「なぜ、呼吸なのか?」

「考えない練習」 小池龍之介著より引用致します↓。

 大事なことはやり方ではなく、そこに意識を向けることだと考えています。

 たとえば、自分かどういう呼吸をしているのか意識してみましょう。苛立っている時、あるい
は興奮して何かを押しつけようとしている時は、必ず呼吸が浅くなっています。

 リラックスしている時は呼吸が長く深くなっていて、イライラしている時は浅く荒くなって
います。

 そして、座禅をしばらく続けて呼吸といったものを意識するようにしていると、そのうち、
自分が普段どれだけ浅い呼吸をしていたかに気がつくようになります。

 話している時、食事をしている時、仕事をしている時。

 意識していますと、イライラしている時や自慢話かしようとしている時、とても浅い呼吸に
なっていることに気がついて、こんな苦しいことはやっていられない、とハッと気がつくので
す。苦しさを感じると、心が自動的にきちんとした呼吸に補正してくれます。

 人は自分の姿を認知すると、変わらざるを得ません。
 話し方がおかしいことがわかると、話し方が変わります。
 自分の心の歪みがわかると、心の持ちようが変わります。
 浅い呼吸の違和感を認知することで、呼吸が変化してゆぎます。

 きちんとした呼吸に戻して楽な状態に戻ると、その呼吸と結びついていた嫌な感情や煩悩
は流れ、自慢話がしたいという感じや、なじりたいという感情が薄まってきます。

 いま自分がどんな感情を抱いているかを、日常生活の中で、呼吸を通じてチェックする練習
をしていますと、次第に自分の感情に気がつきやすくなります。

 相手の顔色や態度を観察するのと同じように、自分の呼吸を通して、自分の心の方向性を
決めるシグナルに気がつくようになりましょう。気がつけば、自然に、苦しい呼吸は直され、
呼吸と心が連動していくことでしょう。

 ↑以上、引用終わり。

 面白いことに、毎日、笛を練習していても音は一定ではない。

 自分の気持ちや身体がこんなにも日々、変化しているのだと気付く。

 そして、その取り組み方は様々あるが、大切なのは自分を意識し、整えることだと気付かさ
れる。

 「なぜ、呼吸なのか?(センタリング、バランス運動なのか?)」その意味がそこにある。

 今更ながら、でも、そう思えたことは大きな出来事だった。
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バランス運動療法(Balance Movement Therapy)春風堂♪
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by cute-qp | 2011-04-06 00:00 | バランス運動療法・調整法