「かんじゅ」

 私には印象深い曾祖父がいます。

 詳しい話を知ったのは30を過ぎ。

 田舎の倉庫を掃除していて、私が写真を見つけました。

 そこには袈裟姿の僧侶。

 父から曾祖父と聞きました。

 何でも、仏事の傍ら、困った人に整骨や鍼灸をしていたとか。

 父も骨折や捻挫をした時、処置して貰ったそうです。

 彼の生まれ育った家が整骨や鍼灸を生業としていて、

 そこで技術を身に付けた模様。

 大峰山の奥掛けで先達をしたりして、

 とうとう晩年、僧侶に。

 身に付けた技術を「人のお役に立てれば」と使った様です。

 その写真をたまたま私が見付け出した形になりました。

 プロになる前後の話だったので、

 胸にじ~んと来ました。

 父も「そう来るか~」と感無量。

 彼と立場も考え方も異なるであろう私ですが、

 時代を経て、響いて来る「志」を大切にしたいと思います。

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 話は変わり、柔術活法研究会のお話。

 「正骨範」は、資料だけで分かり難いものも沢山あります。

 どう勉強して行くかが、課題でした。

 そこで、私は「子法」から整復の「対象」と「目的」を知り、

 「整復のイメージ」を組み上げる作る様にしています。

 「子法」とは、二宮彦可が学んだ「母法」に工夫と改良を加えたもの。

 それでも、「柔術」の素養がないと解けないものでした。

 これが「母法」になると...「目的は分かるんだけど、何故、そうなの?」と言うものも。

 でも、良く見て行くと「そうするバランス」とか「事情」があり、

 それを上手く絵にしている。

 雰囲気があるんですね。

 著者の伝えようとする、その「響き」と言うか、「かざ」を感じた時、ピンと来ます。

 「これって、あの技、あの取り方に通じる」って。

 凄く勉強になります。


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 バランス☆運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2013-07-01 02:00 | バランス運動療法・調整法