「自分が響く」

 「笛が教えてくれたこと」でお話しました龍笛体験で「プラスティック製の笛」を頂きました。

 せっかく貴重な体験をさせて頂き、笛まで頂戴したので、公園で30分程練習しているのです
が、自分の課題を練習する上で良い先生になっています。

 先ず、面白かったのは、「縦笛」だと肋骨や横隔膜を落とし、鳩尾を折って息を吐く事も可能
なのですが、横笛は息が真っ直ぐ進まない為、肋骨を締めて横隔膜を上げ、ゆっくり吐いて行
かないと音が鳴りません。

 また、リード楽器ではない分、唇を引きしめ、紙テープを吐き出す様に帯状の息を出す事で
初めて音が鳴る様で、余り綺麗な表現ではありませんが、肛門から唇(意識は頭頂まで)まで
「自分の内側の管を意識し、身体を引き締め」、呼吸で「エアリード」を作る感じです。

 「自分が笛になり、響く」イメージでしょうか?

 そして、その「エアリード」を作る為、口で吹くのですが「鼻呼吸」が出来ないと上手く
リードが作り出せません。

 「鼻で吸って・吸って・保息し・ゆっくり細く鼻で吐く」がとても大切。

 ちなみに、そのイメージで患者さんを拝見すると「お身体の響き方」と「補正の仕方」が
何となく見えて来るのが興味深いです。

 さて...そんな風に、色々、感じ、試しながら、笛の練習としては...

 ・1つ1つの音を正確に出す。
 ・ロングトーンにする。
 ・和(ふくら:普通の音)と責(セメ:1オクターブ上の音)を正確に出す。

 をひたすら行っています。

 剣の上げ下げと同じだと思います。

 練習は、毎回、姿勢を取るのも緊張しますし、音も上手く出せません。

 なので、練習の度、公園でリラックスできそうな場所を見つけ、「大らか前向き」な気分を
保ちながら、呼吸法や治療、笛を鳴らす上での「必要条件」と、それを満たす「十分条件」を
1つ1つ照らし合わせ練習しています。

 半ば諦め、疲れて力が抜け、感覚が一致するまで待って、それが臨界に達した時、初めて音
が出て来ますが、もっぱら、それに練習時間の大半を費やしている感じです。

 その状態を何度も身と心に染み込ませて行く感じでしょうか?

 ちょっとずつ音が出る様になって来ました。

 ふと気付くと、毎回、練習が終わる頃、頭上に何匹かの鳥が集まり、鳴いてくれる様になり
ました。

 良い感じです。
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            三十三間堂の迦楼羅王(音は出ているのでしょうか?)

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2011-02-25 00:00 | バランス運動療法・調整法