「ブレイクスルー」

 昨夜は観照塾の代行をさせて頂きました。

 テーマは

 ① 呼吸法の呪文 「吸息」⇒「保息」⇒「脱力」⇒「吐息」

    その内、「保息」⇒「脱力」をクローズアップ。

 ② 「脱力」⇔「吸い込み」⇔「緩みを取る」 の関係性や関連性

    「部分で動く」 ≠ 「全身で動く」
    「筋力で動く」 ≠ 「呼吸(呼吸筋)で動く」

 ③ 「背面」の意識

    呼吸による「背面(奥行き)」からの「地滑り・雪崩感覚」の脱力
    呼吸による身体の立体感

 ④ 聴覚を利用する

    頸の位置や吊るし、立体感 ⇒ 「糸電話」の構築
    「糸電話」で自他の内的な響き
     空間の響きを聴く

 ⑤ 「吸い込み」

    自分自身を吸い込む ⇒ 「脱力と伸展」、「抜長(自分の緩みを取る)」
    相手を吸い込む ⇒ 「一体化」、「緩みを取る意識」

 ⑥ 「臨界点」と「脱力」・「吸い込み」・「緩みを取る」ことの関係

    どうやって、「呼吸」で「臨界」を少しずつ広げていけるか?
    どうやって、「呼吸」で「臨界点」にフォーカスしていくか?
    「臨界点や臨界感覚」とはどんなものか?
    「保障する」の意味合い

⑦ 「直流」から「交流」の繋がりへ

  稽古前の自主練習から拝見するに、皆さんが口にされる様々な要素が今一つ、

  「呼吸(の呪文)」に貫かれて検証されず、

  モザイク状になっている感じがありました。

  そこで、いつも通りですが「呼吸」を中心として、

  「求める1つ」の内、「脱力」・「吸い込み」・「緩みを取る」と言う側面を考察しました。

  印象的だったのが、他の2つに比べ、皆さん、「吸い込み」の意識が気薄...

  と言うか認識されていない気がしました。

  そこに、押さえられると「動けない!何とかしなくちゃ!」

  押さえに行くと「押さえなくちゃ!何とかしなきゃ!」と行く気持ちが働き、

  「吸い込み」が完全に意識から離れ、「我」にすり替わる様です。

  これを解決する歩みと「合気」に向き合う姿勢は似ている気がします。

  そこで、進め方を以下の様に押さえて、

  短い時間でしたが、感じて頂ける様にやってみました。

  ① 先生や上級者が「我を出さず」に掛ける技をよく体感する。

     その雰囲気や心持、身体に入って来る力や感覚をよく味わう。

     自分とモデルとの差、

     上手く行った時と行かなかった時の差を

     自分の「呼吸感」から感じて行く。

  ② その上で、「力まなくていいんだ」と言う認識や信念を徐々に積み重ね、作って行く。

     具体的には、ハード面は「呼吸による脱力」とその為の「必要十分条件」の構築、

     ソフト面は、「力まない気持ちや発想」を自分の中に組み立てて行く。

  ③ 相対稽古や道具を使った稽古を鏡とし、

    a. 自分の現状把握
    b. 自分に足りない要素の確認
    c. 足りないものを補う
       c-1 ショップエイド(独自の)稽古法の創出
       c-2 発想の転換

    d. 結果検証、次のステップへ
       「合気的発想・身体」へと転換・ブレイクスルーして行く。

  以上を意識してみました。

 稽古としてはとてもシンプルなものになりましたが、

 一番のソースでもあり、難しかったですね。

 でも、愉しくやって頂けた様でほっとしました。

 おひとりおひとりに出来うる限り身体で表現し、体感で補足させて頂きました。

 終わった段階で内股がぷるぷるガクガクになったのが印象的です。

 勝負をかけなきゃ分からないと言うことですね。

 長年悩み、苦悶して来たことにようやく答えが訪れました。

 「ブレイクスルー」...後は、それを身に付けて行くのみです。

 かなり纏まり、勉強になりました。ありがとうございました。

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-09-07 12:30 | バランス運動療法・調整法