「余裕」

 笛の先生曰く、「そろそろ、”引き”を覚える時期ですね」。

 今まで、とにかく「思いっ切り吹く」ことが課題。

 最近、学びに「表現」が沢山入る様になってくる。

 まず、思いっ切り吹ける様にする。

 その上で「引ける」様にする。

 ただ「引く」と失速する。

 芯を通し、「水平飛行」を維持しながら、「押し引き」で緩急をつけて行く。

 その為、「ただの思いっ切り」から「どの状況でも臨界点を伸ばせる」練習が必要となる。

 正確に、かつ、どんどん臨界点を伸ばして行く。

 伸ばし尽くし、心と体に「余裕」を持てる様にする。

 「余裕」があって、初めて本当の意味での「押しと引き」が生まれる。

 「余裕分」が「表現の味」とか「技の切れ」となる。

 聞く人が「心地良い」と感じるのは、その「余裕の幅」。

 見る人が「落ち着く」のは、平然と見える「余裕の様」。

 再び大きな関門に入る。

 練習メニューを早速、大改編。

 いろいろ試す。

 お借りした「高麗(こま)笛」も練習。

 どんどん「呼吸法」と繋がって行く。

 曲は、「三台塩急」から「老君子(ろうくんし)」へ。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂



 「老君子」

  郎君子とも言う。

  唐の時代、男子の誕生の時に演奏され、わが国では天皇の六十の賀宴の退出の音楽と
 して演奏された。

 「高麗笛」

  高麗笛は狛笛とも表記し、雅楽の演奏においては「高麗楽・右方舞」「東遊」等に用いられ、
 器楽演奏においては篳篥と同じく旋律を担当。

  平安時代では高麗笛とは別に東遊の笛(中管)というものがあり、東遊の演奏時にはそれを
 用いていた。

  構造は龍笛と同じだが、龍笛に比べると、小さくて細身の横笛。そのため音は鋭く高く、とて
 もクリアで、龍笛よりも長二度高音にずらせた音域をもっている。
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by cute-qp | 2011-11-15 00:00 | 温故知新