきまでに凹み、心身共にボロボロになります。

 もう立ち上がれないと思うのですが、そんな時、凄く先にだけどピカッと光が見える。

 それがある時は立ち上がらねばと思うのです。

 「一から」と言うのは本当に難しいです。

 でも、もう一度「いろはのい」から見直したり、

 新しい方とお稽古する事で、自分の歩みをまっさらに見直す事が出来ています。


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 敢えて、自分の工夫や才能を横に置かせて頂き、思うのは、

 自分が長年やって来たことは、何て無駄の多い、遠回りなシステムだったのだろうと。

 書でも水泳でも、剣でも、もっと本質的なアプローチがあったはず。

 そんな話はS川さんにしましたら、

 「確かに、私は剣をスムーズに学べているけれど、遠回りもしたい」と仰いました。

 実際、お釈迦様は苦行をやりまくって「それいらない」と悟られる訳ですし、

 弘法大師も「学びまくった上」で「筆を選ばず」と言ったはず。

 S川さんが仏さんに観えました。

 色々、経験してみて「これは無駄だ」と言えることも大切。

 経験した、本当に必要ない所は整理し、纏めて行きたいと思います。


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 賛否ありますが、タンゴに「ディスカバリーシステム」と言う教習法があります。

 私が日頃学んでいるスタイルは伝統的なものですが、

 古来の教え方や足型、レベルに拘ることなく、必要な普遍的感覚にフォーカスし、

 それを自分で「ディスカバー(発見)」させるアプローチがあります。

 どこかのシステムに似ています。

 修験道をやりながら、そのタンゴを教える方がいらっしゃいます。

 この方は、予告なく、いつも私に転機を与えるかの如く現れる有り難い存在です。

 先日、お会いした時のこと、タンゴを見て頂いて、

 「必要なものは会得出来ています。でも、リラックスが足らない」

 「貴方の場合、どんな時でもとにかく丁寧に息を吐くことを心掛けなさい」

 ひゃ~一番肝心な所がダメダメ...早速、それに徹して行きました。

 自分の心身の内外が透き通って行き、気持ち良さと心のゆとりを感じました。

 そして、我に振りまわされることなく、踊る相手と音楽を常に感じ、バランス出来ました。

 最後に「笑顔を常に忘れないこと。愉しくなくても」

 「日本人は直ぐ難しく考えるけど”遊べば”失敗は存在しない」とのこと。

 金言でした。

 何が出来ても、この2つが出来ないと始まらないと痛感しました。


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 今履いている靴がかなりくたびれて来たので、靴屋さんに行きました。

 昔、事故に会い、両膝と足の指に故障を持っている私には靴選びは大切。

 このお仕事をする様になってからは、日々、自分で足の矯正を心掛けていますが、

 それでも、なかなか、合う靴がなく、いつも苦労しています。

 デフレ経済の中、良い靴が無くなって来ているのも原因の様です。

 案の定、今回もなかなか苦労し、自分で色々試していたら、

 チラ見で「それは合わないと思います」とある女子店員さん。

 「多分、思われているサイズ自体が違うと思います」とのこと。

 その場で3つ程の候補を持ってきて下さいました。

 実は、私の履いているサイズより小さいものでしたが、意外に行けそう。

 でも、幅広甲高で履き易さや心地良さがイマイチ。

 そうお話したら、直ぐにまた4つ程候補を出して下さいました。

 これがピッタリ...足に吸いつく靴と言うの初めて経験し、びっくりして色々お聞きしました。

 お客さんが一足目を試している段階でほぼどのサイズでどの靴か見て分かるとか。

 その見方や好みとフォルムのバランスを約1時間教えて頂きました。

 とてもありがたく、感動しました。

 ちなみに、私の購入したのは既製品のそれほど高くないものです。

 その後、母親と患者さんの靴選びをお手伝いしましたが、とても喜んで貰えました。

 観照塾のSRさんは靴を自分で作るお勉強をされているので、

 合わせていろいろ教えて頂こうと思っています。

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 (印象深かった記事)
  「1番難しいことを理解できた?!」

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂



 冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かう
こと。

 陰の気がきわまって陽の気にかえる意から。もと易えきの語。陰暦十月は坤こんの
卦かにあたり、十一月は復の卦にあたり、陰ばかりの中に陽が戻って来たことになる。

 「復」は陰暦十一月、また、冬至のこと。
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by cute-qp | 2014-11-19 12:00 | 一陽来復