「こころはかたちを求め、かたちはこころを進める」

 笛の練習は氏神さんの境内ですることもある。

 ふと、神主さんの「凛」とした立ち居振る舞いが目に留まる。

 普段、あまりシャキーンとしたタイプじゃない。

 それが烏帽子と装束を着、笏(しゃく)を持つと変身する。

 礼装や装身具にはふか~い意味や智恵がある様だ。
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 阿闍梨さんは日常レベルからシャキーンだ。

 満行後もそれは変わらない。

 あの不思議な形の笠についてお聞きしたことがある。

 かぶり様が難しく、少しでも意識や姿勢を崩すととてもみっともない様子になるんだとか。

 様々なシステムや段階を通じ、常に自分を意識させられ、行するわけだ。
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 能楽で宗家の子息しか演じない演目がある。

 その衣装だが、龍の冠などは前からの見栄えが悪く、とても不思議。
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 ちょうど、モヒカン?ウルトラマン?状態だ。

 しかし、そこに、重心感覚を養う仕組の一端がある。

 初めの入口が違う。そんなのあり~と想う。

 つらつらみて、和の文化は型の文化だと思う。

 「こころはかたちを求め、かたちはこころを進める」。

 その辺を意識して稽古したい。

バランス運動療法(Balance Movement Therapy)春風堂♪

(参考)
 「息と間の稽古」
 「組み立ての練習」
 「ありがたく、まねている」
 「鳥飼い間(ひ)ぎり」
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by cute-qp | 2011-04-16 00:00