「いろいろ体験してみる」

 仲間内でプラ管(龍笛)を買う人が数名出る。

 じゃ、体験講座企画しましょか!?

 先生にお願いし、先日、実施。

 雅楽の概要から龍笛体験(音出し)、先生の演奏と盛り沢山な内容となる。

 音出しに皆、悪戦苦闘。

 ふふふ。そんなに簡単ではないのだよ。

 面白かったのは、音にならない音にも個性があること。

 どれひとつ同じドはなく、それぞれの「味」がある。

 また、音が出るまでの、個々人の取り組みや過程が面白い。

 後日、先生と話すが、音から適性や性格を感じとれる。

 例えば、天性の音色を持つが、じぶんに気付いおらず、踏み込みの弱い人。

 賢く感覚的。でも、見通せる分、浅い所で判断し、深い所には来ない人。

 とても真面目。器用ではないが、コツコツ積み重ね、年々、着実に上手くなる人。

 一生懸命でガチガチ。だけど、年齢や年数を重ね、深く、味わいを増す人。

 いろいろ。

 企画してなんだが、正直、「龍笛」に拘る必要はないと思っている。

 また、同じ山でも登り方は違うから、比べても仕方がない。

 ただ、どうやったら、適性や個性、興味を伸ばす「ヒント」が出せるかな?と想う。

 良いもの・機会があれば、企画・立案し、

 様々な交流の中から良いものが生まれて行けばと想う。

 その試みが「知識を増やす方向」ではなく、「じぶんの本分に返り、向き合う方向」なら上々。

 龍笛の先生に心より感謝致します。

 曲は「合歓塩」から「輪鼓褌脱(りんここだつ)」を経て「還城楽(げんじょうらく)」へ。 

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂



 「輪鼓褌脱」(臨胡褌脱、臨湖褌脱)

  太食調。「褌脱」の「褌」は「渾」の字を当てることもある。

  舞は絶えてしまったが、源順の説によれば、輪鼓(りゅうご)という鼓の形をしたものを糸の
 ついた2本の棒で操る遊戯の伴奏曲であるという。

  催馬楽の「安波戸」に曲があったが、歌の方は絶える。記録には「剣気褌脱」「輪鼓褌脱」
 と角調の「曹娘褌脱」の3曲が残されているが、「剣気褌脱」「輪鼓褌脱」の2曲が残されてい
 る。

  「太鼓を中心に、輪になり、褌を脱いで踊る」との、「そのままやん」な解説もあり、その方
 が吹いていて曲想としっくり来る...吹いていて、正に、その風景が頭を駆け巡り、噴き出す。

  とても愉しい曲。ぜひ、「剣を振りまわし、褌脱いで踊る」も吹いてみたい。

 「還城楽」(見蛇楽、還京楽)

  太食調。

  中国唐の玄宗が兵を挙げ、韋后を討って京師に還ったときにこの曲が作られたとか、蛇を
 好んで食べる西夷の人が蛇を捕らえて喜び舞う姿を模倣してこの舞が作られたとか、様々な
 説がある。

  舞人は、頬と顎の動く赤色の恐ろしい顔の面をつけ、還城楽用の別装束(赤色裲襠装束)
 で、右手に桴(ばち)を持って舞う。

  舞の途中で、蛇持(管方の末席の者)が木製のとぐろを巻いてかま首を持ち上げた蛇を扇に
 乗せて登台し、舞台の中央に置いていく。舞人はこれを見つけて、飛び上がって喜ぶ振りが
 ある。

  舞の後半はこの蛇を左手で捕らえて舞い続ける。この舞には、左方舞と右方舞の2種類あ
 り、左方舞で舞うときは夜多羅拍子で舞う。童舞として舞われることもある。

  個人的な感想だが、「太食調」の曲には、「褌脱いで踊る」やら「蛇みつけてラッキー」やら
 「小躍り」する「ファンキーな西南の人」が浮かぶイメージの曲が幾つかある。

  調性は平調と同じだが、より大らかな感じだ。
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by cute-qp | 2011-11-29 00:00 | 温故知新