「目づくり」二題

プロの目

 「散髪」は月に一度の私の愉しみ...気持ちがスッキリします。

 そして、異業種なれど、「どんな風に髪形を作り、お肌のケアをするのか?」、「どうお客様と
愉しくお仕事をさせて頂くか?」を体験出来るのも愉しみで、今ではマスターと色々情報交換
をさせて頂いています。

 そう言えば...初回からセミナーに参加して下さっているSHさんは、その雰囲気や立ち姿、手
の表情から、手に「はさみ」が見えた様な気がし、お訪ねしたら、「元美容師」さんとの事。

 そして、お会いした時から印象的だったのは「感覚の良さ」...しかも、「要領が良い」の
ではなく、2回のセミナーを通じ「見えて、感じる」素地をお持ちと分かりました。

 そこで、SHさんへの「連想ゲーム」は、私も「美容師さん」になってみて、SHさんが「髪形を整
えて行くまでの過程」をイメージしながら進めてみました。

 すると、ヒントを出すイメージがわき易く、SHさんも全身を上手く観察し、1つ1つテーマを
こなして行かれ...その様子は圧巻。

 「一芸に秀でる」とはこう言う事なのかとアシスタント2人と感嘆。

 「目が出来て来ないと始まらない」と痛感。

 「程遠い...頑張ろう」と実感。

背中の目

 2題目は「薔薇色のイストワール」にあった「背中の目」のお話を思い出した体験です。

 今月から「お仕舞」を始めました。

 お稽古は先生が私の前に立ち、同じ方向を向いて能舞台で行われます。

 そして、殆どコチラを振り向かれず、「手の向きが違います」、「足の位置はここです」と
ご指導下さいます。

 「なんで分かるの?」

 一方、その状態で、私には「先生が何をなさっているのか?」良く分かりません。

 洋舞でも、同じ方向を向いて学ぶスタイルがありますが、向かって正面に「鏡」があり、お互
いの姿や動き、ニュアンスを確認出来ます。

 それが出来ない。

 勿論、入門者ですから、改めて正面に向き直り「分解説明」をして下さいます。

 しかし、それでは何となく「生きた雰囲気」が分かり辛い。

 習い方を工夫して行く必要を感じました。

 入門者の私にとって、「スリ足」も「能舞台(空間)」も余りにシンプルで、身も心もまま
ならず、正に「40の幼子」。

 「能楽」では更に「お面」を付け、装束をつける事になるのですね...。

 先生が長年に渡り「自分なりの工夫」して来られた風景を思い巡らせました。 

 そして、「自得」するしかないであろう「背中の目」を体感・自得されたのかもしれません。

 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 人は「学習する」ことのみで「生まれ変わる」
 「歩みにも 深き習の 有るぞかし」
 早速、「仮名縛って」みる
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by cute-qp | 2010-11-30 00:00 | バランス運動療法・調整法