「肚ネットワーク」

 代行リレー以来、ずっと「歩法」、特に「鉄球運び」に取り組んでいます。

 いろいろ課題はあるのですが、

 どうしてもこれだけしっくりこない、納得できない感があったのです。

 途中、自分のお腹の硬さに気付き、「肚」を垣間見たり、

 「形意拳ダンス」の様な「アルゼンチンタンゴ」に出会ったりして、

 徐々に、足から「肚」に繋がる感覚を得ている所です。

 「そうか、〇の花、足版か」と思いました。

 「定歩(その場で動く)」で行う、「ロッキングチェア」と異なり、

 「活歩(歩きながら動く)」は、とっつき難かったのですが、

 誤魔化しが効かない分、

 伸びたお腹で、「肚」と繋げる感覚で歩くと凄く練習になります。

 その感覚を元に、「全身あやとり呼吸法」や「全身〇の花」を練習中です。

 どの部分からも「肚」と繋がり、感じられる身体を作ろうと思います。

 (苦労の過程)
 「成長期!?」
 「図形感覚」
 「共通原理と文化」


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 今日も平田内蔵吉先生の資料を引用・ご紹介致します ⇓ 

 人体の全体的中心は、前では臍と恥骨との等分点であり、後では、第一二胸椎と仙骨末
端との等分点である。(第四―五腰椎間)。横では腸骨側面の中心である。

 この三中心の中心は下腹の内部中心になって、そこから手足の末端までは正常なる人
では等距離である。

 そこには、迷走神経と骨盤神経と、交感神経の最も複雑な交錯かある。また腹部毛細血
管も、この部に最も緻密に分布している。

 外には動物性神経が最も強く発達しているところで、内外共に臍下丹田から、腰にかけ
ての部位が全身神経及び血管の末梢の中心になっている。

 ちょっと考えると神経の中心は脳髄であり、血管の中心は心臓であるように考えるであろ
う。

 しかし、それは人間だけを見て、自然を観ないことから起る間違いである。人間と自然と
の連絡部こそ真の中心である。

 人間はその中心に於て自然とかかわっているのである。

 その意味に於て、自然と連続して考え、自然と連続して感じ、自然と連続して行動するた
めには、臍下丹田を徹底的に鍛練しなければならない。

 臍下丹田の鍛練というのは、しかし、只腹を固くすることではない。

 腹を固くすればかえって腹は弱ってくる。

 本当の丹田鍛練法は、先づ、全身の経状練(編者註-経絡のこと)、帯状練(帯状反応
部位の境界線)を総合的に統制して、臍下丹田に於て全身の平衡を採るように鍛練する
ことと、次に屈線の運動時は腹部に、伸線の運動の時には腰に、うんと気合の篭る練習
をすることである。

 また第三には、臍下丹田と腰には力を入れれば鉄よりも固く、力を抜けば線よりも軟く
することが必要である。

 第四に、腰に力の入ったときは、足首、膝、肋骨下総、首、肩、肘、手首がしっかりと伸
びること、腹に力が入るときは、肩、首、鳩尾の力はすっかり抜け、腰、膝、足首だけはし
っかり固定していることの練習が必要である。

 第五に、両方の場合を通じて、眼は、ぱっと見開いて空間を見て、一ケ所に視点を定め
ないで、しかも眼を動かさぬ練習が必要である。

 またこの際、唇はしっかり結んでいる。

 以上の練習が出来れば、吾々の心身の中心はしっかりと定まる。

 この中心の定まっていない人は、心も身体もたえずぐらぐらしていて、心身共に、病む
に到る。

 心と身体とを綜合発展せしめる中心は、実に臍下丹田である。

 吾々は真の新陳代謝をもこの臍下丹田に於てなすことが出来る。血液の新陳代謝は
肺でもなされるけれども、腹部の全静脈毛細管が、横隔膜の圧下によって完全に心臓
に静脈血を運流して、始めて肺における呼吸作用も意味を生じてくるのである。

 吾々は自然と吾々入間とを連ねる中心としての丹田を体験しなければならない。気力
ここに湧き、精力此処に興り、真気此処に従い、精気ここよりはとばしるのである。また
部分的にもわれわれは中心を認め得る。


 (関連)
 「呼吸で内からのびのびと」
 平田内蔵吉先生に学ぶ (1)
 平田内蔵吉先生に学ぶ (2)

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2013-11-09 00:00 | バランス運動療法・調整法