「自分とじっくり向き合う」

 長年、私が分からなかったものに南拳や唐手の「三戦」があります。

 「なぜ、あんなに内股にするのだろう?」を皮切りに、

 見かける風景は体をガチガチに固め、そこをボコボコ叩く。

 しかし、王郷斎先生は創始した意拳にその要素を取り入れているとのことですし、

 上地流も南拳の「半硬軟」と称する技から発展したとのこと。

 絶対、私に観えていない真理があるに違いないと思っていました。

 しばらくして、「鉄のシャツを着る」と言う「鉄布衫功」を知ったことで、

 その名前のイメージと異なり、

 「パッキン呼吸」で「体の内圧」と「張力」を作る「内功」だろうと推測出来ました。

 ただ、この功が下半身を「ガニ股」にし、体を「大きな樽」の様に作るので、

 「三戦」と方向性が異なり、「呼吸法」とも合わず、

 K野先生の仰る観点じゃないかな?と思っていました。

 その辺を「紐解き呼吸法」で紐解いて頂けた気がします。

 「腹直筋」や「うなじ筋」を伸ばし、「薄筋」や「振袖」を効かせる。

 その為に「内股気味」で、かつ体に「樽」ではなく「箍(たが)」を設けて行く。

 「三戦」に古人の工夫や意図したことの深さを感じました。


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 この「三戦風」の観点から、

 顎が出たり、お腹を固めたり、ガニ股だったり...自分の癖が良く理解出来ました。

 そんな癖だったから余計かもしれません。

 また、如何に、心や体を固めて呼吸していたかに気付きました。

 目標や結果を求め「いざ!」...そう思うと途端に固まります。

 呼吸を通じ、もっと繊細、丁寧に、自分を観察する必要があります。

 「自分の内を見ながら、同時に俯瞰する」

 難しいことではありますが、ここまで来たら腰を据え、

 じっくり自分と向き合い続けることだと思えました。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂  
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by cute-qp | 2014-05-19 00:30