「衛気と膜呼吸」

 アレルギー体質にも関わらず、

 今年は、色々、準備したお陰で無難に春を過ごせた...

 かに、思っていましたらGW中旬頃から「気管支ぜんそく」になりました。

 昼夜の温度差などが原因だったのかもしれません。

 寝具や服装に気を配った積りでしたが、「冷え」で陰虚になった気がします。

 夜になると咳が止まらず、体が固まり、呼吸するのも辛い。

 「張力」が上手く作れないので、なかなかに困りました。

 今にして思えば、これが「伸張」を再確認する大きな切っ掛けになった様に思います。

 「陽経」を動かす「陰経」に力がない。

 「伸筋」を動かす「屈筋」の伸張性や柔軟性がない。

 どうしたものか?糸口を見つけるのに時間が掛ったのですが、

 鏡に観る自分の姿に、

 ふと「衛気」と「営気」にイメージが行き当たりました。

 この動きが悪く、偏在している「衛気」から働きかけられないものか?と思ったのです。

 かつて、鍼の先生が「衛気から営気に働きかける」と仰っていたことや

 気功における経絡や気のお話をお伺いしたことに繋がったのかもしれません。

 「衛気を動かせる呼吸とは何ぞや?」をテーマに取り組んでみました。

 カチカチなので指一本をリラックスして動かす...そこからのスタート。

 すると指の使い方・意識一つで「衛気が動く・動かない」があることに気付きました。

 これを全身に確認、繋いで行くことにしました。

 ベースは「体操」や「太極棒」です。

 「衛気」が通った場所は、リラックスし、呼吸と意識が通り始め、「伸張」を取り戻します。

 面白かったのは、あれだけカチカチで意識出来なかった部位、

 その「内の空間」だけでなく、「外の空間」も同時に意識出来ること。

 「皮膚」や「衛気」が人間と空間を繋ぐ、一種の「膜」だからでしょうか?

 呼吸が辛いこともありましたが、「膜(粘膜)呼吸」と言う発想で「聞香」もしてみました。

 良い香木を頂戴していたこともありましたが、

 随分、体が緩み、衛気についての感覚も非常に勉強になりました。

 今回は「冷え」が原因と見たので「温熱」を併用したことも良かった様に思います。

 随分と快方に向かっています。


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 正しいかは分かりませんが、

 「衛気」と言うイメージや視点を持ってから、伸張やベクトルの捉え方が変わりました。

 「ものの力学」と言うより、「生き物の勢い」を観る感じです。

 その「勢い」を観察・活用・表現する訳ですから、

 今までと「ものの見方」が根底から変わった気がします。

 ほんと面白いです。
 

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂   
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by cute-qp | 2014-05-12 00:00