「呼吸力丹錬中」

 笛の先生のご縁で頂いた笛2本。

 1本は、響き重視(遠心力)。「野武士」の様な豪快さがある。

 もう一本は、芯のある音色重視(求心力)。「雅」な華やかさがある。

 その両方を先生が「フルスロットル」な調整に設定。

 それを一曲毎に持ち替える指令。

 曲に入るどころか、ロングトーンすら満足出来なくなる。

 2か月頑張ったけど、息も絶え絶え。

 これ本当に鳴るの!?

 先生にお願いし、その両方を吹いて頂く。

 見事に、それぞれの特徴全開で鳴る。

 予想もしない、聞いたことのない音。

 ただただ、恐れ入る。

 「そう鳴るんだ~」...感じた途端、自分の中で響くものがあり、入口が分かる。

 勿論、先生の様には吹けないが、余裕で鳴る。

 「感じさせて頂ける」と言うことは、最大の教えだと改めて思う。

 何事も、もっともっと全身全霊感じよう。


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 「生楽器は一本一本個性が異なる、大事なのはどんな笛でも吹ける力」

 「ポテンシャルの高い笛は、その長所をどこまでも生かせ、

 低い笛は、そのポテンシャルを底上げする力」

 それには、もっと「顎や頬、唇から全身の力を抜き、肚を利かせ、口内体積を全開に」

 ...試行錯誤するも、そう簡単に力は抜けない。

 こんなにも硬い、自分の顎や身体、そして、頭蓋骨や口の中の広さ...

 笛を学ぶまで意識すらしたことがなかった。

 悩む私に、先生曰く、

 「どれを吹こうと中身(原理)は同じ。でも、吹き手の身体と笛の特徴はおのおの違う。

 要は、呼吸と脱力、柔軟な心身。その為の工夫と努力」

 龍笛は正に、呼吸力の丹錬だ。

 良いご縁を頂けたと想う。


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 そばで観ておられた高弟さん曰く、

 「何故、M岡さんだけ、こんな笛にこんな課題なんですか?」

 先生曰く、「M岡君も私も普通じゃ面白くないから...」

 入門以来、そんなこと言った覚えはありません。

 でも、その通りです。

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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2013-09-07 00:00 | バランス運動療法・調整法