「刀法とバランス運動」

 先週の土曜日、上手く緩みを取り、

 「太極棒」が扱えなかったことは(「刀法・筆法・演奏法」)なかなかに衝撃的でした。

 そんな中、K野先生工夫の道具が登場した訳ですが、

 個人的に、「日本刀」と言うものをまっさらな気持ちで今、感じ直しています。

 例えば、「反り」と言うのは本当に面白いですね。

 そこに「引きと攻め」や「バランス」...他、様々なことが共存するのを感じます。

 時代により、その形状も変化したそうですが、凄く良く工夫された道具だと思います。

 唐突ですが...虫や這うもの達って凄いなと思います。

 日頃、私達が毛嫌いするもの達ですが、全身で「緩みを取り」活き活きと生きている。

 一方で、骨格がないので、重力に対抗できず、複雑なベクトルやバランスを取れません。

 お陰さまで、私達は彼らより運動の可能性が大きいです。

 しかしながら、2足歩行したせいか?この「骨格」を用いて「突っ張って」しまい、

 「緩みを取って動く」ことを忘れかけているのかもしれない...。
 (例えば、剣道などに見る「叩きっこ」?、「モデル歩き」?) 

 では、どうすれば良いのか?検証して動く内、

 五感に合わせ、「バランス感覚を育む」大切さにハッとします。

 自分の中に「バランス」を感じて動く時、緩みを取る動きが現れ、その逆も真なり!?

 ヨガを見ても、様々な姿勢を「緩みとバランス」を用いながら組み立てて行き、

 その過程を通じて、自分を見詰めて行く取り組みを感じます。
 (それを感じられたのは、ヨガの教科書とI川君のお陰です)

 その両者の関係を良く感じさせてくれるもののが「日本刀」ではないかと思います。

 日本刀はある意味「骨格」ですが、そのフォルムや材質が両者を内包する。

 これを意識し、呼吸で動きを練って行くことで「刀法」は「バランス運動法」になる。

 他国の武器などと比較しても本当に凄いと思いました。


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 昔、「何故、上段でなく、雷刀と言うのか?」疑問に思ったことがあります。

 「雷は天からあらゆる所へ直撃する」...その様が名称の由来だそうです。

 今にして思うと「あらゆる所(バランス)へ直撃」と言うのがミソかなと。

 昔、「中心」や「軸」と言うのは「串刺しの団子」の様にあると思っていました。

 それが、「相対的な中に現れる(紡がれる:抽糸)」と感じた時感動しました。

 だから、「センタリング」であるし、「バランス運動」なんだなと。

 「雷刀」と言うのはその「基本形」かもしれません。

 「雷刀」を刀を使い、「呼吸で素振り」を重ねることで、

 「バランス感」や「緩みを取る感覚」と「その身体」が身について行くと感じています。

 よって、名称はどうあれ、どの流派でも、それは一本目である気がします。

 一本目と言えば、体操の一本目、

 呼吸法でも「頸へと繋げ動けること」(を感じられる様になること)が大事だと思いますが、

 その辺りを検証する自己検証する方法として、

 「呼吸による刀の素振り」が大いに役に立つことを認識しています。


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 (参考)
  最近のK元君の記事はとても面白いのですが、操刀上、とても大切なことを纏めて
 おられますので、プリントアウトし資料として残して頂ければと思います⇓
  「引きと攻めの基本動作」

 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-10-09 00:00 | バランス運動療法・調整法