「門前の笛吹き小僧」

 「鶏徳」を終え、「賀殿急」を学ぶ。

 笛を吹くことに少し慣れてきた。

 せっかくだから、笛譜とCDを使い、知らない曲もどんどん吹いている。

 雅楽はシンプル。お決まりのメロディーも多い。

 「とりあえず」音をつらねることは出来る。

 しかし、表現にまでとても至らない。

 でも!面白いから、やってみるべしと思う。

 最近の気付きは、1つの音にも5,6種類の音色の使い分けがあること。

 楽器がシンプルな分、ドとレの間にも無限の音色が存在する。

 そこに、音の明暗・強弱・長短・間・拍子がつく。

 五線譜にしようがないし、表現力が必要。

 その「表現」を生かすため、雅楽は難しさに人が進歩する方向で発達した。

 車でいえば、マニュアル車やスポーツカー?

 一方、西洋音楽は楽器や譜面が進化し、身近で使いやすいものになった。

 オートマティック車やファミリーカー?

 どちらにも得手不得手がある。

 そういえば、折に触れ、先生の体を調整させて頂く。

 「お陰で、地獄の練習会で舞楽譜本を吹き通せた」とお喜び頂いた。

 確かに、調整後は音の響きや意識の広がりが変わる。

 しかし、舞楽の譜本を通すと12時間ほどかかる。
 
 正に地獄。どんだけ練習するの。

 じぶんは「門前の小僧」で良いと思う。

バランス運動療法(Balance Movement Therapy)春風堂♪

(参考)

 「笛吹き童子」
 「いろいろな一歩をイメージする」



 嘉殿楽、また甘泉楽・含泉楽とも呼ばれる。
 
 現在では新築祝いなどで演奏されるが、楽曲の由来とは関係はなし。
 
 原曲は唐楽。
 
 遣唐使であった藤原貞敏は、唐の琵琶の名手、廉承武(れんしょうぶ)に琵琶の教えを受け
、「賀殿」の琵琶の譜を日本に持ち帰った。

 その琵琶譜から和邇部太田麿が笛の譜を作り、勅令で、林真倉(直倉)が舞を作った(伝)。
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by cute-qp | 2011-05-31 00:00