「呼吸とロッキングチェア」

 「定歩(その場)」で行う「体操」などでは、その本質が見落とされがちですが、

 「歩法」など、状況に応じ「重心移動」しながら、適宜「芯出し」する運動にあって、

 「ロッキングチェア」がとても大事だと感じさせられます。

 それは「屈伸」などによる、単なる「シーソー・振り子運動」ではありません。

 何故、「歩法」は「無足(蹴らない)」で行えるのでしょう?

 それは、下半身を中心にベクトルを形成し、

 その相対性を更に「重力」と関連付け、

 「釣り合い」で「芯」を立てたり、

 「不釣り合い」を引き出して移動したりする為です。

 この「力」は「透明」で観えません。

 だから、昔の人は「無足」と称したのでしょう。

 「観えない力」は「自らの芯」となり、

 その「呼吸の力や質」に応じ、

 「足底」から「西江水」へと湧き出て、

 「芯」を支えるベクトル(「身勢(二星・嶺谷)」)を形成しながら全身を貫き、

 そのバランスを都度、変化・位相(「立替」)させます。

 「呼吸」と「ロッキングチェア」がその起点・基本なんでしょうね。

 「剣」や「相対稽古」は、その「観えない力」を感じさせてくれる練習です。

 それを「呼吸」と「ロッキングチェア」でどう表現して行くか?

 「体操」や「歩法」、「剣メニュー」にそのヒントがあると思われます。

 試しに、「体操」を全て「呼吸」と「ロッキングチェア」の視点で観て行って下さい。

 各メニューの求める事柄と、

 全体的に目指す所が観えて来るはずです。

 「ロッキングチェア」が腑に落ちず、

 「立替」や「ベクトル」は分かり様がありません。

 表現したい側面が異なるだけで、全て同じですから。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2014-04-10 02:00 | バランス運動療法・調整法