「じぶんの教科書を作る」

 先日、落語家の対談をみる。

 修業期間は「じぶんの教科書を作る期間」だという。

 正に。

 まず、師を選ぶことが大切。

 数年かけ、吟味すべきと思う。

 師事のあかつきには、真似から始める。

 そして次第に、師をヒントとし、じぶんなりを工夫して行く。

 師とじぶんは個性や経歴、嗜好(志向)も異なる。

 「じぶん」が分かるのはやっぱり「じぶん」でしかない。

 だから「じぶんの教科書を作る」。

 先日の龍笛の件も正にそう(「力抜きの技術」)。

 笛を吹く時、ある人は「下唇を出せ」と言い、また、ある人は「上唇をかぶせろ」と言う。

 正誤をさておき、人それぞれに骨格や唇が違うから表現が正反対もおかしくない。

 いろいろやってみた。

 ちなみに、私の先生は唇がとても薄く上唇が大きい。

 私は普通サイズだが、下唇が大きい。

 当たり前だが頭蓋骨や顎の形状も違う。

 そこで、「龍笛が鳴る」とは

 「どんな響きか?」

 「どんな音色か?」

 「どんな身勢か?」

 「どんな心境か?」

 常に、イメージし続けた。

 そうする内、上手く呼吸法と繋がり、閃く。

 骨格は違うが自然と同じ様な口の形になる。

 「(指を指し)それ」と伺う。

 こ~んなことするんだと想う。

 口じゃ伝えられないよなぁ~。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2011-09-15 00:00