椅子に座って「あくびの稽古」

 先日、K野先生主催の中心塾日曜セミナーにて、センタリング呼吸法 椅子編を実技・解説
させて頂きました。

 普段、プレゼンや舞台に上がっても、殆ど緊張しないタイプの人間なのですが、「K野先生
のお客様」を前にしまして、流石に、少々、緊張しました...が、お客様のお人柄に助けて頂き
ました。

 ありがとうございました。

 さて、この椅子編ですが、「床に寝て」でのレッスンよりも、様々な「設定」や「準備」が
必要です。

 「重力」との関わり方も異なります。

 それだけに、やや、とっつき難い部分があるかもしれません。

 しかしながら、その「とっつき難さ」は私達が「自分の身体に気付き」、「オートマティック
(身体任せ・医者任せ)」から「マニュアル(自己管理)」して行く上での重要な「過程」と
言えるかもしれません。

 丁度、自分では、その過程は覚えていませんが、本能で動いていた「ハイハイの時期」から
「掴まり立ち」、「独り立ち」する...過程に似ている気がしています。

 そう言えば、通常、初心者の方に対してのレッスンは「床に寝た状態」で行います。

 これは、「重力の影響を軽減」し、「リラックスした状況で自己観察・運動」を行う為
です。

 しかしながら、「立位」や「座位」よりも「誤魔化し易い」設定でもあります。

 そこで、「センタリング呼吸法」では「立位」や「座位」、「歩法」、「道具」を持った
レッスンがあり、更に、それは「床でのレッスン」にも応用されます。

 その意味で、椅子編は全部で15あるのですが、日曜セミナーでは初お披露目と言う事も
あり、椅子編の準備として「身体の繋がりを"触って"確かめる」事を意識した5つの 呼吸法と
本編より7つを私の視点でご紹介致しました。

 そして、先ずは、動作を「上手く"形作ろう"」とするのではなく、

 「触って気付く」
 「ちょっと変えてみる」
 「変化を感じる」 


 ところから始めて頂きました。

 ちょっと、身体のどこかを「触る」・「確かめる」動作・意識で呼吸する事で、自分の
「意識出来なかった場所」や「気付かなかった習慣・癖」、「得意・不得意」に気付きます。

 そこをちょっと変えると「意識と身体のベクトルの変化」が「身体や意識の状態の変化」に
繋がる体験をして頂きました。

 実の所は、私はこの椅子編が一番苦手でした。

 誤魔化しが効かず、その上、座る・しゃがむ動作が苦手でしたので。

 しかしながら、これが出来ないと「自己管理」も「施術」も満足できない事に気付き、
「剣術」の練習と共に続けて来ました。

 不器用なので「あっ」と思えるまで3年掛りました。

 そして、今回、皆様に実技・解説する機会を頂きました。

 「自分が作ったものではない」ので自己練習で「追体験」するよりもっとかみ砕いてみる
必要があり、1つ1つの構成や順番などを毎日検証してみました。

 そこで

 「あくびをこら方」が分かり
 「身体の繋がりを"触って"確かめる」ことを繰り返す


 この2点に行きつき、5つと15個、その他が観えて来ました。

 今回はその「ご報告会」の様なものだと思っております。

 当初、やや緊張して呼吸が上手く出来ませんでした。

 でも、ふてぶてしいというか、「その内"あくび"が出るわい」と割り切ってレッスンを続け
させて頂きました。

 そして「あくびの出る頃」に、かなり纏まりました。

 今回の最大の収穫は「腰腹・横隔膜・脳幹」でしょうか。

 更に「剣」や「太極棒」、「ペットボトル」を以て精度を上げて行きたいと思います。

 「あくび(をこらえる)の稽古」は続きます。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「”気づき”のはたらき」
 「過去(パターン)」にとらわれず、「今」を創造する
 「習う」・「覚える」から「感じる」へ
 「呼吸」を介し、「脳と身体のコミュニケーション」を図る 
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by cute-qp | 2010-10-04 16:00 | バランス運動療法・調整法