「道具」

 「道具探し」や「道具選び」、「道具の手入れ」は愉しい。

 「筆」や「木刀」、「スイムウェア」、「CD」など。

 「このひとつ」...に出会うため、どれ程手間暇かけただろう。

 その過程がまた愉しいのだけど。 

 「真剣」など、簡単に買えないものは、何年にも渡りお店に脚を運び、道具と触れあう。

 運ぶ内、「素人」だったのが、段々と区別・分別が付き始める。

 その内、買うべきものがイメージでき、あとは「ご縁」。

 そう言えば、龍笛の本管の場合、今のを作って頂く(「育ててくれる道具を持つ」)前後、

 京都・奈良・三重・島根の製作者を回り歩き、沢山吹かせて貰う。

 買えるかは別として、数万円から数百万円の笛を吹く。

 残念ながら、すべて「笛以前」だった。

 需要が少ない。

 材料がない。

 作り手も少なく、その上、作者が「笛」を知らない(吹けない)。

 こんな状態だから仕方もない。

 にしても、人間国宝のY氏最高級品が上っ面で「ぴ~ひゃら」なのにびっくり。

 「商売」だとしても、作者がそれで「良い」と思っている。

 それをお客さんが「良い」と刷り込まれる...残念なことだ。

 すべからく、商品には「価格帯」があり、それに従い「価値」が異なるのは自然。

 しかし、良いものとの「ご縁」には「価格」に限らないモノがある。

 それは欲する人の「手間暇」と「研究心」ではないか?と想う。

 「道具探し」や「良い道具を扱う」ことはじぶんを育ててくれる。

 「ご縁に生かされている」と想う。

 ありがたいと想う。

 だから、ご質問を受け、何かをお話したり、おススメする時、

 その「入り口」や「切っ掛け」、「方法論」をご提示する。

 「ご縁」は「回り持ち」。

 そこからは「ご本人次第」。

 曲は「北庭楽」(じぶんを深める)から「新羅陵王急(しんらりょうおうのきゅう)」へ。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「ベースはセルフコーチング」
 「まなび3段活用」
 「道の歩き方」
 「じぶんの教科書を作る」



 円長楽、陪臚急にこの曲を当てる。

 唐楽、壱越調。もとは沙陀調の曲で、急だけあり、双調に移調されている。弘仁年間(810
~823)勅により左衛門府が古楽とした。
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by cute-qp | 2011-11-02 00:00