「よぶん」

 自分の成長モデルとして、様々な人の笛の音色を聞いて来た。

 その内、以前から気になっていた音がある。

 「正音」でも「倍音」でもない、何とも言えない音。

 凄く味わいがある。

 例えて言えば...

 風の強い日の隙間風の音。

 汽笛?

 潮風の音?

 息吹?

 笛に拘らない、S先生の音色に聞こえるので楽器の特性ではない。

 うちの先生の奏法にないものなので、意を決して聞いてみると、

 「昔、年配の先生に”ムライキ”と言うのを聞いたことがある」

 「”尺八”などに良く使われる音とその奏法ではないか?」とのこと。

 調べると「カザイキ」とも呼ばれる奏法らしい。

 西洋音楽では「非音」で「×」...でも、日本人の好きな音らしい。

 どうしたら、出せるのですか?とお聞きすると、

 原理・物理的には「音にならない息を追加する」、

 具体的には「笛口から漏れる息を追加する」 

 すると、通常の笛以上に息が必要な私の笛に、

 更に、「こぼれる、余分な息」を吹き込む必要がある。

 その体と奏法を編み出せと言う事になる。

 やりたかったら、頑張りなさい...。

 久々に「くらくら」

 「鼻血」が出る。

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 「リード」のない、「エア・リード楽器」は、そもそも簡単に音が鳴らない。

 それは、「呼吸力」により「無限の可能性」があることの証明でもある。

 考えてみれば、「余分」が「技術」となり、この「無限の可能性」を示唆する。

 丁度、7段階呼吸法を見直していた最中なので、面白くなる。

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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2013-07-06 00:00