「オウギ拝受」

 昨夜、K野先生と「扇使い」についてお話する。

 扇の持ち方(手の内)や重み、扇面、骨を上手く使うことで、

 手の奥深い使いから、体使いまで見えて来るものがある。

 舞踊の切り口から「身勢」がそれとなく整ってくる。

 道具から学べることは沢山ある。

 帰宅し、早速、扇を使う。

 持っているのは仕舞(能楽)用。

 扇面が大きく、重さも重い。

 扇自身をひらひらさせず、体の上下開閉を用いる為、和的な基本動作が分かり易い。

 反面、手首は決めたままなので、花やかな手の表現は少ない。

 男性的とも言える。

 朝を待ち、実家へ。

 日舞用扇を借りるためだ。

 日舞の扇は仕舞用より小ぶりで軽く、良いものはバランスが抜群!

 手首や指とのバランスが非常に感じ易い。

 扇を動的なバランスで使える様出来ている。

 ついで、母に日舞の扇使いを聞く。

 仕舞と比べ、何となく女性的。

 「ぶっきよ~やね~」母はつぶやく。

 「だ・か・ら~れんしゅうすんのよ~ん」

 剣とはまた一味異なった「嶺・谷」や「点・線・面・螺旋」、

 そして、「呼吸・浮揚感」が面白い。

 ちなみに、その辺の「扇」と比べる。

 話にならない。

 扇のスタイル、職人さんの作りには大きな意味がある。

 「オウギ」が詰まっている。
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          向かって左が日舞練習用。中央、右が仕舞用(観世流)。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2012-04-06 00:00 | バランス運動療法・調整法