早速、「仮名縛って」みる

● 稽古とは 一より始め 十に行き 十より還る 元のその一

● 知るとのみ 思いながらに 何よりも 知られぬものは 己なりけり


 寒天好きの秘密基地ブログ「仮名縛り」にもありましたが「短歌や俳句といった定型詩
(七五調)」では字数の制限が設けられています。

 しかしながら、その「制限」を上手く生かす事で、ひとつひとつの言葉から響きや拍子が
生まれ、作者と共に詠んでいる歌の風景を今、リアルタイムで共感・体感出来るシステム
である様に思います。

 同じく、東洋の装束は「ノリ巻き」や「軍艦巻き」の様に身体を「梱包」し、暫時、その
「自由」を奪い、拘束するかに思えます。

 しかし、「その中で如何に動くか?」を探求する中で、装束が身体を支え、整え、生かす
事に気付き、古人の智恵に思い至ります。

 「型」や「呼吸力」もそう言うものではないか?と思っております。

 さて...この土曜日は、久々にキチンと道着を着、帯を締め、野袴、足袋を着用してお稽古
に挑みました。

 「コスプレかいな?」との評も無きにしも非ず?でしたが、「帯を使った呼吸法」や「仕舞」
を始めた事も相まって「装束」に助けて貰いながら、学んでみようと思いました。

 早速、ひとつひとつの動作の起点に「吊り合せる(センタリングする)」意識が欠けて
いることに気付きました。

 そうして、動き毎に「芯出し」をしながら、これを「コマ送り」で繋ぐ中で「拍子」と
「息と間」を学び、「歩法やスリ足」の感覚を得る事が出来ました。

 また、日曜は「帯を使った呼吸法」の後、K野先生の「槍」を振らせて頂きました。

 「手の作り」が満足出来ておらず、最初はそれを満足に持つことすら出来ませんでした。

 見かねて先生が手の内を施術して下さり、「槍」の持つ力を映させて頂きました...途端に
、意識や身体の使い方のビジョンが変わり、「意識」、「手の内(労宮)」、「肘・肩使い」
を学びました。

 その後、膝から下半身の調整を練習した際、「槍」の感覚、意識、存在感があったのが非常
に印象的でした。

 そう言えば、「能楽」の名人が薙刀を使って舞う時、虚空の空間に物語を作りつつ、真剣
でないはずの薙刀が真剣の如く空間を切ると聞いたことがあります。

 創意工夫し、一歩一歩歩んで行きたいと思います。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 型で知る「有」と「無」、「自分」
 「中心」と「バランス」
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by cute-qp | 2010-11-15 00:00 | バランス運動療法・調整法